新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

夏の終わりには巡視船「やしま」と巡視艇「うみかぜ」を!

2012-08-31 18:02:22 | アウトドア
そうだ海へ行こう。今年は海に行ってなかった、と思い立ったのが今朝でした。8月最後の日です、小田急江ノ島線には程度の低い若者が大勢騒いでいました。あんな奴らを相手に商売をする海の家の店員さんたちの苦労がしのばれます。

さて江の島弁天大橋を渡り始めた時、目に飛び込んできたのは江の島の海岸の沖に停泊する大型巡視船です。後部デッキにヘリの離発着甲板が設けられているのがすぐに気が付きました。




海上保安庁のHPから。
ヘリコプター2機搭載型巡視船やしま PLH22  S63.12.01竣工
第三管区横浜配置 総トン数5259トン  
全長130m  ディーゼル出力18200PS 速力23ノット
航続距離8500浬、乗員130名、
主要兵装 35mm単装機銃×1、20mm多銃身機銃×1
搭載ヘリ「ベル212」中型ヘリ2機
航行区域:遠洋
200浬以遠の広大な北太平洋の捜索救助体制を目的に建造された2席の大型巡視船のうちの1隻でした。幸運でした。

さらにその後、江の島の南側を歩いていた時、小型の巡視艇が「やしま」方向に航行しているのに気が付きました。洋上でランデブーでもするかと思っていましたが、通り過ぎていきました。当然無線では何か話しているのではと思いますが。

20m型汎用巡視艇「うみかぜ」CD-35
H6.1.27竣工横須賀海上保安部、湘南海上保安署
総トン数23トン 全長20m 1820PS 航続距離160浬 乗員5名

「湘南の海を守る」です!!

8月最後の日、鳥はだめでしたが、いいものを見せて頂きました。昔、四管に営業に行っておりまして、海上保安庁に親しみがあるのです。
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『ここで尺八を吹いてもいいですか?』て。

2012-08-29 18:02:22 | ウオーキング
その日も朝から暑い日でした。その河原に行くための道路は、先に橋があるという理由で大変混みます。ですから七時すぎには河原の駐車場に車を止めていました。

カメラの支度をして河原に出て歩きはじめました。暑くなる雰囲気でしたが、草の生えているところはまだ朝露が残っており、ズボンのすそを濡らしております。前日から想定していた撮影ポイントを探しながら、広い河原の川沿いの草地を上流に向かって歩いておりました。
2キロほどで大きな堰にぶつかりそこで一旦歩けるような草地はなくなります。

お目当てのポイントも見つからず、そのうえめぼしい鳥もおらず、堰から下流に戻ることにしました。ずっと晴れていましたので河原の道も草地も、真っ白に乾いています。歩き始めた時にはもう30度を超えていましたが、すでに十時過ぎです、腕時計の温度計は38度近くになっていました。

収穫もなく何処かへ移動するか、しばらく休憩するかと思い、土手の並木道にある草に囲まれた小さな木陰で一休みとしました。
草地に平らな石があってちょうど腰かけるにはいい具合です。その木陰だけ草が生えていて涼しい風も時折吹きます。
土手の上ですから広い河原と広い川面、そして対岸の広い河原が一望できます。

木陰を作ってくれている木にセミが飛んできて鳴きはじめました。狭いけどナイスな木陰で、しばらく休むことにしたのです。木陰の気温は30度前半まで下がってきました。

土手のすぐ下の河原に車が来てとまりました。男女が下りてきました。男性が荷物を下ろそうとしています。女性がこちらに土手を上ってきました。
その女性が私に言いました。
『ここで楽器を弾いてもいいですか』
私がどういう事かと聞き直すと、
『主人が尺八を吹いて、私がハーモニカを吹きます』と言うではありませんか。
彼女をよく見ると譜面を立てるものとシートを持っています。
狭い木陰で、私の後ろで楽器を奏でようというわけです。
『それでは私はここから退けと言う事ですか』と尋ねると、
『そうではありません、ここで吹いてもいいですかと尋ねているのです』と言います。
『でもこんなに狭いところですよ、私は立ち退かざるを得ませんね』

どうもこの二人はいつもこの場所で楽器を吹いているらしいのです。でも今日は私がいます。暗に私に退いてほしいのです。そんな感じです。一般的に行ってこういう場合先に来た人に優先権があります。どうぞと少し動いて場所も開けることもありますが、横で楽器を鳴らされてはたまりません。
『最近公園なんかで、クラリネットやオカリナを大きな音で吹いている人がいますが、その空間には人は入れなくなってしまうよね』と言ってやりました。

