雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 6月20日(水)朝6時19分 浜松市内は大停電・小停電でまだら停電

2012年06月20日 06時18分50秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月20日(水)朝6時19分 浜松市内は大停電・小停電でまだら停電

 深夜の仕事から帰ってきました。家を車で出て、まず驚いたのは馬込川にかかる三浦橋を越えて西十軒に入ると外灯も消えて停電中。そして電車通りと上島小の交差点の信号が消えていました。

 浜北区へ入るとかなりの大停電、区域は大きいです。

 中区でも佐鳴台などで停電、西区は新幹線から南側、南区も淺田や南部が停電。

 この現代に「くらやみ」が広がっていました。「あかりのない夜」です。

 ところどころ信号が消えていて、ドライバーにとってはかなり危ないです。夜なら、まだ車のライトが見えますが、日が登ればもっと危なくなります。

 西区の新幹線高架で、丸い光が横にいくつも鎖のように連なっている光の列を見ました。UFO?いえ、新幹線が動かなくなって止まっている姿でした。

 あちこちに中電の車が動いていました。停電箇所を探しているのでしょうか。

 事務所へ戻っていったら、曳馬学区の曳馬○丁目あたりも停電でした。

 中電の発表では静岡県内で停電17万7340世帯だそうです(午前5時現在)。浜松はどれくらいでしょうか?

 ☆

 写真は、中央1丁目で道路に倒れていた街路樹です。
  
 でも、昨年台風15号で弱い樹木は倒れたからか、今回の方が倒木は少ないような感じがします。

 ☆

 「浜松市内 停電」で検索したらあまり情報はなくて、6番目と7番目に、この「雨宮日記」が出てきました。

 こういう災害時には、市民の情報を集めて市民に知らせる共同の「市民ラジオ」か「市民インターネット」が欲しいと思いました。呼び掛けて、自分たちで自主的に創ろうかな?




 

雨宮日記 6月19日(火)午後10時30分 浜松市内とくに浜北で停電

2012年06月19日 22時30分13秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月19日(火)午後10時30分 浜松市内とくに浜北で停電

 浜松氏の防災携帯メールで、浜松市内各地で停電、とくに浜北区内で大規模な停電とありました。夜中に、車を走らせるので、停電の街はこわいです。

 いま、ほとんど風は弱くなりました。雨はまだ弱雨が振っています。

 いずれにしろ深夜の仕事には支障はないので、荷物さえ無事に届けば出発です。

雨宮日記 6月19日(火)午後9時00分 雨はほとんど止んでも風は強いまま

2012年06月19日 20時59分54秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月19日(火)午後9時00分 雨はほとんど止んでも風は強いまま

 風は依然として強いです。雨は止みかけていて、外へも出られます。
 
 愛知県東部に再上陸したとニュースでやってましたので、これで浜松は峠を越したと思います。

 馬込川の水位はまだ上がっていて、有玉で午後8時30分に3.49mまで上昇、いまは3.43mと下がりました。

 松江町は今、最高の3.55mまで上昇しています。

 雨宮台風ニュースでした。

 いま、テレビで遠鉄電車や東海道線、新幹線が止まっていると言ってました。娘は遠鉄電車が止まる前に帰って来ました。

 9時10分、風が強いので恐くなりました。一時、下へ降ります。


 

雨宮日記 6月19日(火)午後7時54分 馬込川の水位情報、上昇しています

2012年06月19日 19時54分29秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月19日(火)午後7時54分 馬込川の水位情報、上昇しています

 かなり雨が振っているので、国土交通省の水位情報を見ました。

 「国土交通省 テレメーター水位 ○○○(地名)」でアクセスします。

 馬込川の中流、わが家より上流の「新橋(東区有玉南町)」でいま「2.96m」です。これは「水防団待機水位 2.20m」を簡単に越えて「氾濫注意水位 3.10m」にあと少しと近づいています。

 家から下流の馬込橋(中区松江町)でも、現在水位「3.10m」で、「水防団待機水位 2.20m」を越えて「はん濫注意水位 は3.10m」に達してます。

 避難判断水位は3.40m、はん濫危険水位は3.88m」ですから注意です。

 いま午後8時1分で、たぶん台風は豊橋の南西30kmくらい、今風雨がひどいです。ガラス窓はだいじょうぶ?何か飛んで来たらアウトです。

 

雨宮日記 6月19日(火)午後7時35分 かなり強い風、東から南へ回ってます

2012年06月19日 19時35分28秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月19日(火)午後7時35分 かなり強い風、東から南へ回ってます

