新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「キジ」のカモの舞台は

2012-06-30 17:27:37 | 里の鳥
昨日の続きです。
私がキジを観察していた場所ですが、いつもの里山の一番西側のはずれの小川を渡った河原です。最近地元の有志が荒れ放題の河原を多少手を入れたのです。作業をしていた地元の方とお話をする機会があり、徹底的なきれいな公園にするのは反対と意見が一致したのです。ある程度の虫や草花を残し、舗装もせずに自然と触れ合ってもらうような草っぱららのような空間がいいのではと話したのです。

ですから以前から茂みに住んでいた「キジ」を観察できるのです。


手前の石積みが2メートルくらいの土手になっています。この前方辺りを地元の人たちで整備したのです。土手の上から草原が観察できます。


この草原の左に小川が流れていて奥にやっと見える川に流れ込んでいます。この草の河原は左手の里山の水田の南端まで続いています。


最初の写真の草地の中央の木の下に、右手のブッシュから歩いてきた「キジ」が隠れています。
隣のブッシュにいるこの「キジ」に気が付いて草原に出てくるまで観察していたのですが、そのうち別のところでやはり鳴いている「キジ」がいました。
どうもこの2羽が縄張りを主張しているようなのです。もう1羽は左手の小川の向こうにいて、小川を挟んで対峙しているのです。


相手はブッシュの中で鳴いているので、なかなか発見できませんでしたが、偶然顔を出した瞬間撮影できたのがこのカットです。
赤線で囲んだ中に赤い顔が見えませんか。
こちらは先日の「霊」の画像と違います。丸の中にはっきり写っています。
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「キジ」のカモ

2012-06-29 18:02:22 | 里の鳥
タイトルを考えていて思いつきでこんなのにしてみました。
正しくは「キジ」のカモフラージュです。

全くの偶然でさらに幸運で、「キジ」よりも先に私が「キジ」を見つけたのです。
あの赤い顔が緑の草の中にいるのに気が付いたのです。


その後も「キジ」が草の中を移動していくのを、たまたま監視できるポジションに座っていたので追跡できました。
ちょっとした草原をずっと移動していきます。いったん見失うと全くわかりません。見事に草が動かないのです。潜水艦が水中に潜ってしまうかのようでした。
次に発見できたのは、潜望鏡を上げた時のように、赤い頭が草の中から覗くときです。


周りを一回りチェックしてまた草の中に隠れてしまうのです。
草の中で餌を探してはいるようですが、周囲の警戒は怠りません。
こんな風景を見ることができたのは幸運でした。明日はその舞台をご紹介します。
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メープルシロップを試してみる

2012-06-28 18:02:22 | グルメ
メープルシロップはホットケーキにかける甘いシロップと言う認識しかなく、わが食卓には上っておりませんでした。

6月17日放送のテレビ朝日|奇跡の地球物語|カナダの甘蜜~森が育むメープルシロップ~を見てから認識を改めました。
カエデの樹液を採取することは知っていましたが、あのカナダの大自然の中手作りでメープルシロップを作っている老人が紹介されました。

彼の森は36ヘクタールありそこに植えられている5000本のサトウカエデから、一本一本バケツで樹液を採取しているのです。カナダの広大さを想像させられました。その樹液は一日6,000リットルを15人のスタッフで収穫されます。そしてそれからただ6時間樹液を煮詰めるのです。40分の一に凝縮されてメープルシロップになると言う事です。

樹木に差し込んだパイプからホースで工場に樹液を運び、機械化された工場で自動的に生産している工場もあるようですが、その老人の家では、サトウカエデが芽吹くまでの春のたった三週間だけの自然の恵を手作業で採取していました。
また、カルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富、またビタミンB群も多く含まれていると紹介されていました。
料理の素材としてもパンケーキだけではなく、肉料理や日本料理で使うみりんのような使い方ができるのではと料理研究家が紹介していました。

大自然の中で全く天然の手作りのメープルシロップを見てしまっては、試してみたくなりました。
現在朝食でヨーグルトに蜂蜜を入れていますが、これをメープルシロップに換えてみようと思いました。
ターミナルの行きつけの輸入食材店に捜しに行きました。数種類売っておりましたが、それほど大きなか価格の差はないようで、とりあえず店員が売れているという商品を購入しました。


適当にヨーグルトにかけてみました。まあまあの味です。こんなものかと思いました。癖がないので、食べやすいです。
分量を考えて、蜂蜜とどちらがいいか比べてみようと思います。
最近蜂蜜が猛烈に高くなっております。自分好みのメープルシロップが見つかればいいなあと思っている今日です。
高価なシロップは、特別な味がするのでしょうか。たぶん完全手作りのシロップが高価な値が付いているのでしょうか。
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思ったほどではなかったパスタキャップ

2012-06-27 19:18:16 | ショッピング
これも十数年使ってきたのですが、パスタの保存ケースの場合です。合成樹脂でできているのですが、長年の使用で劣化したのでしょうかひびが入ってしまいました。
そんなこともあるかと数年前からヨーカ堂の家庭用品売り場で見つけた、今度はガラス瓶?のパスタケースを引っ越しをきっかけに購入することにしたのです。

それなのに売り場に行ってみるとありません。売り場の女性に勧められたのが、このパスタキャップです。
TVで紹介されたような記憶もあり、価格もケースの半分でしたので即購入しました。
仕組みは簡単です。500gのパッケージの口を開け、キャップの本体を中に差し込み、パッケージで外から囲むようにしてから、ホールドパーツで締める仕組みです。

