雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

原発の本 田中三彦さん著『原発はなぜ危険か』岩波新書、1990年

2012年02月11日 16時07分59秒 | 地震・原発・津波・防災情報

原発の本 田中三彦さん著『原発はなぜ危険か ー元設計技師の証言ー 』岩波新書、1990年1月22日第1刷~2011年6月15日第16刷、194ページ、定価700円+消費税

 この前、お話を聞いた渡辺敦雄さんも「元設計技師」でしたが田中さんも日立の技術者でした。

 この本では、バブコック日立が製造した原子炉圧力容器の製造で生じた「ゆがみ」をいかに取り除いたかという実体験のお話の第1部と、運転中の原発に生じる原発の老朽化問題、とくに中性子照射による圧力容器の脆化や応力腐食割れなどをとりあげる第2部、原発を作り運転する思想・文化をとりあげています。

 話が具体的で、わかりやすいです。素人には、もう少し勉強しないと分からない点も出てきますが、原発を考えるためのお勧め本の一つです。

 
 


浜松・放射線量測定情報 自宅定点 2月9日(木)、10日(金)

2012年02月11日 05時21分51秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 自宅定点 2月9日(木)、10日(金)

 2012年2月9日(木)17時15分、晴れ(雲量10%)、寒い
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h  
  最大値 0.056 μSv/h
  最小値 0.045 μSv/h

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.054 μSv/h
  最小値 0.050 μSv/h

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.056 μSv/h
  最小値 0.045 μSv/h

 2012年2月10日(金)16時56分、晴れ(雲量2%)、微風
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.053 μSv/h
  最大値 0.058 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h
  最大値 0.055 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.058 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h





雨宮日記 2月10日(金) 則子さんは忙しく動き回って疲れが…

2012年02月11日 05時09分27秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月10日(金) 則子さんは忙しく動き回って疲れが…

 今日は、2月10日で「210(にとう)」で「二刀流」=「宮本武蔵の日」です(うそです)。そうすると、3月10日は「さんとう」=「三刀流」でテレビアニメ「ワン・ピース」のあの3刀流の剣士(名前は知りません)の日ですね。

 則子さんは、午前中は静岡市で原水爆禁止静岡県協議会の第5回理事会に出席して、そのあと介護の仕事探しで、午後3時過ぎにやっと帰って来ました。

 ぼくは、やっとその頃に起きて、則子さんと「あの人に電話した?」と話をしたら「今日は忙しいの!あなたが電話しなさい」というので、そのチラシをもらって電話をしました。

 ぼくはそのまま、事務所に昼間の仕事ででかけて、5時半頃帰ってきて、一人で夕食を食べました。

 午後7時から則子さんが主催の会議に二人で出るつもりで、その前に仮眠を取っていたら、則子さんが来て「今日は疲れたから、会議はやめにしたいけど、いい?」と聞くので、もちろん「いいですよ。ぼくも、もう少し寝るから」と。

 則子さんにしては珍しく、午後8時くらいから寝てしまいました。ぼくは、そのお布団の中で、しばらく一緒に手をつないで仮眠しました。

 
 
 

防災情報 自然の異変と地震の切迫が関係しているかどうか

2012年02月09日 05時08分21秒 | 地震・原発・津波・防災情報
防災情報 自然の異変と地震の切迫が関係しているかどうか

 本当かどうかの問題はありますが、最近の自然の異常について、いくつか列挙します。

 ○日本列島全体で、冬の野鳥が少ない。つまり、渡り鳥が日本に来ていない。
  日本野鳥の会大阪支部長さんのブログで「私も30年以上野鳥観察していますがこんなに野鳥が少ない冬を経験したことがありません」「在来種、留鳥が極端に少ないのです。冬にわたってくる冬鳥はどうか、昨年は冬鳥の当たり年でアトリ、マヒワ、ハギマシコ、ツグミ、レンジヤク類、ジヨウビタキとかなりの羽数で渡来しエキサイトしたのですが今年は不作というかとにかくいないのです。」とありました。

 ○西日本の川に昇ってくるウナギの幼生「シラスウナギ」が少ない。

 ○富士山で5月頃に見える雪の模様「農鳥」が真冬の1月、2月に見えた(ただし、真冬の強風で、ここ10年でも何年かは真冬に見える場合があるので、単純に「富士山噴火」の兆候とは断定できません。)

 ○富士山の周辺で、異常な湧水、湧き水で困っている人がいる。これは富士山噴火のマグマが上昇することから起きているのではないか?