 台風4号は今、三重県の南部辺りにいます。浜松市のすぐ西、愛知県東部を通過するようです。

 今まで家の東側から吹き付けていた風が南へ回って、今、ぼくが日記を書いている部屋の南向きの窓に北向きに吹き付けています。

 台風が近づいているということでしょうか。

 浜松市の防災携帯メールでは、天竜区で避難勧告が出ています。

 今、外で風が「ウオーー」と吠えました。

 9時頃までは、この風雨が続くというテレビでの予報です。あと1時間半、ガマンです。

 また「うううう…」と唸っています。

 窓ガラスに雨がザザザザと吹き付けてます。
  
  ☆

 則子さんは1階で、「○時間でわかる日本史」かな?そういう意味の本を抜き書きしながら読んでいます。
 
 さっき、玄関で「あ!忘れてた」と言って、外に置いてあるバケツを中に入れました。そのバケツには、去年の台風で外に出しっぱなしても残った小魚が2匹います。

雨宮日記 6月19日(火)午後5時16分 台風4号、わが家へ接近中

2012年06月19日 17時16分31秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月19日(火)午後5時16分 台風4号、わが家へ接近中

 かなり風雨が強くなってきました。則子さんは雨戸を閉めれるところア全部締めました。暑いよ!扇風機出してよ!

 台風4号がどうも浜松近辺を直撃になりそうです。最初は四国~近畿でしたが少し右へ逸れていますので、昨年に引き続き、
また直撃かも知れません。

 風速15m圏内に入ってるようですね。大雨も心配です。仕事に出かける夜中までに通過しちゃうといいのですが。


本と映像の森 212 野本陽代さん著『ベテルギウスの超新星爆発』幻冬舎新書、2011年11月

2012年06月19日 06時41分29秒 | 本と映像の森
本と映像の森 212 野本陽代(のもとはるよ)さん著『ベテルギウスの超新星爆発』幻冬舎新書、2011年11月30日第1刷~12月25日第3刷、新書版、221ページ、定価780円+消費税

 野本さんの本は、専門科学者の本とは違って、女性とジャーナリストのリアルな視点があって好きです。

 この本も、前半は「超新星に輝くのが間近か?」というオリオン座のベテルギウスを焦点にすえていて面白いのですが、なぜか後半で宇宙の進化など一般的な理論に拡散してしまって、すこしがっかり。

 でも、後半の後半で、超新星の観測と、宇宙の加速再膨張の話はすごくいいです。

 途中はだれても、買って損はないと、おすすめします。

  ☆

 今日?、明日?、ベテルギウスが輝かないかな?満月くらいに一点で輝く超新星!ワクワクしますね。

 考えてみたら、超新星も、新星も、地震も、火山も、核爆弾も、政治革命も、ぜんぶエネルギーが蓄積して一気に解放されるんですよね。うわ、どうしよう。大発見です?!

 宇宙の始まり、ビッグバンは?どうでしょうか?

 そういう「一般爆発解放」理論を打ち立てたいですね。誰か、ぼくと違って数学に強い人、手伝ってください。

 

雨宮日記 6月18日(月) 則子さんと馬込川を散歩、その他は講義準備

2012年06月19日 06時18分34秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月18日(月) 則子さんと馬込川を散歩、その他は講義準備

 仕事してないので、家事と雑事以外にあまり肉体を動かさない63才の妻のために「則子さん、散歩に行こう」と誘いました。夜の肉体交渉もさいきんあまりないし…筋肉使わないですねえ。

 今の時期の馬込川の堤防は草が生い茂ってますが、あまり花は咲いてません。あちこちで巣立ったところか、ツバメたちが何カ所かで何羽もいっしょにさえずっていました。川でカルガモ2羽が泳いでましたが、子どもたちはもう寝てしまったのか、見当たりません。カルガモは保育園が奨励する「早寝早起き」の見本ですね(早起きの方は確認してませんが)。

 「その他は講義準備」というわけにはいかなくて、明日夜の「平和行進実行委員会」のレジュメを2ページ打ったのですが、台風四号が近づいているので、則子さんと夜、相談して「延期」を決断して、則子さんとボクで電話連絡に追われました。

 則子さんいわく「延期っていったら、みんな、なんだか嬉しそうだったよ」と。それは、止めるのがうれしいのではなくて(それは深読みしすぎ)、台風が不安だったので、ということでしょ?

