雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 192 映画「月の羊(ひつじ)」をテレビで見ました

2012年02月22日 22時26分02秒 | 本と映像の森
本と映像の森 192 映画「月の羊(ひつじ)」をテレビで見ました

 先週、偶然、つけたテレビでやっていた映画。2000年オーストラリア制作。

 英語の原題は「The Dish」ですから「皿」。「皿」では、あまりにも料理番組みたいで意味不明なので翻訳者が「月の羊」とつけたのでしょう。

 「月の羊」でも意味不明ですけど。

 1969年に初めて月面着陸した「アポロ11号」と地球との通信の重要部分を担ったオーストラリアの小さな、人より羊の多い町、パークスの電波望遠鏡のエンジニア達のドタバタと町の人たちとの人間模様を描いています。

 ボクみたいな天文オタクから言うと、パークスの「皿」=直径64メートルのパラボラ電波望遠鏡さえ写っていれば満足です。

 そして、どこまで実話なのかはわかりませんが、派遣されたNASAの人間と現地の科学者との軋轢とか、更新途中途絶とか、嵐の中での月面中継とか、おもしろいし、人間ドラマとしても、いい作品でした。

 興味があるのは、電波望遠鏡の中の制御・通信室の光景は本物の通信室のそのままなのでしょうか。

 登場人物の数人程度では、望遠鏡を制御するのに、少しメンバーが少なすぎる気もします。




雨宮日記 2月21日(火) 西遠平和行進実行委員会の第1回会議

2012年02月22日 22時20分00秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月21日(火) 西遠平和行進実行委員会の第1回会議

 原水爆禁止西遠平和行進実行委員会の第1回会議がコープ小豆餅店2階の会議室で開かれました。

 今年の役員体制・基本的コース・原爆と人間展の報告と計画・原発問題の取り上げ方など論議し、「原発をやめて自然エネルギーに」などを確認しました。

 新しい人がいると、議論がおもしろいです。



雨宮日記 2月19日(日) 雪が雨に変わる「雨水(うすい)」の日でした

2012年02月22日 22時05分36秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月19日(日) 雪が雨に変わる「雨水(うすい)」の日でした

 猛雪の時期も少し過ぎたのでしょうか。19日は雨はなかったですが、24節気の「雨水」の日でした。「あまみず」と読まないように。「うすい」です。

 天文学的に言うと天球上で太陽が黄経330度を通過する時点です。

  ☆

 図書館へ2人で行き、則子さんは2冊、ボクは9冊借りました。

 「そんなに借りて15日間で読めるの?」と言うので
 「1日1冊を目標にしています」と答えました。

 ついでに図書館のそばの知人宅(自営)に寄って、則子さんの名刺を依頼しました。ボクのメモを忘れてしまったので、彼のアドレスをもらい、家に帰ってから名刺の内容を送信しました。

本と映像の森 191 北森鴻さん著『孔雀狂想曲』集英社、2001年

2012年02月21日 05時22分52秒 | 本と映像の森
本と映像の森 191 北森鴻さん著『孔雀狂想曲』集英社、2001年


 北森鴻さん著『孔雀狂想曲』は、下北沢に店を開く「趣味骨董・雅蘭堂(がらんどう)」の店主で古物商の越名集治(こしなしゅうじ)さんが「活躍」(?)する短編集です。

 目次は以下の通りです。

 ベトナム ジッポー・1967
 ジャンクカメラ・キッズ
 古九谷焼幻化
 孔雀狂想曲
 キリコ・キリコ
 幻・風景
 根付け供養
 人形転生

 北森さんの著作の中では、きまじめな「旗氏」陶子さんや、知性の権化・蓮丈那智さんと違って、どこか飄々として、どこか安心できる越名さんの果たす役割は大きいですね。

 それが屋号の「がらんどう」のゆえんでしょうか。
 
 つまり主体が強烈な陶子さんや那智さんと違って、主体が「がらんどう」で空洞のように見える、越名さんは、実際には、陶子さんや那智さんのような、強烈な主体性が、実はあったのですね。そう思います。

 この連作『孔雀狂想曲』では、越名さんの最高の相棒として、軽妙な女子高校生・長坂安積(あつみ)を配して、最高の漫才のような会話を楽しませてくれます。

 ぼくが、いつも則子さんに言っている「感覚を研ぎ澄ませて」という話です。



 
 