 ○ほんとうかどうか、房総半島を中心に、磁気異常という話がある
  (雨宮は、まだ未確認です。浜松で実測では異常なしです)

 ○今から1100年以上前の869年に起きた貞観地震は、東日本大震災でした。
  1100年前の一連のできごとで言うと、あとは西日本大震災と富士山噴火が
  いまは、まだおきていません。やはり「想定」すべきでは?

863年(6年前) 今の富山県から新潟県にかけ大地震
864年(5年前) 富士山、阿蘇山が噴火
868年(前年)  いまの兵庫県で大地震(M7以上)
869年貞観地震3 件
871年(2年後) 鳥海山が噴火
878年(9年後) 関東地方で大地震
887年(18年後) 南海地震(M8.0~8.5)


浜松・放射線量測定情報 自宅定点A点 2月8日(水)午後

2012年02月09日 04時50分09秒 | 地震・原発・津波・防災情報

浜松・放射線量測定情報 自宅定点A点 2月8日(水)午後

 2月8日(水)午後5時03分、晴れ(雲量5%)、寒い

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h 
  最大値 0.056 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.044 μSv/h
  最大値 0.049 μSv/h
  最小値 0.039 μSv/h

 11回目から30回目、20回合計
  平均値 0.047 μSv/h
  最大値 0.056 μSv/h
  最小値 0.039 μSv/h

 今日の平均値0.047μSv/hを1年間の値に直すと、

  0.047×24×365=0.047×8760=411.72μSv/y

  412μSv/y=412÷1000mSv/y=0.412mSv/y  

 なお、最近の新聞の数値で新潟などの毎日の放射線量が、以前0.06だったのが、0.04に下がっていますが、これは積雪で地上からの直接の放射線量が遮られているため、だろうと報道されていました。たぶん、そうでしょうね。
  


雨宮日記 2月7日(火) 浜岡原発永久停止訴訟の第4次提訴でした

2012年02月08日 05時23分47秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月7日(火) 浜岡原発永久停止訴訟の第4次提訴でした

 今日は、午後1時半に静岡地裁浜松支部に、「浜岡原発永久停止訴訟」の第4次(静岡県西部の原告)の追加提訴でした。

 昨日の6日は、則子さんに「明日の提訴に間に合うように、3月5日の第4回口頭弁論」の「傍聴ちらし」と「傍聴ハガキ」を作ってね、と気軽に言われて「はい」と作りました。

 則子さんが両方とも、赤ペンで真っ赤に校正して、ハガキはぼくのプリンターで70枚、ちらしは則子さんが今日7日の午前中にコンビニでコピーしました。

 午前5時ごろに仕事から帰ってきて、お昼前の11時45分に、則子さんに厳しく起こされました。

 フラフラと起きて、則子さんの作ってくれたお握りを食べて、12時15分に、則子さんの呼んでくれたタクシーで、出かけました。

 50人くらい?…たくさんの人が集まって、裁判所に第4次追加提訴をしました。

 昨日の7日の夕方のテレビのニュースでは、3局くらいが報道したのを確認しました。

 

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月6日(月)午後

2012年02月08日 05時15分48秒 | 地震・原発・津波・防災情報

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 2月6日(月)午後

 2012年2月6日(月)17時20分、雨の後、曇り
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.050 μSv/h
  最大値 0.055 μSv/h
  最小値 0.046 μSv/h  

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.052 μSv/h
  最大値 0.054 μSv/h
  最小値 0.049 μSv/h

 11回目から30回目、合計
  平均値 0.051 μSv/h
  最大値 0.055 μSv/h
  最小値 0.046 μSv/h



 


雨宮日記 2月6日(月) 広島の日、シラスウナギが不漁の原因

2012年02月07日 05時41分02秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月6日(月) 広島の日、シラスウナギが不漁の原因

 今日は「6日」なので、則子さんは毎月、6日(広島原爆の日)と9日(長崎原爆の日)に浜松駅前で原水爆禁止浜松市協議会でやっている「核兵器廃絶・被爆者援護連帯六・九行動」に行きました。

 雨の日でしたが、今日から天井のある「ソラモ」でやるので、雨でも大丈夫なのですが、ところが、雨だと、通行人は少なくなって、しかも、みんな傘をもっていて、署名も募金も、あんまり取れないので、途中で相談して中止しました。