  ☆

 曳馬中学生の自死問題を追っかけていますが、あまり情報が出てきません。マスコミで13日の午前8時25分から曳中の全体集会を開いて校長先生が事実を伝えた、という記事がありました。

 まだ浜松市や浜松市教育委員会の公式発表は、見ていません。

  ☆

 「いのちと原発」講義の準備もちゃんとしてます。約70分ぐらいと思ってますが、基本の「講義内容」と、当日これで信仰する「講義目次」と、参加者用の「レジュメ」をつくっています。

 今日より明日、明日よりあさって、と少しづつ良くしていきたいので。

 

雨宮日記 6月17日(日) 則子さんは静岡へお出かけ、ぼくは家にこもって…

2012年06月18日 05時56分33秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月17日(日) 則子さんは静岡へお出かけ、ぼくは家にこもって…

 昨日とまったく同じタイトルですね。則子さんは、午後静岡市へ、会議で出かけました。ぼくは家にこもって…。

 昨日も今日も、交通費が一部ですが出るので「行くのに気が楽」と言っています。

 ☆

 前日の夜は、仕事が休みなので、ボクも安心して夜遅くまでパソコンに向かってキーを叩いて、飲んでいるので、夜中に則子さんが寝ている布団に、そっと起こさないように忍び込んで(たぶん…そう努力してますが…抱きしめて起こしているかも)眠ると、ぼくが目が覚める頃には則子さんはとっくに出かけています。

 ☆

 講義準備をしたり録画したテレビ番組を見たりして、夕方、夕食の準備を簡単にして、ボクと父親だけで夕食を食べてから、測定器を持って、馬込川の放射線測定に行こうとしたら、ちょうど三浦橋で、帰って来た則子さんと会いました。「ちょっと来て」と行って、三浦橋のすぐ北側の川沿いまで降りれるコンクリの階段をいっしょに下りて、階段や横の泥を放射線測定しました。

 ここではあまり変わりなく、泥での放射線集積は起きてないようでした。

 ☆

 家に帰ると、出かけていた次女のIさんが帰っていて「お父さん、父の日、おめでと」と言って、プレゼントをくれました。うれしいです!開けると、ボクの大好物の「おせんべい」、それもさらに好きな「海苔付きせんべい」が2種類と、コーヒーの粉でした。ありがとう。

 ☆

 この頃、○○○へ行ってないので、則子さんに「コーヒー飲みにいかない?」と言ったら「Iさんにもらった粉を自分でひけば?」と答えるので、ちょっとすねて返事せずに2階へ行ってしまい、あとで降りてきたら、則子さんが「Iさん、お父さんとちょっと出かけるから」と言ってるので、すねたかいがありました。

 自分で入れたコーヒーを飲んだり、自分で野菜炒めを作って自分で食べるのは、日常生活で、それも必用だけど、やはり日常から離れて、自分で造ったのではないコーヒーや紅茶を飲んだり、食べたりするのは「けとはれ」で必用ですね。

 ○○○は、中区上島2丁目の喫茶店「シーン」です。

 ☆

 帰って来てから、則子さんと、午後9時、NHKテレビの「宇宙の渚 ③ 流れ星」を一緒にみました。地球生命の起源を探る、すごくいい番組でした。これは、日本人、必見ですね。

 
 

雨宮日記 6月16日(土) 則子さんは静岡へお出かけ、ぼくは家にこもって…

2012年06月18日 05時44分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月16日(土) 則子さんは静岡へお出かけ、ぼくは家にこもって…

 則子さんは、午前中、静岡県原水協の理事会で静岡市へお出かけです。ぼくは、来週の「いのちと原発」講義の準備で、家にこもってました。

 この数日間、消費税値上げと社会保障改悪の一体改悪(あれ?違いますか?そうですよね?)での民主党・自民党・公明党のみっともない談合や、民主党野田政権の「国民のため」という身も蓋もない名目付きで「原子力帝国」無事復活の「大飯原発再稼働」宣言、オウム信者逮捕劇と、いろいろありました。

 「おーい、原発」何かしたいのですが、理論がどんどん深まるので、そっちにのめってます。「わかった」からと言って、現実が解決するわけではありません。でも、わかると現実解決の展望も少し見えてきます。24日に、少し話します。こう、ご期待です。自分で言ってどうするんでしょうか。

 夜だけは、ボクは浜松学習協の会議ででかけました。久しぶりの会議でしたが、いろいろ話して、進展がありました。振り込んだと思い込んでいた年会費(3年分)が振り込まれてないよ、と言われて少しショック。年会費3600円ですから、3年で…。振り込んだと思い込んでいたのはニセ記憶?