下の河原で荷物を下ろしているご主人は様子を理解したのでしょうか私にしきりに会釈をしてくれています。
ところがその女性はさらに、こう言いました。
『私はバカだから言い方がわかりません。どう申し上げたらいいのですか、教えてください』
最近こういう女性がよくいると思いませんか。職場かどこかで男性と多く接しているのでしょうか、男性慣れして絶対言い負かしてやろうとする年配の女性です。

呆れ果てました。でもこちらも意地があります。『ご迷惑かけます』と挨拶がないのなら、場所を空ける気はありません。
そこで下かららご主人が、
『すみませんでした、別のところにも場所がありますからそちらへ行きます。どうも』と声を掛けてきました。女性は仕方なく車に戻っていきました。広大な河原です、他にも木陰はあるでしょうに。
最初のボタンをきちっと掛けてくれれば、すぐに譲ったかもしれないのにと思ったのでした。
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「ヒバリ」の母子?

2012-08-28 18:02:22 | 里の鳥
例によってくそ暑い河原を歩いているときでした。頭上を右手の方に降下してくる鳥がいました。暑くて暑くて全然鳥の姿の見えないところでしたから、すぐに下りた場所を確認しました。

護岸のコンクリートの上です。河原には殆ど草はなく乾いた土ですから私も姿を隠せません。できるだけゆっくり近づいてスコープで見てみると「ヒバリ」でした。冠羽を立てていないところから雌と判断しました。



ちょこちょこコンクリートを歩きながら、上空を見ています。猛禽類でも警戒しているのかとも思いましたが、その姿はありません。

しばらくしてもう一羽上空から降りてきて、雌の前方5メートル付近に下りました。当然雄かと思いましたがスコープで覗いてみますと、一回り小ぶりです。それに体色も淡いような気がします。

彼女の子供ではと思った次第です。
飛び方とか餌の採り方とか教えている最中だったのかも知れません。
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正面から見ると。「カワセミ」?

2012-08-27 18:02:22 | 水辺の鳥
猛暑の中近くの県立公園を歩いていた時でした。

小さな池と言いますか、周りを木道の散策路を設けたちょっとした休憩場所があります。斜面近くには東屋があってその小屋までは後ろの斜面の影が届いていました。その東屋だけ涼しいのです。

木道は照りつける太陽で白く乾いています。人っ子一人いない静かな空間で、東屋のベンチでボーっとしておりました。
小さな池の向こう岸の小枝に何かいます。スマートな茶色の鳥です。

気が付かれないように双眼鏡で覗いてみました。「カワセミ」です。暑いのによく出てきたものです。
でも正面から見ているので、いつもの青い羽根がほとんど見えません。顔も横から見るのと違って妙に小さく丸いです。

すぐに撮影を始めました。


ね。なんか変な感じでしょう。頭も小さい感じがします。よく見ると胸に水滴がついています。少し前に水に飛び込んだのでしょうか。
ですから、頭の羽が濡れて体に引っ付いているのかもしれません。体をよく見ていただくためトリミングしています。

では、いつもの「カワセミ」をどうぞ。これが通常の姿です。別の場所での撮影です。


この後いろいろな角度から撮影をと考えていたのですが、四人の親子連れがどやどやと入ってきて「ザリガニ釣り」を始めてしまいました。
夏休みですから仕方がありません。

でも私の横のベンチに荷物を置いた母親から、「すみませんね」の会釈くらいあってもと思うのは無理なお願いでしょうか。私がカメラを持っているのは見ているのに。さらに父親は池に真っ先に近づいたとき「あ、カワセミだ!」と言っていたのですから。


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残暑お見舞い「ミサゴ」

2012-08-25 18:04:15 | 水辺の鳥
残暑お見舞い申し上げます。




8時過ぎの河原です。少年野球と少年サッカーの準備体操の号令が、広い河原のグランドに響いていました。
今日も暑さを予感させます。

でも日陰を渡る風は、かすかに涼しさを感じます。♪♪もーすぐ秋ですね~

でも沖縄地方には、近年まれな大型台風が近づいているそうです。沖縄でご覧の皆さんお気を付けてください。

追伸。
昨日の閲覧のお客様の数が、最近ではかなりの数を記録しました。
時間的なずれを考えますと、「ヤマナメクジ」の記事の影響でしょうか。
怖いもの見たさで覗いて頂いたのでしょうか。

