雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州の遺跡・寺社「63 浜松市中区神田町の雀神社」の2

2011年11月16日 05時28分34秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社「63 浜松市中区神田町の雀神社」の2

 昨日の補足です。

 この雀神社は、説明板で「大雀命」さん、つまり「仁天皇」さんを祭っていますが、日本の神社で、歴代の天皇さんのうち、祭神として祭られているのは、誰と誰でしょうか?

 ぼくの覚えでは、この大雀命さん=仁天皇さんと、八幡信仰と合体したホンダワケ命さん=応神天皇さんの2人だけです。

 ということは、天皇家の始祖神として信仰されたのは,応神天皇さんと仁天皇さんの2人だけでしょうか。

 神武天皇を祭る橿原神宮は、明治23年(1890年)の創建ですから、古代~中世~近世の考察のなかには入りません。

 崇神天皇さんとか、継体天皇さんとか、天智天皇さんとか、天武天皇さんとか「神」になってもおかしくはないと思いますが、なぜか、神社にはならないんですね。

 応神さん、仁さんは、日本で最大の大きさの巨大古墳をつくったというくらいです。

 天皇さんではなくても、菅原道真さんなどは「天神」として日本全土のあちこちで神として祭られています。

 この違いは何でしょう?まだ、解答はありません。もっと深く考えます。