新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

英空母「クイーン・エリザベス」来日!!

2021-09-04 17:17:36 | 働く船舶

昨年から1年前の同時期の鳥の撮影画像を紹介してきました。その中であえて紹介していないテーマがあります。それは護衛艦の見学記録です。毎年夏になると横浜や横須賀、浦安、遠くは熱海などで毎年数回開催され、楽しんでおりました。一度に5日分くらいの報告で出来画像も記事もたっぷり紹介しておりました。ただそれで分量が多くて同じように紹介するのも芸がないと一度も紹介しておりません。

ところがですね、本日横須賀港にイギリス海軍の航空母艦「クイーン・エリザベス」がやってきました。米軍の横須賀基地に停泊したそうです。当然この雨の中横須賀港へ駆けつけYouTubeので生中継したファンもいたそうです。九日には出港してしまうそうで多分晴れた日はこないでしょう。見学は無理ですね。

空母「クイーンクイーン・エリザベス」の排水量は約6万5000トンあり、イギリス史上最大の軍艦ですだそうです。5月27日、イギリスのポーツマス海軍基地を出発、米国のイージス艦やオランダ海軍のフリゲート艦などの複数の軍艦と空母打撃群を編成して長期航海をしてきたそうです。空母打撃群は全体で水上艦9隻、潜水艦1隻各種航空機32機、要員3200名になるそうです。

なおコロナの関係上、乗員は下船しないそうです。

画面中央の丸印が空母の停泊地です。ここは米海軍横須賀基地内です。画面下の方に自衛隊横須賀基地がありますが、65,000tの空母ではちょっと狭いかもしれません。米軍基地には原子力空母がいつも寄港してますから。

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「グリーンランドワックス」を使って、完成。

2019-10-03 18:02:48 | 働く船舶
「グリーンランドワックス」を使って、パラフィンハットのリペアを計画、ぼちぼち作業をして参りましたが本日とりあえず完成しましたのでご報告いたします。

最近の工程の一つが、ワックスを塗り込んだハットのワックスをどうやって溶かすかであります。ハンドヒーターという方法もありますが、改めて購入するのももったいないです。で、ヘアドライヤーで溶かす方法にしました。
私生涯に一度もドライヤーを購入し更に使ったことがありません。もちろん床屋で使ってくれることに関しては申し訳ないのでドライヤーを断ったことはないですが、温泉などの備品のドライヤーも使ったことがありません。
当然わが家にはないので知人から借りるか購入することになります。思い切って購入することにしました。
イオン発生などの機能はいりません。温風だけが必要ですから。調べてみると殆どが温風温度は100℃になっているようでこれは十分使えます。
調べてみるとパナソニックのドライヤーの安いのが1000円少々で購入できそうで、昨日ヨドバシに出かけました。しかしやっぱり安いのは在庫がなく、地下のホビー用品も調べましたがありません。もう一度美容用品売り場で探していると女店員が進めてくれたのが、テスコム社製のドライヤーです。935円ではありませんか。それでも100℃の温風は出ます。テスコム社を当然私は知らなかったのですが、カタログなどを見るとしっかりした会社のようでした。
それがこれです。

早速本日、ハットの塗り込めたワックスを溶かすことにしました。
実に簡単に解けていきます。コットンの表面に白っぽく固まっていたワックスが100℃の温風でみるみる溶けていき、それが生地にしみこんでいきます。
つばの部分にはかなりしっかり塗り込んでいたのですが、あっという間に溶け出します。ハットの頭の部分は、型崩れする恐れがあったので、あまり力を込めて塗り込んでいなかったので、何回かに分けて塗りました。この部分は、丁寧にゆっくりワックスを溶かしました。
正味30分くらいの作業でした。先ほど早速ハットを被て買い物に出かけました。ワックスが乾くとしっかりハットに腰ができて方を以前のように収まってきました。


上のハットが、ワックスを掛ける前のハットです。下が完成状態です。つばのところにワックスのむらがあります。
購入したときのメーカーでのワックスがけと違って、手作業のワックスがけです。多少むらが出来ましたが、これもご愛敬です。
約1ヶ月なんだかんだと楽しんできましたが、これで一段落です。ドライヤーもこれでおしまいではかわいそうです。グリーンランドワックスも大分余っています。
「ダンロップモータースポーツ」のキャップが昨年3色セット購入しております。これも報告済みですが、ぼちぼちワックスがけをしてみようかと思っているところです。
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横浜開港祭の港に