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月20日(月)午後

2012年02月21日 05時16分21秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月20日(月)午後

 2012年(平成24年)2月20日(月)16時18分、快晴(0%)、風あり

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.049 
  最大値 0.052
  最小値 0.047

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.045
  最大値 0.050
  最小値 0.040

 11回目から30回目、20回合計
  平均値 0.047
  最大値 0.052
  最小値 0.040

 

原発ニュース 放射性がれきの焼却受け入れ問題

2012年02月20日 18時18分09秒 | 地震・原発・津波・防災情報

原発ニュース 放射性がれきの焼却受け入れ問題

 静岡県内では先行的に実施している島田市で大きな対立に発展していますが、なぜ当事者で加害者の東京電力がその責任を取らないのか、大きな疑問です。

 それで、検索してみたら、妥当だと思われる講演を見付けましたので紹介しておきます。 

 「被災がれき受入れは復興につながるのか」青木泰さん講演会その1http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1529.html

 つまり、なぜ福島県内は福島県内処理で、宮城や岩手は県外処理なのか、です。宮城県や岩手県のがれきもそれぞれの県内で、あるいは東電の責任で処理させるべきではないでしょうか。

 

 

 


本と映像の森 190 押井守さん著『トウキョウ・ウォー』エンターブレイン

2012年02月20日 05時22分23秒 | 本と映像の森
本と映像の森 190 押井守さん著『トウキョウ・ウォー』エンターブレイン、2005年(平成17年)7月12日初版、365ページ、定価1700円+消費税

 押井守(おしい まもる)さんは「軍事アニメ」制作者なのかと思っていて、平和運動に長い間かかわっていて、「平和運動家は、軍事兵器に詳しくなければ平和運動をする資格がない」と異端の主張をして、半分「軍事オタク」であるボクにとって、関心がかなりある作者です。

 2月18日(土)午後に、浜松市立中央図書館に、則子さんと車で行きました。土曜の午後なので、駐車場に入る車列がいっぱいで、即、則子さんが「智彦くん、浜松市役所の駐車場に行って」と即決して、すぐそばの浜松市役所へ回りました。

 市役所から図書館まで数分ですが、真冬の寒い道をあるいて、「浜松城出丸」と書いた石を見て、図書館への階段を上りました。

 則子さんが「出丸ってなに?」というので「本丸から離れた砦のことじゃないかな」と答えておきました。

 図書館で前に予約した「小説 神曲 地獄編」を聞いたら「まだ前の方が借りてます」でした。

 今日は、ぼくは、結局、押井守さんの小説3冊と、北森鴻さんの小説5冊など、10冊を借りました。

 則子さんは2冊しか借りないので「12冊借りれるよ」と言ったら「そんなに読めないから」と。

 ぼくは「1日1冊」「1年に365冊」を唱えているので。

 もちろん、だいじな本は、何回も読み返します。

  ☆

 押井さんの「東京戦争」ですが、ぼくの大好きな「機動警察パトレイバー」が全面展開というだけで感激しちゃいます。

 とくに、ニヒルな後藤さん、可愛いノアさん。

  ☆

 読後感ですが、もっと現代社会の矛盾とからませて、その「謎」を解き明かす設定が必要だったのではないでしょうか。

 相手側の主人公の「柘植」さんの意図の範囲内での描写(つまり、小説の4分の3の範囲)は、すごくクリアーですよね。

 ところが、柘植さんの攻撃する相手である、日本政府、警察、自衛隊などの「意図」がわからないです。

 さらに、この事態に介入しようとするアメリカ軍の意図と目的も、明確にはされていません。

 ボクなら、柘植さんを米軍の命令での作戦をしながら、自分独自の作戦をしようとする独自勢力として描くのですが。

 後藤さん、あなたはどう考えますか?