 前は、毎月2300円を警察に払って「道路使用許可」を得ていたのですが、「ソラモ」は参加者1人につき100円でいいので、かなり安くなるのに、人通りの方が少ないのでは、意味ないですね。

  ☆

 6日の『静岡新聞』夕刊(1)面に、ここ3年くらい、シラスウナギが西日本で不漁で、ウナギの値段が高騰している記事がありました。

 ウナギの値段はどうでもいいのですが、気になるのは、ウナギが卵から孵ってしらすウナギになって日本列島の川を上って、そこで大人になって川を下って、産卵地へ戻っていく。

 その過程で、ウナギがもしかしたら、磁石コンパスを使って方向を決めているのではないかと、言われています。

 だとすると、大地震の前に、地球の磁針が狂うために、このウナギたちが西日本の川にたどりつけない、という可能性があります。

 日本のウナギは、マリアナ諸島の近くの「海山」の周辺で生まれるようです。

 

原発ニュース 2月6日(月) 福島第1原発2号機の温度上昇再論

2012年02月07日 05時17分26秒 | 地震・原発・津波・防災情報
原発ニュース 2月6日(月) 福島第1原発2号機の温度上昇再論

 東電は、温度上昇が起きて70度前後で高止まりしている福島第一原発2号機について、6日に記者会見して、格納容器内のガス分析で異常はないので、再臨界ではないと発表しました。

 でも、これは「まだ再臨界ではない」と発表すべきではないですか?

 もっと温度が上がれば再臨界に至る可能性があるのではないですか?

 そうか、問題は温度ではなくて、溶けた核燃料の形状で、それが再臨界に必要な質量があるかどうか、ということですか?

 圧力容器や格納容器内外で、溶融(メルトダウン)した核燃料がどんな形状をしているか、誰にもわからないのです。
 
 可能な対策は、① とにかく大量の水を注ぎ込んで冷やすこと、② 核反応を押さえるホウ酸を大量にまきつづけること、その2つ以外にはないのでしょうね。

 「認識」も「判断」もなく、ただただ「対策」だけをとり続ける、なんだか、現代社会の末路のような気がします。
 
 「末路」という意味は「袋小路」で、未来は開かれていないという意味です。

 

 

原発ニュース 2月5日(日) 福島第1原発2号機で温度上昇はなぜ?

2012年02月06日 14時06分08秒 | 地震・原発・津波・防災情報
原発ニュース 2月5日(日) 福島第1原発2号機で温度上昇はなぜ?

 東電は5日(つまり昨日)、福島第1原発2号機の圧力容器内で温度上昇があり、4日間で20度近く上昇し、5日午後4時に71.7度になったと発表しました。

 東電によれば、温度上昇を示しているのは、圧力容器内を測っている3つの温度計の一つで、あと2つは50度以下で安定しているそうです。

 東電は、圧力容器内を冷却している2つの冷却水の配管の交換のため、1つの注水を一時的に止めた。その直後から温度が上昇したため、東電は「水の流れが変わって温度計付近に水があたらなくなった可能性がある」と言っています。
 
 なぜ「水の流れが変わって溶けた核燃料に水が当たらなくなった可能性」を言わないのでしょうか。

 再臨界の可能性は東電も否定できませんでした。

 続報を待ちたいと思いますが、もしかしたら再臨界・再爆発の可能性もあります。

 温度計は20度の誤差があるとしていますから、100度Cを越えてしまう可能性もあります。とても「収束」ではないです。


放射線量測定情報 名古屋市にて 2月4日(土)午後

2012年02月06日 13時51分15秒 | 地震・原発・津波・防災情報
放射線量測定情報 名古屋市 2月4日(土)午後

 名古屋市にアマチュア演劇を見に行ったついでに測定。

 2012年2月4日(土)13時16分、愛知芸術文化センター地下1F小ホール内
  0.047 μSv/h

 同2月4日(土)16時34分、名古屋市昭和区西畑町、兄の自宅前コンクリ道路
  0.066 μSv/h
 
 同、16時37分、兄の自宅の庭(土有り)、まだ雪が少し残る。
  0.080 μSv/h

 同、16時41分、兄の自宅内1F
  0.053 μSv/h

 ☆注釈 『中日新聞』の毎日掲載されるデータでは、東海地方でなぜか、愛知県がいちばん放射線量が比較的ですが、高いのはなぜでしょうか。


  