2019-06-05 18:02:47 | 働く船舶
護衛艦「ゆうぎり」一般公開は、横浜開港祭の一環として行われました。で、見学が終了した後。大桟橋からあたりを見回して、周辺の船舶を紹介いたします。

①ぺーろん競争が。

大桟橋の根元で毎年行われているぺーろん競争です。じっくり見物したことがありません。いつも遠くからです。
②「ロイヤルウイング」

レストランシップです。86m、287t、定員630名
③巡視船あきつしま PLH32

対岸の海上保安庁の基地に停泊していました。ヘリ2機搭載型、130m、5300t 世界最大級の巡視船
④巡視船ぶこう PL10

横浜海上保安部所属 96m1500t


特異な形状の大型船舶が対岸に接岸しているようでした。前後2隻のタグボートが押してました。ライブ船舶マップで船名を確認したのですが、スペルを写し間違いして検索できずさらに本日はすでに出港しており、現在地も不明でした。
⑥「マリーンシャトル」

クルーズ船、46m764t、旅客定員541名
⑦神奈川県警 第2あしがら

21トン 平成21年就役
⑧巡視艇 やまゆり

横浜海上保安部所属 20m 26t

本日で見学報告を終わります。閲覧有難うございました。明日から通常営業です。
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2019東京みなと祭報告④測量船「明洋」

2019-05-22 18:02:23 | 働く船舶
東京みなと祭報告の4回目は、海上保安庁の測量船「明洋」です。
総トン数 550t、竣工年月日1990年のかなり年季の入った船です。何度も改良され新型機器も導入されていますが、よく見るとあちこちに歴史を感じさせる箇所がありました。

①測量船「明洋」


今回の見学も「明洋」で4隻目です。さらに乗船に人数制限があり並んでしばらく待たされる状態で、船首側からの撮影することをすっかり忘れてしまいました。残念。

②待たされる間に

一度に三十人しか乗船できず、待たされることになります。乗船タラップのところに年配の乗員が一人います。机の上の箱には、赤と青をレンズの立体メガネがいくつか用意されてました。待たされている行列の中の子供さんに「メガネをかけてみませんか」と勧めています。関心のある大人にも同様です。何の事かと見ておりますと、机の向う側の地面に大きな地図があります。たぶん日本の南海上の海底図だったと思うのですが、アナグリフ画像?(2色のずれた画像を青赤のメガネで見ることで立体に見える)を見せていました。上空から太平洋の海底を俯瞰することになります。子供たちがメガネをかけてすぐに立体視出来ているのかは疑問です。慣れないと気持ち悪くなりますし。(私は昔訓練をしまして、裸眼で立体視できるのが密かな自慢です)

④自立型海洋観測装置AOV

やっと乗船できましたが、待ちくたびれたり内部の観測室でも混雑したりで、テーブルなどに並んで設置されている各種観測装置のたくさんのモニターなどを撮影することをすっかり忘れていました。渋滞している見学者の列の隙間で撮影できたのがこの機器です。現場ではそれほど関心が無かったのですが、帰宅後調べてみるとなかなか面白い観測機器でした。保安庁のHPによると
 【AOVは、決められた海域を無人で航行しながら観測する装置です。 海面上のフロートと海面下8m下にあるグライダーから構成されています。
  観測項目
  流向・流速、水温、塩分、風向・風速、波高、気温、気圧 .
  AOVの仕様
  速力:平均1.3ノット
  大きさ(フロート部):約300cm×80cm
  大きさ(グライダー部):約250cm×140cm
 他船からの視認性向上のため、「簡易灯」、「レーダーリフレクター」、「赤色の旗」を装備しています。太陽電池パネルで電力を得ています】
 いろいろな海域で、働いているようです。すごいですね。
以下気になった機材など。

