「歌う翼」で航空機の揚力が向上
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20050930302.html
オーストラリアのカンタス航空のエンジニア、イアン・サーモン氏は、電流を通すと振動する圧電材料で覆われた翼型をテストした。(電気信号を送って)音が最も効果的なピッチ(音高)になった場合、この翼の揚力は、圧電材料による音のない場合と比べて22%高まったという。
ものに音を浴びせることにより、様々な効果が得られる。
古くは言葉には霊が宿るとされ、言霊と呼ばれた。霊が宿ることにより、言葉に力が宿る。
それが祝詞や呪文へと発展し、音が多大な力を持つに至る。
現代においても、胎教としてクラシック音楽を聴いたり、サボテンや観葉植物に話しかけたりなど、したことがある人もいると思う。このような、科学とオカルトとの狭間のグレーゾーンに、また一つ、科学のメスが刻まれて行く。
「何してるの?」
「えっ?」
「なにしてんの??」
「何って、洗濯よ。見れば解るでしょ。」
「いや、洗濯してるのは解るよ。何でそんな大きな音で音楽かけてるの?」
「洗浄力が向上するのよ。」
「ほんとかよっ。」
「ええ。ネットの口コミ情報に載ってたのよ。」
「そんなもんに、騙されてるんじゃないよ。」
「知らないの?今は『ビートウォッシュ』がトレンドなのよ。」
「それは、それなりの技術的なハードウェアを組み込んだ機種の、単なるネーミングだろ。」
「とは言っても、まったく的外れなネーミングをしているわけではないの。根幹となる原理は同じなのよ。」
「で、本当かどうかそうやって、確かめてるわけ?」
「ばかね。そんなに暇じゃないわよ。もうすぐ乾燥モードに切り替わるから、音楽を変えなきゃいけないのよ。」
「あぁ、『間奏』なワケね!!」
「。。。」
「・・・」
「乾燥時には、クラッシック。特に『ショパン』が良いらしいわ。」
「へー、そーなんだ。・・・でも、これって、小林麻美だろ。」
「うちにあるショパンはこれだけなのよ。」
「これって、ショパンじゃないし、第一、クラッシックじゃないだろ。」
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