新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

雷雨と稲妻

2007-05-31 22:47:58 | アウトドア
夕方からものすごい雷雨になりました。私の家は丘陵地の北側斜面にあります。したがって北東から北に視界が開いています。夏になると15キロほど離れた遊園地の花火大会が良く見えます。そんなことで、稲妻の写真をブログに載せようと狙ったのですが、狙っているうちにバッテリーが切れてしまいました。やはり、ビデオで撮影にするしかないかと思った次第です。ですから写真はありません。
元来、雷が大好きです。勿論安全な場所に居てですが。大地を揺るがすと言いますか、よどんだ大気を雷神が大きな手で掻きますようで、自然の営みを感じられる少ない瞬間です。
それでも怖い思いをしたこともあります。
①夏、奥多摩の鶏冠山の林道を一人で歩いていて、雷鳴を聞いたときです。乾いた広い林道で、逃げるところもなく、駐車場まで夕立との競争でした。
②茨城県波崎の新堤が、沖合い2キロほど出ている突端で、やはり夏、投げ釣りをしている時です。突然霧というかもやに包まれ、持っていたカーボンの投げ竿が、チリチリ音を出し始めたときです。海の防波堤ですから逃げ場もなく、伏せても自分が一番高い状況です。糸も100mは出て居りますからアンテナを張っている事になります。竿を手早く仕舞って、ともかく見えなくなってしまった浜へ戻り始めました。途中で平気で釣りをしている二人連れが居ました。東電の現場の仕事をしている人たちで、山で仕事をしていると、夏になると良くあることだとの事。
通り過ぎるのをじっと待つしかないねと。私もその横で、話をしながら時を過ごしたのでした。
デジカメで稲妻を撮影するのは無理ですね。
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猫の親子か?

2007-05-30 20:00:46 | その他
私のうちの集合住宅には、猫が3匹住みついています。昼間は1回の家のベランダや庭の植木の陰で寝そべっています。1回の奥の家が餌をやっているようで、数年来いつ続けています。
あるときふと缶詰の餌をうちでもやってみました。一つには、缶詰が思いのほか安かったからです。茶色の猫が、一番積極的で近寄ってきたので彼女に餌をやってます。一応夕方だけにして居りますが、夕食の準備をしていると気配を感じて窓の外で鳴いてねだります。使ってない小鉢を専用にして、夕方在宅のときは遣っていました。そのうち複数の気配がしますので見ると3匹になってました。
ねだるのは茶色の母猫で、後の2匹は子供だと思っています。子供は警戒心が強く、餌が置かれるまで離れた所からのぞいています。最近は黒が先に食べ始めますが、途中で茶が、とんとんたたいて子供をどかして食べているようです。
しばらくして必ず3匹が夕方部屋の前に来るようになってから、居つかれてもと思い中断しておりました。
茶色だけは、朝出かけるときも部屋の前に待っており、足にまとわり付きながら敷地の境まで送ってくれる事もあります。
先日、TVで、猫は動物の中で一番精神的な動物で、しっかりした性格を持っていると言っていました。自分を拾ってくれた少年の手を引っかいて、六針縫ったと言うあの番組です。
そんな事で、つかづ離れず付き合っていこうかと思っています。
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「秘文字」

2007-05-29 22:37:21 | 読書
懐かしい本が出てきたので、紹介します。
「秘文字」泡坂 妻夫、中井英夫、日影丈吉著 監修 長田順行 社会思想社
暗号書です。
私若い頃、一時期暗号に大変関心がありました。学問的というより、技術的あるいは暗号の小説に興味がありました。人形が旗を振る話しは、コナン・ドイルでしたか、六文銭は江戸川乱歩でしたね。
小説だけでなく暗号をどう作るかとか暗号化のマシンの話とか面白く呼んでいました。日本軍の暗号が解読されていたとか、ドイツの暗号は当時世界最高であったとか、欧米では、暗号解読を知的遊戯としていたとか感心したものです。