⑤海底基準局


解説がくどくなるので、説明板を同時に。

⑥CTD


東京海洋大学練習船「海鷹丸」の⑦でも登場しました。

⑦海底採泥器と同巻揚げ機



採泥器自体はこんなものかと思いましたが、船尾甲板にありましたいかにも就役当時からあるような年季の入った巻揚げ機に感心しました。
ドラムには直径6mmのステンレスワイヤーが3300メートル巻かれているそうです。④、⑤や⑥の投入にも使用されるそうです。

明日はその他あるあるで、最終回になります。



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2019東京みなと祭報告③しゅんせつ船「海竜」

2019-05-21 18:02:16 | 働く船舶
昨日に続いて、東京都港湾局東京港建設事務所 しゅんせつ船「海竜」です。
総トン数1410t 自航ドラグサクションしゅんせつ方式の作業船です。

①②しゅんせつ船「海竜」


昨日も書きましたが、海竜の接岸場所の奥行きが狭く真横から撮影できませんでした。真っ赤なドラグアームが特徴なのですが。


③船橋操舵室です。

「海竜」と言う船名は都民のアンケートで命名されたそうです。

④ブリッジ船窓から

ブリッジ船窓から作業甲板を見ます。大きな穴は泥艙です。右舷側の赤い巨大なパイプがドラグアームです。

⑤せめて模型で

船内に展示されていた模型で全体を想像してください。右舷中央から船首寄りで海底の下りているのがドラグアームです。

⑥同じく

ドラグアームです。実物同様に赤く塗装してあればもっと鮮明に写せたのですが。

⑦ドラグアーム

船首側を支点にして船尾側を海底に下ろします。掃除機のように海底の泥を吸い上げて泥艙に格納します。泥艙の土砂は処分場に運搬し、船底を開いて投入するそうです。泥艙容量は747.4㎥です。

明日は測量船「明洋」です。
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2019東京みなと祭報告②練習船「海鷹丸」

2019-05-20 18:02:12 | 働く船舶
昨日に続いて、東京海洋大学練習船「海鷹丸」です。カテゴリーを「自衛隊装備」から「働く船舶」に移動します。
当日8時半ごろには晴海ふ頭に現着。すでに西から海上保安庁の測量船「明洋」、都の浚渫船「海竜」、護衛艦「てるづき」と停泊しておりました。たぶん前日からでしょうか。あるいは早朝からか。でも「海鷹丸」いません。
それがですね1時間前頃でしょうか、海鷹丸がやってきました。一番奥の接岸場所に向かってゆっくり動いていきます。あらら!ずいぶん遅いお出ましだとびっくりしておりました。向きを変えたり時間があるのと思っていました。ところが護衛艦をのためタラップ周辺に集合が掛かったころ、護衛艦の向うに海鷹丸のマスト付近が見えました。並んだ信号旗がどうもくるりと向きを変えているようです。移動するのでなくその場で向きを変えているように見えました。後で船長さんにその辺は詳しく伺うことが出来ました。

①②練習船「海鷹丸」


東京海洋大学 第4代練習船「海鷹丸」1886t 職員47名、学生60名 世界中を調査と訓練で航海しています。

③学生4人部屋

乗船するとすぐ紹介されたのがこの部屋です。撮影もどうぞと言うことで、この後船内をいろいろ撮影できました。

④船鐘

海鷹丸の船鐘です。学生が毎日磨くでしょうか、とてもきれいです。所謂「〇〇点鐘」の鐘です。

⑤機関監視盤?

この前に隣に操舵ルームがあります。そこで船長さんと会話するチャンスがあり、うっかり操舵装置を撮影するのを忘れました。
操舵装置の手前に大きな電子海図盤のようなものがあり、もちろん制止ロープで近づけないようになっていたのですが、その内側に年配の船員さんがいました。袖章を見ると太い4本筋が、これは船長です。(船長を変換すると1000兆をすべて数字12桁で表示しました。このPCの調子が少しおかしいのでは)。さっそく今朝の遅い接岸について聞いてみますと、『毎年一番最後です。この近くにいつも停泊しています』と言われるではありませんか。海図盤の場所を示されます。ほんの数センチです。接岸場所での簡単に向きを変えたことについても伺いました。『この船にはバウスラスターが付いていますから』(船を横方向に動かすための動力装置である。接岸や離岸の際に使用することで、時間や手間を省き、安全を確保することを目的に、比較的大きな船に装備されることが多い)勿論後で調べた情報です。

