こんにちは
とりあえず、今日できることは今ひと段落しました。
あとは明日、机や本棚が来てからの勝負になります。 ともかく、本が多い(10箱くらい)ので、本棚が来ないと片付かないのです。あとはPC関係ですが、何とかしますw
実験用に使用していた古いPCはそのまま大学へ持って行くつもりです。たぶん僕の机もあると思うので(血液内科・・・人いないからw)…あったらそこに置いておこうかと思っています。
なかったら、あきらめw
この記事を書き終わったら、自転車や少しだけ足りないもの、補充しておきたいものを購入しに、近くのショッピングストアに行こうかと思っています
それが終わったら、スーツに着替えて歓迎会に行きます。
それでは、本題です。
医療制度関係ではなくて、胃がんの予防にピロリ菌の除菌が有効という結果が出たようです。
朝日新聞です
ピロリ除菌で胃がん3分の1 北大教授ら研究
2008年8月1日15時3分
http://www.asahi.com/national/update/0801/TKY200808010171.html
胃の粘膜にいる細菌ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)を薬で除菌すると、胃がん発生が3分の1になるとの研究結果を浅香正博・北海道大教授(消化器内科)らがまとめた。2日付の英医学誌ランセットで発表する。
胃がん予防目的の除菌は現在、公的医療保険の適用外。適用に向けた議論が活発化しそうだ。
研究は国内51病院で実施。早期胃がん患者505人の協力を得た。内視鏡で治療した後、半分の患者に除菌の薬を飲んでもらった。半分は除菌しなかった。治療したがん以外の胃がん(2次胃がん)ができるか調べた。
3年間に2次胃がんができたのは、除菌した群で9人、除菌しない群で24人。詳しく計算すると胃がんリスクは、除菌しない場合を1とすると、除菌した場合は0.34だった。効果が明らかだったため、除菌しなかった群も後ほど除菌した。
これまで、除菌で「前がん状態」が改善したなどの研究結果はあったが、除菌するか否かの割り当てをくじ引きで決める「無作為化比較研究」で除菌による胃がん予防効果を示したのは世界初。初発の胃がん減少も期待できる。
国内の胃がん新規患者は年約11万人、死亡は約5万人。富永祐民・愛知県がんセンター名誉総長(疫学)によると「胃がんの8割以上はピロリ菌感染が原因と考えられる」。感染率は若い世代は低いが、50歳以上は7~8割。団塊世代ががんを発症しやすい年代に近づき、患者は増える可能性が高い。
浅香教授は「除菌で胃がん発生を大幅に減らせる」と、現在は、胃潰瘍(かいよう)か十二指腸潰瘍の患者に限られている除菌の保険適用を、ピロリ菌感染者全体に広げ、胃がん予防に役立てるべきだとしている。
保険適用外だと薬代と検査代で1万数千~2万円ほど。日本ヘリコバクター学会も今回の研究結果をもとに今秋、指針を改訂し、除菌を勧める予定だ。
(編集委員・浅井文和)
---------------------------
日本という国が、このような結果が出たときにどれだけ早く承認するか…というのは大きな問題だと思います。
混合診療などの話が出たりしますが、混合診療ではなく「保険診療」への承認が早ければ早いほど多くの方々に利益があります。
胃癌になる可能性が3分の1になるという話がわかってきたのであれば、学会が申請を上げた段階ですぐに承認できるように準備は整えてほしいですよね。
今回の件はすでに承認されている薬剤の「保険適応範囲」の拡大の問題す。これこそ将来の胃癌のリスクを下げ、医療費を抑制するでしょうし、患者さんの幸福につながるのですから積極的に国は動いてほしいものです。
また、将来的には「混合診療」ではなく、いかに早く「保険診療」にもっていくかが重要だと思う。そしてその為には「安全」をとるか「利益」を取るか・・・承認する際の国民の基準が明確になっていないといけないと思います。
http://blog.with2.net/link.php?602868
人気ブログランキングへ←応援よろしくお願いします
そんなことを思いました。
それでは、僕は自転車などを購入に行ってきます。では~。