  

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月17日(金)・18日(土)

2012年02月19日 20時41分04秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月17日(金)・18日(土)

 2012年2月17日(金)15時08分、快晴、風弱い、寒い
 
 11回目から20回目まで 10回測定
  平均値 0.051 μSv/h
  最大値 0.054 μSv/h
  最小値 0.048 μSv/h  

 21回目から30回目まで、10回測定
  平均値 0.046 μSv/h 
  最大値 0.051 μSv/h 
  最小値 0.043 μSv/h 

 11回目から30回目まで、20回合計
  平均値 0.049 μSv/h 
  最大値 0.054 μSv/h    
  最小値 0.043 μSv/h 

 2012年2月18日(土)15時24分、晴れ(雲量20%)
 
 11回目から20回目まで、10回測定
  平均値 0.048 μSv/h 
  最大値 0.050 μSv/h 
  最小値 0.045 μSv/h 

 21回目から30回目まで、10回測定
  平均値 0.047 μSv/h 
  最大値 0.050 μSv/h 
  最小値 0.043 μSv/h 

 11回目から30回目まで、20回合計
  平均値 0.047 μSv/h 
  最大値 0.050 μSv/h 
  最小値 0.043 μSv/h 



雨宮日記 2月17日(金) 大阪市長橋下さんの市職員「選挙活動」調査

2012年02月17日 20時59分50秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月17日(金) 大阪市長橋下さんの市職員「選挙活動」調査

 橋下さんが大阪市長選挙など過去の選挙で大阪市職員が選挙の働きかけを受けたか、したかを調査しています。

 ① おかしいのは、勤務時間内かどうかは問うていないことです。勤務時間外に何をしようが、市職員の自由でしょう。

 公務員の勤務時間内でも選挙活動は合法・合憲という方がいれば、それはボクとは違憲が、じゃない、意見が違います。

 なお前大阪府知事としての橋下さんは、実際に自分の知事としての勤務時間内に選挙活動をしていないでしょうか?かなり昼間動いていたように思いますが。

 ② さらに変なのは、正直に申告しなければ処分する、正直に申告しても処分するというあほな調査です。したくない「究極の選択」。

 精神的に苦しんでいる市職員の方、たいへんです。みんなで支援しますから、どんなことでも周りに呼びかけてください。

 ③ 橋下さんを支持して「勤務時間外に」選挙活動をした職員も居ると思いますが、そういう橋下派職員も処分するんでしょうか?(処分しないとは一言も書いていません)。橋下さんは「市職員」や公務員は、いっさい選挙活動はするなという特殊な立場でしょうか?

 ④ 家では「朝日」「中日」「静岡」「赤旗」の4紙を購読していますが、赤旗以外は、記事が見受けられない、思想差別の重大事件なのに、何も書かない。これではマスコミは「既に死んでいる」と言われても仕方ないですね。「中日」「静岡」は地方記事を見たいので取っていますし、最近は「中日」が原発記事がいいですね。

 やはり今が「ファシズムの誕生」の瞬間ということですか。そう思います。

 橋下市長がこういう暴走アンケートをしている背景には、消費税率倍加を推進する民主党野田さんを応援する暴走マスコミがあると思います。つまり、橋下さんは、自分がマスコミには批判されないであろうことを読み切って、この暴挙に走ったと思います。

 つまり「原子力村」と同じ構造と同じ構成要素の「大阪市政村」です。「市」なのに「村」というのも変ですが。

 なお全国の「村」に住んでいる方、ごめんなさい。あなたの「村」のことではありません。


 以下、ネットの引用です。

 「市特別顧問の野村修也弁護士は「(調査は)第三者的な立場で実施するもの。橋下氏が調査すれば、憲法に抵触する可能性がある」と説明し、橋下氏は「調査の実務主体が野村氏というだけ。全責任と全権限は僕にある」と述べたそうです。

 

雨宮日記 2月16日(木) インフルエンザにかからないように「気」を張って

2012年02月17日 04時58分23秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月16日(木) インフルエンザにかからないように「気」を張って

 ずいぶん以前から「気」ということに「気を使っています」。

 「気」とは「気分」「空気」「気質」「短気」など、ようするに人間の心のあり方で、柔軟で同時に強固な状態をいいます。

 硬くてもそれが「鋳物の鉄」のように脆い(もろい)と簡単にバラバラに崩壊してしまいます。

 柔らかくても弾力性があれば「敵」あるいは「味方」の強力な打撃にも、柔軟に受け止めて、自分を保つことができます。

 毎日夕方に放映しているテレビアニメ「ワンピース」の主人公集団のひとり、「ゴム男=ルフィ」ですね。

 「気」を張っていると、肉体もそれに伴って、風邪を引いたりしなくなります。ほんとです。

 昨日は、次女のIさんは風邪の熱で仕事を休みましたが、ぼくはこの10数年間、熱で仕事を休んだことは一度もありません。まあ、それは自慢にはならないですね。単に、自分が頑強なだけか。