で、この画像ですが、操舵室で機関の様子を把握するための盤だそうです。

⑥研究室

実際の研究より報告会や打ち合わせ、討論などをする部屋の様でした。南極の氷が展示されていました。勿論触ってきました。

⑦海洋調査装置CTD

採水器:
海水を採取して調べる採水器は調査する深さの海水を採取するために用いられる機器です。上下にふたが付いているパイプ状のボトルを、海中へ投下し、目的の深度で海水を採取します。採取された海水は、塩分や、二酸化炭素(全炭酸)、栄養塩濃度、溶存酸素濃度などを精密に測定する。この装置の横に装置の解説が掲示されていましたが、これも帰宅後調べて説明しました。(間違いがあるかも)

⑧左舷にあった煙突

CTDなどが展示された甲板の左舷に煙突がありました。乗組員に尋ねると、甲板では作業が多くありスペースを確保するため左舷に寄せたということです。普通は船の中心線上にありますからあれっと思ったのです。

⑨機関室

見学順路を深く下に居りますとエンジンルームです。エンジンは動いておりませんが、発電機は作動中でそれなりの音を立てていました。

⑩エンジン操作盤


⑪海鷹丸全景

埠頭の立ち入り幅は少なく船体全景が撮影できませんでしたので、この位で。

東京海洋大学練習船海鷹丸が一番興味深かったので、こんなに長くなりました。他の2隻は短いですから御勘弁を。
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今年も働く船シリーズ「海洋汚濁防止装置船」

2019-04-02 18:02:27 | 働く船舶
今年も横須賀の沖に停泊しているか期待を持って海岸に到着しますとやはりいました。と言いますと1年以上の作業になります。大きな工事ですね。正確に言いますと工事とは少し違うようです。定点で海底に土砂を捨てているわけですから。
詳細は昨年の記事「働く船シリーズ海洋汚濁防止装置船」を参考にしてください。何度も書くのは面倒で。海洋汚濁防止装置船「せいわ」です。

新しく知った情報があります。土砂を持って行って海底に捨てるとばっかり思っていましたが。どうも、土砂を積んだ船を船内に入れてから土砂を捨てさせるようです。考えてみればこのような巨大な台船に満杯になるまで土砂を積んで海上に出て捨て、また岸壁に戻ってくるのは非効率ですね。なるほど、土砂運搬船を船内に入れ込む仕掛けにはびっくりしました。海洋汚濁防止「装置船」の意味が分かりました。
と、書きましたが昨年の記事をリンクするときに改めて記事を読んで、船を入れ込む仕掛けをしっかり書き込んでいました。調べたATASHIKAさんえらい。それを忘れたあたしかさんバカバカ}。

画像は昨年と同じですがどうぞ。



土砂運搬船が入る入り口は反対側の船首の方です。
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シリーズ働く船舶「警戒船」とおまけ

2018-05-03 17:27:27 | 働く船舶
先日の荒川撮影行での見聞です。
広い荒川河口の上流と言いますか上手、荒川湾岸橋の下に、1隻の小型船がずっと停泊してました。目立つ派手な塗装でずっと気になっていたのでちょこっと撮影しました。それがこれです。


PCで見ると何とか船名が判別できました。「第三でんでん丸」 船腹の「警戒船」の旗の文字も何とか読めました。面白い船名で、ちょっと調べてみるとあちこちに「でんでん丸」を見たという報告が載ってます。番号もいくつか出ています。船団があるのでしょうか。
また船首には、「この先交互通行」の赤い旗があるらしいのですが、垂れていてよく分かりません。また船尾には、「黄色と緑の吹き流し」があります。ひもで縛ってあるのは掲揚してないことになるのでしょうか。
ついでに調べてみると、新木場駅の反対側に新砂運河があり、「新砂運河整備工事」が現在行われており、その現場の脇を交互通行する船を警戒指示しているようです。

『おまけのへんな船』


同じく撮影中に見かけた船です。ブリッジもマストも何もない船です。乗員は拡大しますと、外国人2名と中央に女性がいます。
最初は上流に向かいしばらくしてまた下流に出てきました。