ありがとうございました。
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DVD「ロビン・フッド」

2012-08-24 18:11:15 | 芸術鑑賞
あの有名な「ロビン・フッド」の物語です。我々世代では少年少女向け小説からTV,映画と結構ロビンフッドは身近にあったのですが。

本作はラッセル・クロウですからあの「グラディエーター」を想像してしまいましたが、やはりそんなテイストの娯楽巨編です。

【物語】
イングランド王リチャードⅠ世率いる十字軍がフランス軍との戦いでリチャード王が戦死。王冠をイギリスへ持ち帰るロクスリー卿が闇討ちにあった現場に遭遇したロビンは、王冠と卿の剣を祖国に持ち帰ります。リチャード王の死の混乱を狙ってフランスが海峡を渡って攻めてくる。イギリスではフランスのスパイによって各地の豪族が国王に反旗を翻していた。
その中でイギリスを立て直して団結し、フランス軍と戦おうとロビンが活躍を始めます。

この物語は我々が知っている森の義賊ロビンフッドがなぜ誕生することになったのか、彼の半生が書かれています。
リチャード王の弟であとをついでイギリス国王になった暴君のジョン王のも、なるほどこんな風に彼が王位を継承したのかとわかりました。

ちょっと面白かったのは、リチャード王はイングランド師子王と呼ばれていたと記憶していたのですが、正しくはイングランド獅子心王だそうでした。ライオンの心を持った王、つまり「ライオンハート」です。「リチャード ザ ライオンハート」です「ライオンハート」てそんな名前の唄がありましたよね。

「エクスカリバー」とか「円卓の騎士」とか「アイバンホー」など、私の好きなジャンルの一つです。

大型スクリーンで観られたらいいのにと思う、156分の娯楽映画です。

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セミ2題

2012-08-23 18:02:22 | ウオーキング
最近はなかなか撮りたい鳥に出会いません。これも偏に暑さのせいでしょうか。
そんなことで、見上げた枝にいたセミをお見せいたします。


ミンミンゼミです。以下の解説はネットからの受け売りです。
アブラゼミやクマゼミに比べ暑さに弱いそうです。どれもこれも夏のセミなのに、こんなことがあるのでしょうか。

クマゼミのシャワシャワと言う鳴き声とミンミンゼミのミーンミーンと言う鳴き声は、人の耳には全く異なって異なって聞こえますが、ゆっくり再生するとミーンミーンと聞こえ早く再生するとクマゼミの声に聞こえるそうです。


アブラゼミです。
小さな木陰で涼んでいるときです、その木にアブラゼミが飛んできて、ジジジジ、ジリジリジリ、ジンジンジンとうるさく鳴きはじめました。
しばしの休憩と涼んでおりましたので、気にもしなかったです。
しばらくして何気なく見上げると、鳴いているアブラゼミにうえにじっとして鳴いていないセミがいます。双眼鏡で確認すると鳴いている方は羽の間隔を少し開け盛んに体を震わせています。上のセミは全く体を動かしていません。

上のセミは雌、下の鳴いているセミは雄と判定したのですが間違っていませんでしょう。
ひょっとすると交尾のシーンが見られるかと期待しました。15分位は下から眺めていたでしょうか。よく見ると、雄はわずかですが雌の周囲を移動しています。最初に気が付いたときはもっと右側で鳴いていました。

ところがそのあと、ちょっとこの木陰を退いてくれと言う理不尽なこと言い出す中年の女性が現れ、セミどころではなくなりました。
そのことを書くかどうか迷っています。
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「ヤマナメクジ」!!