 でも、これは「肉体」の頑強さではない、とボクは思います。「心」の充実が、肉体の頑強さを生み出すのだと。

 こんなことを書くのは「唯物論者」ではない?ボクは、唯物論者以外の何者でもありません。

 物質が心に反映するのが「唯物論」ですから、その「心」をコントロールすれば、物質であるボクの人体へ「反作用」するのは、あたりまえと思います。

 強さと、柔らかさの両立する「心」、それが理想です。

 強さの反対は弱さ、柔らかさの反対は固さ、つまり、弱くて固い、そういう心ではなく、強く柔らかい心でありたいと。



 

 

雨宮日記 2月14日(火) バレンタイン・デーに浜松市原水協総会

2012年02月16日 05時44分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月14日(火) バレンタイン・デーに浜松市原水協総会

 この数日間、今日の夜の「原水爆禁止浜松市協議会2012年度定期総会」の準備で大変でした。

 ぼくの妻・雨宮則子さんは、1997年以来15年間、ずっとこの市民団体の事務局長です。事務局長と言っても、「代表権」をもった事務局長なので、実質的には「代表」です。

 じつは、その1997年に交代した「前任者」は何を隠そうボクで(別に隠してませんが)、精神の病気でうつ状態になったボクから、同じ平和運動をずっとしてきた則子さんに交代したわけです。

 その時からずっと、十数年間、則子さんという、きびしい「前線司令官」の下で「参謀」「秘書」として仕えてきました。

 イヤではなかったですが、緊張を強いられた仕事であることは確かです。

 まだ、もうすこし、続きそうです。


 

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点A地点 2月15日(水)

2012年02月16日 05時29分45秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点A地点 2月15日(水)

 2月14日(火)はバレンタイン・デーなので、欠測です。

 2月15日(水)19時23分、くもり、風あり

  則子さんとの対話

  「ちょっと、行ってくるね」
  「どこに行くの?」
  「そこで、測定」
  「ああ、今日も測るの?寒いのに、よくやるね」と、お褒めの言葉。

  嬉しくなって、もっと続けます。
  原発の終わりか、世界の終わりか、自分の終わりか、何かが終わるまで。
 
  11回目から20回目、10回測定
   平均値 0.050
   最大値 0.056
   最小値 0.044

  21回目から30回目、10回測定
   平均値 0.050
   最大値 0.053
   最小値 0.046

  11回目から30回目、合計
   平均値 0.050
   最大値 0.056
   最小値 0.044


雨宮日記 2月12日(日) 磐田市竜洋のなぎの木会館でピアノコンサート

2012年02月14日 05時23分46秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月12日(日) 磐田市竜洋のなぎの木会館でピアノコンサート

 ウクライナの若い、28才のピアニスト・オニシチェンコさんのピアノ演奏会にいきました。

 則子さんと、車で家を出て、家からまっすぐ南へ、領家から東へ、掛塚橋を渡って磐田市の旧竜洋町の「なぎの木会館」に着きました。

 会場に入ったら、開場前で、すでにすごい人の列で、自由席なので、うわ、これだとかなり後ろの席になるかなと覚悟しました。

 それでも、則子さんと真ん中辺りの、ちょうどピアニストの指使いがよく見える位置に座れました。

 今日は、第1部が、ベートーベンのピアノソナタ「テンペスト(嵐)」と31番、第2部が、リストづくしでした。

 初めて聞いたオニシチェンコさん、大きな身体で、まるで普通のグランドピアノの鍵盤が小さすぎるような感じで、身体を丸めてちまちまと演奏している感じで、オニシチェンコさん専用の大きなピアノがあるといいな、という感じ。

 でも、凄かったです。感動。

 リストの最後「スペイン狂詩曲」は、ピアノの音というより、あまりに指が早くて小鳥がさえずっている声に聞こえました。

 普通のコンサートと違って、数曲づつ、司会者の女性の解説が入るのも、いいですね。

 すごいサービスと思ったのは、なんと、アンコールのショパンのあと、オニシチェンコさんのインタビューをしてくれたことです。

 しかも、疲れているであろうオニシチェンコさんが最後に「ふるさと」の伴奏をしてくれたことです。

  ☆

 浜松人としては、天竜川を越えるのは「遠い」という感覚ですが、実際に車で行くと30数分くらいで、かなり近いです。

 この「なぎの木会館」ホールは、かなり音響が良かったです。

 やはり「井戸の中のかわず」ではなくて、可能な限り、いろんなところに出かけるのが大事ですね。

 