 

 

浜松・放射線量測定情報 6月17日(日)雨宮自宅定点 0.048μSv/h

2012年06月18日 05時40分01秒 | 雨宮日誌
浜松・放射線量測定情報 6月17日(日)雨宮自宅定点 0.048μSv/h

 2012年6月17日(日)17時53分、うすぐもり(60%)、微風

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.051 μSv/h 
  最大値 0.054 μSv/h 
  最小値 0.048 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.044 μSv/h 
  最大値 0.050 μSv/h 
  最小値 0.039 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.048 μSv/h 
  最大値 0.054 μSv/h 
  最小値 0.039 μSv/h 

 測定器 :堀場製作所「RadI PA-1000」
 単位  :μSv/h (マイクロシーベルト/時)
 測定精度:±10%
 測定回数:スイッチオン後10回(1分40秒)パスして、
      10秒ごとに60秒積算値を自動表示、20回観測
      11~20回と21~30回に分けて結果を表示します
 (注:昨年は10回パスして10回観測でしたが、今年1月5日(木)から20回観測に切り替えました。)
 測定高さ:地上1m
 測定位置:雨宮夫妻自宅の駐車場(コンクリ舗装)のA地点
 測定者及び記録者:雨宮

浜松・放射線量測定情報 6月15日(金)雨宮自宅定点 0.052μSv/h

2012年06月18日 05時35分02秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 6月15日(金)雨宮自宅定点 0.052μSv/h

 2012年6月15日(金)17時22分、くもり、風少し強い

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.052 μSv/h 
  最大値 0.054 μSv/h 
  最小値 0.049 μSv/h 

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.052 μSv/h 
  最大値 0.055 μSv/h 
  最小値 0.049 μSv/h 

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.052 μSv/h 
  最大値 0.055 μSv/h 
  最小値 0.049 μSv/h 

 測定器 :堀場製作所「RadI PA-1000」
 単位  :μSv/h (マイクロシーベルト/時)
 測定精度:±10%
 測定回数:スイッチオン後10回(1分40秒)パスして、
      10秒ごとに60秒積算値を自動表示、20回観測
      11~20回と21~30回に分けて結果を表示します
 (注:昨年は10回パスして10回観測でしたが、今年1月5日(木)から20回観測に切り替えました。)
 測定高さ:地上1m
 測定位置:雨宮夫妻自宅の駐車場(コンクリ舗装)のA地点
 測定者及び記録者:雨宮

古代史ニュース 2012年6月 最古の戸籍が福岡県太宰府市で出土

2012年06月16日 06時18分57秒 | 古代史ニュース

古代史ニュース 2012年6月 最古の戸籍が福岡県太宰府市で出土

 これまで古代日本で最古の戸籍は、西暦701年、つまり8世紀初頭の奈良・東大寺正倉院の文書「筑前国嶋郡川辺里戸籍」とされてきました。

 つまり福岡県の戸籍が天皇家の本拠地・奈良の平城京から出土していたわけです。これは福岡県から出土したのではありません。
 
 それが太宰府政庁跡の北西1.2kmの「国分松本遺跡」で戸籍木簡が出土しました。

 今回の7世紀末の「最古の戸籍」というのは同じ「嶋」で「嶋評」「川辺里」です。

 701年に「評」から「郡」に変更されたとされているので、701年以前です。そして「進大弐」という冠位名が出てくるので、685年以後、という解釈です。

 木簡には「兵士」「戸主建部身麻呂」「丁女(成人の女性)」「老女」などが書かれています。非常に、興味深いです。

 これについての解釈は、また別途書きたいと思います。

 一案ですが、日本の古代国家では、各地方のたとえば現地の「郡衙」には木簡に書かれた「戸籍」を原本として保管して、中央(8世紀には奈良・平城京)では木簡の戸籍を書写した「紙」の戸籍で管理したのでは、ないでしょうか?
 
 でないと、奈良の正倉院に、福岡の「嶋評」の戸籍があることが理解できません。


 


雨宮日記 6月15日(金) 13才の男の子と話したいよ

2012年06月16日 05時58分37秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月15日(金) 13才の男の子と話したいよ

 わが家と遠鉄電車曳馬駅のあいだにある10階建てのマンションから、キミは飛び降りました。たぶん、自死なんでしょうか。

 キミは、曳馬中学校で午後「いのち」の特別授業を受けました。どんな授業だったの?