本書は、その頃発売されたもので当時(1979年2月発行)4800円とかなり高額でしたが買ってしまったのです。
永田氏の暗号の解説とその解き方の解説があり、ここで世界の暗号の歴史と主な暗号方式の解説があります。その後、上記三名の作家の短篇小説が、それぞれ異なった方式で暗号化されて掲載されております。
暗号の情報は一切提示されておりませんので、読者が独自に解読するしかありません。2つほどその頁を撮影しましたのでご覧ください、異なる作品です。


さて、回答は印刷されておらず、読者はがきを送ると、出版社から返送される仕掛けです。勿論、取り寄せてあります。開封せずにとってあります。
では、解読したかと言うことですが、一言も解読はしてません。本格的暗号ですから先ほどの解説書を読んでも簡単には理解できず、老後の楽しみにしています。

老後のお楽しみといえば、もう一冊てつかずの本があります。それはまた後日。
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続、狭山茶・バラ園・陸上競技

2007-05-28 22:50:47 | ドライブ
前回、一度に3つの噺を投稿しましたが、それぞれで1件になる内容でしたの、今日残りの事を忘れないうちに書きます。

①狭山茶の件  狭山近郊に以前住んでいた事は話しましたが、子供の頃で行動半径は狭く、今回、思い出の地を探すために走りましたら、色々発見がありました。確かに街道筋は大いに開発が進んでますが、街道に沿って脇道を走ると、左右ケヤキ並木になっており、昔はいい道だったろうと感じました。今は抜け道としてかなり車が走ってます。環境は良いですが店がないので生活は不便です。
県道8号線を狭山・入間方面に走っているとき気が付いたのですが、右側奥に農家が続いていまして、皆さん立派な屋敷になってます。その農家の敷地の裏がケヤキをふくんだこんもりとした森になっており、その森が隣に続いています。ですから山並みのように森が8号線に沿って続いています。南側は広大な畑・茶畑です。都会のサラリーマンと違って、皆さん底力らのある生活をしているのではと、思った次第です。

②バラ園  以前お話した牡丹園と違いここには事務所もなくまた、シーズンだと言うのに相談員もいず、チラシ1枚置いてはありません。南東向きの斜面に全面バラが植えられています。驚いたのは、バラ一つづつに、名称のほかに認定と言うか登録と言うか年数が表示されていました。新しい品種を認定する制度が世界的に確立されており、管理されているのだなと感じました。たぶんイギリスあたりの歴史ある協会で、このような管理が確立されているのでしょう。例えばサラブレッドの先祖が正確に遡れる様に。

③陸上競技  槍投げの投擲面の左右のラインがテープになってました。初めて知りました。そのテープを片付ける専用の、車がありました。遠め目で見たのですが、テープ幅しかないリヤカーのような形です。二人1組で巻き取るのですが、一人がテープをよじれないように張ってバックしながら歩きます。それに向かい合うようにもう一人が、車を押していきます。車の心棒にテープが巻き取られる仕組みになってました。やり投げの選手が退場して誰もいなくなった広い芝生のグランドに、男の係員がテープを持ってバックし、それを小柄な女の係員が車を押して追っかける。何か楽しそうに話しながら。スタンドの関係者もレーンの選手たちもみんな見ている中で。ほほえましいシーンでした。
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小朝独演会 於歌舞伎座

2007-05-27 22:51:36 | 芸術鑑賞
春風亭小朝独演会に、歌舞伎座まで出かけました。私は2つの点で期待をしていました。①初めての歌舞伎座。②演目「中村仲蔵」の期待。
①これが歌舞伎座かと、劇場内をうろうろと。通常の公演でないので、閉まっている売店があり、お土産が買えませんでした。名物最中を餡と抹茶、二つも食べました。中入りのとき、本当に皆さん弁当を食べるのですね。おかずの匂いが漂っていて、変な気持ちになりました。