 
 

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月12日(日)・13日(月)

2012年02月14日 05時15分54秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月12日(日)・13日(月)

 2月11日(土)は結婚記念日のため欠測です(何のこっちゃ)。

 2月12日(日)20時14分、晴れ(星が見えます)
  
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.049
  最大値 0.051
  最小値 0.047

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.049
  最大値 0.056
  最小値 0.043

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.049
  最大値 0.056
  最小値 0.043

 2月13日(月)14時33分、くもり(後に雨になる)、無風、暖かい
  
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.047
  最大値 0.052
  最小値 0.042

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.048
  最大値 0.052
  最小値 0.042

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.048
  最大値 0.052
  最小値 0.042


雨宮日記 2月11日(土) 昔の「紀元節」今の「建国記念の日」、そして…

2012年02月11日 19時42分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月11日(土) 昔の「紀元節」今の「建国記念の日」、そして…

 今日は、たぶん弥生時代に、宮崎辺りから遠征してきて奈良県の辺りを侵略・征服した天皇家初代の神武(じんむ)天皇さんが即位したという日を命じになってから「その日は紀元前660年1月1日で、今の2月11日だ」と「計算」して明治の祝日になった「紀元節」の日です。

 ボクは戦後生まれなので、戦後できた「建国記念の日}(今日です)も反対と言うより、むしろ馬鹿馬鹿しいです。ボクが建国記念の日に反対なのは、それは、たぶんフツーの「左翼」の皆さんとは、まったく別の理由です。

 神武天皇さんの頃の古代、浜松や東海地方の民は、近畿の民もそうですが、西日本の三種の神器(矛・鏡・玉)とは違う銅鐸を神器にしていて民です。なんで、九州から来た武装勢力の天皇家に征服された我々「銅鐸の民」が、天皇の「三種の神器」を拝まなにゃならんのですか。

 天皇家の正式史書の『日本書紀』には、神武天皇さんたちが、あらゆる陰謀・奸計をつかって、仲直りの宴会の場で、相手の住民たちを切り殺したことが得意げに書いてあります。まったく懲りない連中です。

 つまり『日本書紀』という公式史書は、神さま(アマテラス大神など)から地上に降りて土民を支配せよという命令を受けた天皇家は、どんな悪質な方法をとっても、それを実現することは神さまから命令されているのだという史書です。

 中南米のインディオの民が、彼らを征服したコロンブスさんを拝むような話は、まったく理不尽です。

  ☆

 今日は、起きて1階へ降りたら、則子さんが居間にいたので、そこに正座して「いつもありがとうございます」とお辞儀をしました。

 キョトンとしていたので「結婚記念日です」と言いました。

 そうなんですよね。なぜ「2月11日」かというと、結婚する前年の秋1978年に「じゃあ、いつ結婚式にする?」という相談をして、ちょうど1079年には2月11日が日曜日であることに気づきました。

 だいたい日曜日に結婚しても、そのあと結婚記念日を忘れたら、則子さんに糾弾されるじゃないですか。それなら、今は「国民の祝日」で必ず「祝日」になるこの日なら、いいだろう、と、当時の労政会館で「会費制結婚式」をしました。黒字でした。

 えーと、何回目だっけ。

 則子さんがここを覗く前に、確定しておきます。

  ☆
 
 歴史的な資料として、以下に、多分ボクの父や祖父は歌った(歌わされた)であろう「紀元節」の歌詞を掲載しておきます。

 紀元節 作詞:高崎 正風 作曲:伊沢 修二 著作権:消滅(詞・曲)

 一、

 雲に聳(そび)ゆる高千穂の
 高根おろしに草も木も
 なびきふしけん大御世(おおみよ)を
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 二、

 海原なせる埴安(はにやす)の
 池のおもより猶(なお)ひろき
 めぐみの波に浴(あ)みし世を
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 三、

 天つひつぎの高みくら
 千代よろずよに動きなき
 もとい定めしそのかみを
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 四、

 空にかがやく日のもとの
 よろずの国にたぐいなき
 国のみはしらたてし世を
 仰ぐ今日こそたのしけれ

 明治二十六年 官報三〇三七号付録 「祝日大祭日歌詞竝楽譜」