 そのあとキミは、先生に「数学の宿題を持ってきなさい」と言われて、学校から家に帰り、体操服のままで、家にカバンを置いて、屋上に上り…

 ☆

 学校が悪いのでもないし、家庭が悪いのでもないと思います。学校も、家庭も、社会も、何かにがんじがらめにされて、身動きが取れなくて、自由な選択もないのでしょう。

 13才のキミに「学校は行っても良いし、行かなくてもいいよ」「学校へ行かない生き方もあるんだよ」「人生は自由なんだよ」「キミの中の魂の判断で決めていいんだよ」と、誰かが教えてあげられたら…と思います。

 いろいろな自殺対策プログラムを読むと、どうも「自殺は悪です」「生きなければいけない」みたいな押しつけが感じられて、雨宮家で作ってきた「自分で決めよう」「自分たちで決めよう」「生きたいか死にたいか、自分で決めよう」というのと、かなり違います。

 ウソっぽい「マニュアル」教育は逆効果ではないでしょうか。

 でも、キミを救えなかったぼくたち浜松市民は、どうすればいいのかな?

 やはり、率直にいろいろな人と、いろいろな話をしたいと思います。

 13才で「不登校」になったけど、今はふつうに働いている次女のIさんとも、あのころのことを聞きたいです。

 原水爆禁止運動が核兵器の被害者であるヒバクシャから話を聞くことが原点であるように、原発反対運動が福島の人々の声を聞くことが原点であるように、生徒のいのちを守る運動もやはり、生徒の生の声を聞くことから始められないかな、と思います。

 

 

雨宮日記 6月14日(木) 曳中(ひくちゅう)生徒自死に

2012年06月15日 05時40分12秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 6月14日(木) 曳中(ひくちゅう)生徒自死に
 
 昨日「自殺」という表現を使いましたが、今後はすべて「自死」という言葉を使います。自分を殺せるわけがありまん。人生が苦しくて苦しくて、楽になりたくて「死を選ぶ」のですよね。「死」よりも「生」の方が苦しいから、死を選ぶんです。
 
 これまでの「自殺」表現は、可能な限り「自死」に直します。

 15日朝帰って来て、パソコンを立ち上げネットを開いたら、やけにヒット数が上がっていました。曳中の生徒「自死」事件を扱ったからでしょうか。

 則子さんの話では、曳中(曳馬中学)で何か集会が開かれていたようです。それと、町内のあちこちで、みんなひそひそ、立ち話の輪がすごく多いと言っていました。

 報道も含め、もう少し調べてから、この件については書きます。今日は、あまり情報はなしです。この件を見に来た方には、ごめんなさいね。

 そうだ、むかし、浜松でも中学生の自死があったのを思い出しました。何年前でしたかね。午後、Oさんに電話して調べてもらおうと思います。その後の対策はどうだったのでしょうか?

  ☆
 
 今日も、学習会「いのちと原発 第1回 原子核と放射線の基礎知識」の講義原案づくり。やっと、いろんなことがつながってきたので、頭の中はスッキリしてきましたが、これを、みんなにわかりやすく、適切に話を作るのは大変。あと10日です。

 でも、自分に納得のいく自分なりの新しい物語を語るのだと、いうことだけは確信があります。それも、則子さんにわかってもらえるレベルで、ですね。

 やはり放射能問題で、中心のテーマは「内部被曝」だと思います。ここが争点です。

  ☆

 14日の夜、則子さんと「こういうビラ作って」「それはぼくの属する組織じゃないから、ぼくが作るのはおかしいよ」「じゃあ、送ってくれるメールの添付ファイルを印刷して」「わかった」と、すこしぎくしゃくしました。

 ところがUさんから送ってくれたワードファイルの印刷がうまくいかなくて、何かの設定がされているのでしょうね、ビラ全体の7割くらいしか印刷されません。何回も、10回以上、設定を直して印刷しても直りませんでした。

 その7割しか印刷されないビラを則子さんに渡して「これしか出ない」「これ以上は無理」と言って、期待に応えられないのと、これから仕事へ行くのに疲れているのに、というのが半々で、少しふてくされて寝ていました。

 あと1時間で夜勤に行く時間、則子さんが布団の中へ、ボクの横に滑り込んできて、優しく抱いてくれたので、なんだか嬉しくなって、しばらく抱きあいました。

 ま、別にどうってことのない、いつもの「夫婦活動家」の風景でした。(「活動家夫婦」ではありません)。