雨宮日記 2月4日(土) 2人で名古屋で兄が出演する「三人姉妹」へ

2012年02月06日 05時40分20秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月4日(土) 2人で名古屋で兄が出演する「三人姉妹」へ

 則子さんと2人で、名古屋にいるボクの兄が俳優として出演する演劇、チェーホフの「三人姉妹」を観劇に行ってきました。

 4日朝まで深夜の仕事をして、早朝に寝て、則子さんに午前中に「起こされて」、午後1時半の開演時間に間に合うように、自宅からタクシーで浜松駅へ行き、新幹線こだまに乗りました。

 この何日間の日本海側の豪雪で、名古屋から西は、新幹線も遅れていましたが、名古屋までは定時で行きました。
 
 名古屋駅の地下街で名古屋だから「味噌カツ定食」を食べました。

 昔、若い20代の頃に大学生としてと、その後の6年間くらい住んでいた名古屋ですが、名駅(めいえき)から東へ地下鉄「東山線」に乗るのは、久しぶりで、40年ぶりくらいでしょうか。

 則子さんと2人で、栄駅まで乗って、地上へ出て、「愛知県芸術文化センター」の「小ホール」へ行きました。

  ☆

 兄の奥さんと、兄の長男夫婦と、いっしょになって「三人姉妹」を見ました。

 浜松の市民劇団「からっかぜ」の自前の小劇場と、かなり似ている「小劇場」でした。

  ☆

 チェーホフって一筋縄ではいかなくて、すごく多元的なんですね。

 劇のなかでも、未来は明るい、いや未来は暗い、など、いろんな意見が飛び交っていて、すごいです。

 どっちか決めないところに、チェーホフさんの本領があるんでしょうと思います。


 

 

浜松・放射線量測定情報 自宅定点 1月30日(月)、2月3日(金)

2012年02月04日 05時08分48秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 自宅定点 1月30日(月)、2月3日(金)

 2012年1月30日(月)16時44分、晴れ、風あり

  11回目から20回目、10回測定
   平均値 0.054
   最大値 0.058
   最小値 0.050

  21回目から30回目、10回測定
   平均値 0.050
   最大値 0.057
   最小値 0.042

  11回目から30回目、合計
   平均値 0.053
   最大値 0.058
   最小値 0.042

 1月31日、2月1日、2月2日、欠測

 2012年2月3日(金)14時51分、晴れ(雲10%)、風強い
  
  11回目から20回目,10回測定
   平均値 0.052
   最大値 0.056
   最小値 0.047

  21回目から30回目、10回測定
   平均値 0.050
   最大値 0.054
   最小値 0.047

  11回目から30回目、合計
   平均値 0.051
   最大値 0.056
   最小値 0.047

 寒いので、自宅の駐車場のA点で20回、測定するのは覚悟がいります。時々、欠測することもありますので、ご容赦を。

遠州の遺跡・寺社 番外編 中田島海岸の埴輪(はにわ) 2

2012年02月03日 22時40分58秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社 番外編 中田島海岸の埴輪(はにわ) 2

 これも同じところに立っている埴輪さん。

 同じ物を発見したら、報告します。

 ☆

 追加思考。同じ場所のすぐ近くに立っている埴輪の二人は、もしかして、一つの物語でしょうか?

 女性が琴を弾き、その琴の音に合わせて男性が舞を舞う?

 同じ古墳の埴輪だと面白いんですけど。

 もしかして、浜松市博物館に聞けば、どこの古墳の埴輪かわかるでしょうか?

 
 

遠州の遺跡・寺社 番外編 中田島海岸の埴輪(はにわ) 1 琴

2012年02月03日 22時34分59秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社 番外編 中田島海岸の埴輪(はにわ) 1 琴

 「なぜ 君は ここにいるの?」「君は どこから 来たの?}と聞いてみたいのですが、解説版もないので、こんな古墳のない海岸地帯に、この埴輪さんが立っているのか、不明です。

 この埴輪さんは琴を、どの土地で弾いていたのでしょうか?

 関東?関西?それとも?

 場所は、中田島大通りが中田島海岸にたどりつく行き止まりの信号と、その東の無料駐車場との間にあります。

 もう一人、埴輪が立っています。