風のささやき 俳句のblog

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冬の陽射し【詩】

2024年12月05日 | 

「冬の陽射し」

目を閉じて
顔に触れる朝日は
冬のシルクの肌触り

瞼の裏は明るい
橙 一色だ
くすぐったくもあり
ふふふと 笑いたくもなる

心は蜜柑のように
こぢんまりと
それでいて充実した丸み

体の真ん中にも
太陽がいる

ポカポカとする
寒いはずなのに 暖かい