演目と出演者(独演会でなく、いつもの義弟たちが出演)
①「四段目」 林家いっ平
 まだまだ若い、勉強をして欲しい。兄と同じ、独特の高い声が聴きづらい。
②「中村 仲蔵」 春風亭小朝
 私としてはこちらが、メインと思っていた。三遊亭円生の落語が刻み込まれているので、小朝がどう演じるか期待していた。最後のところで気に入らない点があった。定九郎の自分の新解釈について、観客が認めてくれたことを知る件で、円生は、街の中をがっかりして歩く仲蔵が、すれ違う観客の話し声で評価を知る、そんな噺になってたと思います。小朝は、小屋に心配で見に来た上さんが聞いた客の評価を、仲蔵に話すようになってます。これでは間接的な評価で、また聞きとなり私たちに印象が薄くなるような気がします。
③「お菊の皿」 林家正蔵
 例の件、どう話していくかと思っていたら、枕で勘三郎の使っている楽屋に入りました、何かの因縁かと笑いをとっていました。噺は旨くなっています。貫禄が付いていくのを期待したい。
④「文七元結」 春風亭小朝
 大変面白かった。有名な話であるが、手馴れた町人の語り口で間をおかず、テンポよく笑い、そして泣きました。
収穫のあった一日でした。
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狭山茶・バラ園・対抗陸上

2007-05-26 17:58:52 | ドライブ
朝6時には目が覚めます。朝日が部屋に入ってきて一度目が覚めます。昨日、狭山茶が無性に飲みたくなり、ルートを選定してから、早めに寝たので早起きとなりました。
私、狭山方面の近在で生まれましたの、そのあたりも含めたコースにしたのです。川越街道も30年ぶりとなると、全く様相が異なりどこだかわかりませんでした。まして子供の頃となると、車で通りかかるのでは無理でした。9時には、狭山の近くに着いてしまい、コンビニで時間つぶしとなりました。裏街道はケヤキ並木でむかしの街道の風情がありました。(①)
川越の手前から、県道8号線に曲がり狭山方面に。茶畑はあるのですが、販売店がありません。十字路を通り越すと左折の道の奥にノボリが。そんなことで入間市まで来てしまいました。狭山茶の生産量ではこちらが多いとの事。県道8号はのんびりした田舎道で大変走りやすかったです。
結局戻ってきましたら、まだ11時半、それでバラ園があるのを思い出し、よってみました。バラを知りませんので、きれいな花をいくつか紹介いたします。





それでもまだ12時30分。バラ園のある丘陵は、本来公式陸上競技場を囲む丘陵です。今日は、J大学とN大学の対抗戦をやってました。陸上競技を、まして大学対抗戦を見るのは初めてです。関係者と同じスタンドで観戦するのは大変面白かったです。競技運営の裏方や、記録係りも大学生の担当で、そこにも先輩の威光があることも愉快でした。オープン参加のOBに対しての、現役学生の応援も苦笑を覚えました。『○○先輩、ガンバ!』です。トップクラスのレベルではとてもありませんが、それなりに彼らは頑張っていました。
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「長野殺人事件」新刊です。

2007-05-25 23:06:50 | 読書
昨日の戸板康二の本に、購入を譲ったのがこの本です。
戸板康二はまだ読み終わっていませんが、この本をどうしても欲しくなり、そして今日が発行日でしたのでやはり購入しました。
「長野殺人事件」内田康夫著 光文社 1,600円

主人公は、なんと浅見光彦と竹村岩男警部です。(愛読者でしたらお解かりになるでしょう)
舞台は長野県、田中元長野県知事とその後の新知事の長野県政をバックに、事件は長野オリンピックの招致のときに発生した、巨額の使途不明金の事件です。帳簿を廃棄処分したと言うあの事件です。
内田さんは、いつもその作品の中で実際の事件を想像させるような、ストーリーを展開されます。
今回も、どこまでが真実だろうかと、部外者ながら心配になります。それに内田さんは、長野県民のはずです。広い意味で、関係者になるわけですから。先ほど読み終わったばかりで、まだ整理が付いていません。今日はこの辺で。
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「團十郎切腹事件」出版されてます