2012-08-22 18:02:22 | 生き物たち
今日の画像は大変グロテスクです。気の弱い方はご覧にならないようにしてください。

遠出での帰り道、休憩を兼ねて県立公園に寄りました。いつもの駐車場です。駐車場わきのベンチで冷えたペットボトルのお茶を飲みながら青い空を見上げていると、3月11日を思い出しました。あの日もこんなような青い空でした。場所もこのベンチです。

さてせっかく来たので公園内の遊歩道を一回りしようと中に入りました。さすがの猛暑です。カメラマンはおりません。
いたのは句会か植物観察会の方々です。たぶん句会です。なぜなら皆さんが持っている帳面のようなものをのぞき見すると、紙面に広い幅で茶色?の縦線がゆったり引いてあったからです。あそこに句を書くのかなと思ったのです。

さてもう一グループに会いました。両手にストックを持ってウオーキングをする人たちです。

画像を下の方に移動させるため、どうでもいいことを書いてきましたが、もう書くことがありません。

鳥は全く見かけられず、そろそろ遊歩道もスタートの駐車場近くに戻ってきたときです。
何気なく下を見ると、何かゆっくりと動いているのものがあります。遊歩道をそろそろ渡りきったところです。

茶色の大きくて少し太いです。昔見た、ホウセンカによくくるスズメガの幼虫かとも思いました。
でも少し違います、チョウやガの幼虫は、胴体は太いですがどちらかと言いますと丸いです。
でもこの生き物は丸くなく、むしろ厚く平べったい印象です。

よく見ると頭部にカタツムリのように角があります。目ですね。巨大なナメクジの印象です。

遊歩道を歩いてくる人がいれば教えて驚かせてやろうと思いましたが、午後のくそ熱いこの時間、誰も来ません。

薄暗い森の中でシャッタースピードもなかなか上がらず、うまく撮影できません。

こんなに遅いナメクジの動きのでも、ぶれてしまいます。

大きさを理解していただくために、いつもの方法で小銭入れを置きました。

昔巨大なミミズを撮影した時と同じ方法です。「マムシと巨大ミミズ」こちらも60センチのミミズが出てきます。

さてこのナメクジを調べてみました。「ヤマナメクジ」と言うそうで、山野によくいるそうです。家の周りにいるナメクジとは別の種類です。体長は10センチ以上になるそうです。




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パレードを見ていて

2012-08-21 18:02:22 | その他
昨日はパレードのニュースばかりでした。
メダリストのパレードそれ自体は嬉しいことでもあり、みんなでお祝いしようと50万人の人が集まったのだと思います。映像ではなく生で遠目ですが実物を見られるわけですから。

でも不思議に感じたことがあります。月末からパラリンピックが始まります。
パラリンピックのメダリストの人たちには、パレードしてくれるのでしょうか。
どうして時期をずらして一緒にパレードしてあげないのでしょうか。あと3~4台バスを並べて一緒に走ってあげればいいのに、と思いました。

もしパラリンピックのメダリストを別にパレードするとしても、もう50万人は集まらないでしょう。そうするともっとさびしいことになります。
ですから多分パレードはしないのではないでしょうか。石原さんもパラリンピック・メダリストには気が回らなかったのでは。

それともまったくパレードなんかするつもりが最初からなかったのかもしれません。役所も政治家も誰も心配りをしなかったのでしょうか。
政治家の中には障害を持った人は一人もいないのでしょうか。家族に障害を持った人はいないのでしょうか。
パラリンピックのメダリストが羽田に帰ってきたとき、政治家や役人はどのような顔で迎えるのでしょうか。

こんな話題を取り上げているマスコミを、残念ながら私は知りません。
多分、二つの島の関係でデモではない多数の日の丸が必要だったのではと勘ぐってしまいます。

ひょっとすると、屋根なしバスはあのパレードの台数分しか日本では調達できないという、簡単な理由だったからかもしれません。
昔、十数年障害者がメインの会社に勤めていた関係で、思い込みが強くなってしまいました。

追記:ちょっと調べてみました。北京パラリンピックでは、金5を含む合計27のメダルを獲得しています。
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「アカボシゴマダラ」にまた遭遇!!

2012-08-20 18:02:22 | ウオーキング
08年に神奈川県座間市で見つけた「アカボシゴマダラ」(既報)をまたまた、今度は宮ヶ瀬ダムで遭遇しました。
炎天下、だれも歩いていない湖畔の林道、橋のコンクリートのつなぎ目で水でも探していたのでしょうか。
一目で赤い斑点で気が付きました。

本来中国の方の蝶で、国内では奄美諸島とその付近だけの固有の亜種だそうです。1995年埼玉県で突然確認され、その後神奈川県や関東地方南部で多数発生、2010年には山梨県や静岡県でも記録されているそうです。その状況からマニアによる人為的な放蝶の可能性がたかっているとのことです。要注意外来生物に指定されている。(参照:Wikipedia)

丁度鳥撮を始めたころに見つけた蝶で、記憶に残っているのです。




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