見たこともない船体です。船尾の旗もよく分かりません。スエーデンの国旗にも似ていますが少し違うようです。
レーダーもマストもないのはなぜでしょうか。ひょっとして船体に畳まれているのでしょうか。
船首の直角の形状やずんぐりとした細長い船体、調べようとしたのですが、船名とか手がかりがありません。
強力なエンジンのスピードボートではないでしょうね。

私の想像ですが、ヨーロッパの運河を走る木造の船がありますね、それを日本に持ち込んだ外国人が楽しんでいるのでしょうか。でもそうすると窓がありません。
なんとか調べたいと思っています。「荒川河口で見かけた変な船」では見つけられませんでした。
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シリーズ働く船舶:海洋汚濁防止装置船「せいわ」

2018-04-10 18:02:46 | 働く船舶
久しぶりの「働く船舶」シリーズです。
3月29日の横須賀沖の「ヒメウ」撮影中に見かけた船です。台船かとも思いました。船名とか番号が見つからず長い間探しておりましたが、先日やっと判明したので報告します。「海洋汚濁防止装置船」と言う大変特殊な船です。


遠目に見かけた全体画像です。


同じくデッキと思われるところのアップです。


海岸を移動したのでデッキをアップしました。船名等手がかりになるものは見つかりません。

手がかりなく、船型も台船らしいと言うだけです。結局、東京湾を航行する船舶をウオッチされているHPを見つけ、その中に報告されている多数の船舶の中からなんとか同じ船を見つけることができました。その情報を参考にいろいろ調べてみると大変面白い、そして特殊な仕事をする船だと分かりました。

〇大新土木株式会社所有 海洋汚濁防止装置船 せいわ 全長144m
非自航船で港湾や浚渫工事で発生する土砂を海洋投棄する仕事をする船です。浮きドックのような構造で、土砂を投棄する目的の船をゲートを開けて船内に入れ、台船の喫水を下げてから土砂船から台船の船底の四角い穴から投棄すると、海を汚濁することなく海底に土砂を投棄できる仕組みになっているそうです。

大変珍しい作業船ですので、色々な方が写真を撮影しています。その写真と私の画像を比較しますと、かなりこの日は喫水が下がっています。
多分土砂を投棄している作業中でしょうか。本船を建造中のドックで見つけた方がいらっしゃって、船底に大きな四角い穴が開いているのを見つけ、何をする船かお分かりの方わいらっしゃいませんかと尋ねていました。その後判明し多くの方が報告されています。

私は初めてです。感心するやらびっくりするやら。久しぶりに勉強になりました。

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働く船舶・小型実習船「わかしお」から

2017-01-29 17:17:04 | 働く船舶
港内の撮影も一段落。何気なく向かいの岸壁を見ますと、小型の作業船の様な船が停泊しています。
見ると船腹に「海洋科学高等学校」と書かれているではありませんか。水産高校の実習船でしょうか。
小さな港でしたので、コンバージョンレンズを付けたままでは、近すぎて船体全体が撮影できませんでした。

調べてみると2008年に設立された神奈川県の男女共学の水産高校で、その小型実習船「わかしお」のようです。19トンです。
本校には大型実習船「湘南丸」650tもあるそうです。遠洋航海にも出かけているようです。
主な出身者に海洋冒険家の白石康二郎さんがいるそうです。


ここまで調べてきまして、ちょっと待てよ、今白石康二郎さんは「単独無寄港無補給のヨットレース」に参加中だと思いだしました。
昨年末レース参加の情報は彼のHPで確認していたのです。
で調べてみると、12月4日にマストの先が折れ無念のリタイヤをしたとありました。

前回の彼が参加したレースでは、南大西洋に彼が戻ってきたところまで、航跡を追跡して楽しんだのですが、今度のレースの場合スポンサーサイドのソフトを立ち上げないと航跡を追跡できないようでしたので、よく分からないソフトをダウンロードするのは怖くてあきらめておりました。
この辺もっと手軽に楽しめるといいのですが。ただ莫大な経費が掛かる世界1周レースです、仕方がないのかもしれませんね。
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