2007-05-24 19:27:55 | 読書
久しぶりに本の紹介です。七十七歳の歌舞伎役者・中村雅楽が歌舞伎界や演劇界に起きた事件を洒落た語り口で解き明かしていく、大人の『探偵小説』です。
戸板康二著。創元推理文庫で全5巻です。現在1,2巻が発売されています。1冊1,200円です。
この本は、20数年前、古本屋で偶然見つけた、次巻の「グリーン車の子供」を読んでから好きになったシリーズです。戸板康二は演劇評論家としては知っていましたが、こんな面白い探偵小説を書くのかと関心したのであります。

一昔前のよき東京を舞台に、地方も追々出てくるでしょうか、ぎすぎすしていない時代の歌舞伎界を舞台に、まるで、シャーロック・ホームズを読んでいるようです。ワトスンは竹野と言う新聞記者が勤めます。
演劇評論家が本業ですので、歌舞伎界の裏側、歌舞伎の知識などふんだんに出てきます。残念なのは、私に歌舞伎の知識が全くなく演目や役者の名前を目で追っているだけです。
1冊1200円ですから、文庫本としてはちと高く、買い渋っていました。が昨日いつもの様に本屋をうろうろしていますと、内田康夫の新刊が出ていました。こちらは1600円です。内田を先に買ってしまうと、ますます戸板康二を買いそびれます。それでこちらを購入した次第です。
今度の日曜日、歌舞伎座に春風亭小朝の独演会に行きます。電車の中で読みきってしまいましょう。
いい時代の探偵小説に興味があればお読みください。

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帰り道は9k

2007-05-23 18:07:43 | ウオーキング
朝一番で、眼科に行き定期眼底検査を済ませました。また3ヶ月先に検査です。
11時に終わりましたが、瞳孔を薬で開いていますで、夏のような今日は駅まで帰れません。仕方なく週刊誌を買って、喫茶店の地下で早めの昼食です。
落ち付いたところで、k県Y市のホビー専門店に小物を買いに行きました。買い終わってもまだ1時です。数年前にY市から川沿いに歩いて帰ったことを思い出し、紙袋を持って歩き始めました。
この川は、何時も歩いている川の下流部になります。例の豆腐屋さんの橋が目標です。
①途中で見つけたスポーツ公園。地元の人によると、成人の硬式野球が出来るグランドがあるそうです。

②右岸側。20m近い段丘。これはいつものコース付近にも続いています。

③田植えが終わっています。

④下校途中の中学生が遊んでいます。今日は真夏日。

⑤途中の国道で遊歩道は一旦途切れます。これは右岸の段丘の続き、崖が森になってます。全ての写真は右岸を撮る。(①は左岸)
帰宅後、Y市駅から約9kでした。夏日の午後は、一寸堪えました。
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肉刺(まめ)の出来る瞬間

2007-05-22 19:56:18 | 万華鏡
直径6cmの木柱に、テープを貼ってガラスのパーツを貼る仕事をやってました。ガラスの柱を作ることは出来ましたが、完成したものは失敗でした。想定と実際は繋がりませんでした。

さて、木柱に残ったテープ滓はべとべとしてゴミが付きます。ころころテープ状になってしまいます。接着剤が強烈でつまんでも取れず、結局一番良い方法は、親指の腹でこそげ取るしかありませんでした。幅7cm、長さ18cmのテープ滓を端から指でゆっくりこそげて行きました。
グイグイやっているうちに、指に腹がだんだん熱くなってきました。ナンカやな感触でした。
その瞬間、左の親指の腹がずるっとすべりました。接着剤でなかなか動かない親指が少し動いたのです。焼けるようなしびれるような、でもそれほど痛くはありません。表皮が浮いている感触はします。剥れているようです。右手はまだ大丈夫手下から、残りをはがし始めました。結果はそうなるのが判ってましたが、やはり右も皮が剥れました。表皮の下にはそれほど痛点はないのでしょうか、その瞬間痛くありませんでした。今、両方の親指に肉刺(まめとよむそうです)が出来てます。
明日から、別の物を作らねば。眼の定期健診の後、ゆっくり考えます。

長距離のウオーキングを久しぶりにすると良く足に肉刺が出来ますが、こんな風に出来ているのでしょうか。
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