一人前と一半の別々の口が付いているので便利とあります。また自立するとも説明がありました。
しかし使ってみると500gのパスタが意外と重いのです。さらに長いので重心がキャップから離れてしまいます。
ですから取り出し口にパスタがうまく当たらないのです。キャップを持つとパッケージがだらりとしてしまいます。またホールドパーツのバックルの取り付けが甘く、パッケージをまとめてから締めるとバックルが外れてしまいます。
さらに、ホールドパーツの上から皺くちゃになったパケージがはみ出て見た目も良くありません。

エコから言ってもいいアイデアで、瓶とかケースが不要になるのですから使ってみたいのですがこれでは、まだまだ不十分です。もう少し開発研究の余地があるようですね。




パスタは長年愛用のディチェコの№11です。
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「モズ」後姿3景

2012-06-26 18:04:27 | 里の鳥
先日やけにモズを見かけるなあと言うときがありました。帰宅してチェックしてみると全部後姿です。
よく見かける鳥ですが、改めてじっくり見るとこれもまた、美しいと言いますか可愛い後姿ではありました。






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働く航空機つづき

2012-06-25 18:02:22 | 航空機
資料整理で一日を使ってしまって、頭に中が大変偏っています。そんな風で、最近散歩で見上げた民間機を二つ紹介することで。



JA02EX 東邦航空運航。EXテレビ朝日 報道取材機

曇り空でした。しきりに上空を旋回していたのがこのヘリです。白地に赤い文字がきれいで、あわてて自宅にカメラを取に戻り撮影しました。
晴れていたらきれいな機体だったのにと思いました。それだけ長い間飛行していたので、何か大事件かと夕方のニュースをチェックしたのですが、なにもありませんでした。


協立航空撮影(株)  セスナ208BキャラバンⅠ

こちらも薄曇りの日でした。この会社と、この航空機にはちょっと思い入れがあります。
どちらも曇り空が残念でなりません。
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「カワウ」の猛烈な食欲

2012-06-24 18:05:03 | 水辺の鳥
相模川の磯部の堰から下流左岸は、数百メートルの渡って水面より10mくらい高くなっています。ですから川沿いに左岸を下るときは、広い川面が見渡せます。この季節ですとあゆ釣りの釣り人が点在しています。

某日、左岸の草原を歩いておりますと、ちょうど釣り人のいないあたりの水面がザワザワしているのに気が付きました。この日は大変流れが穏やかで、川なのに水面の波紋がはっきり見えました。波紋の中央に黒いものが見えます。

アマゾンならカワウソかもしれませんがここは日本です。見ているとどうもカワウのようです。嘴の付け根の黄色い模様がなんとなく見えます。


肉眼ではこんなにはっきりは見えません。


何かかなり大きな魚をくわえています。アユを採っているのかとちょっと心配になりました。


この大きさからコイでしょうか。


飲み込むのに四苦八苦しています。30秒くらいはかかったでしょうか。


食後の一服です。河原に上がりました。まだのどのあたりは通常よりかなり太くなっています。
この季節放流のアユを狙って、カワウが襲います。魚業組合の人との攻防戦が起きています。
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[北条氏照]墓所の陰について

2012-06-23 17:32:38 | ウオーキング
先だってご紹介した「北条氏照墓所」に関して、ずっと気になっていることがありました。
助命嘆願されたのに秀吉の命により切腹斬首され、さらにこの墓所のさびしさです。甥の五代氏直は高野山へ流されていますのに、四代氏政・氏照兄弟は切腹させられています。
戦の常とはいえ、敗者の立場からですが、あまりにもかわいそうです。

そんな訳で、先般の画像に何か映っていないかと探してみました。ご紹介した後、どなたからコメントがあるかと思いましたが、今のところありません。
多分塀のシミや汚れ、さらに周囲の木々の影が重なったのではと思いますが、気になる模様が見えますので気になった以上、ご紹介することにします。


これが当日撮影した画像です。どこにあるのかお分かりになりますか。


これが私の気が付いた部分です。侍の横からの姿が見えます。耳から鬢の様子もはっきり見えます。
気のせいか顎髭もあるような。
侍が切腹をして、きりきり腹に刀を立てて、前屈みにになっているように見えるのですが、どうでしょうか。
前にぐっと屈んでいるので肩から背中の上部も見えるような気がします。
塀の補修の白ペンキの塗り方で、こう見えてしまうのかもしれませんが。

撮影した翌日にはこの陰に気が付いたのですが、皆さんに報告するか迷っていました。興味本位になっては困ります。
でも、わたくしに気が付いてくれと言っているのであれば、報告しなければと思ったのです。
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梅雨空の中の「アオサギ」の若鳥

2012-06-22 18:02:22 | 水辺の鳥
梅雨空の中、今にも振りそうな曇り空の中そろそろ帰らないと雨が降ると、大きなハウスを曲がったところです。
ハウスと休耕地と農機具小屋の囲まれた小さな田んぼがありました。それが逆に見通しを防いで静かな一角を作っていました。

「アオサギ」が1羽じっと佇んでいます。その姿からと、近づいてもすぐに逃げない様子から若いなと思ったのです。


頭に黒味がありません。背面や胸の飾り羽がありません。嘴も黄色が少ないです。独り立ちしたばかりと思いました。


自分で餌をたくさん見つけて、早く大きくなってくれと応援したくなったひと時でした。
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台風一過、宮ヶ瀬ダム調節放流を!

2012-06-21 18:02:22 | ウオーキング
一昨日、夜12時までが東京地方での台風の峠ではなかったでしょうか。密封された家でも、どこかから風が入ってくるのでしょうか、時たま部屋の空気が動いていました。猛烈な雨も12時で終わりました。

さて各地で川の水位が増加しているとのニュースがありました。神奈川県最大の宮ヶ瀬ダムが、調節放流しているはずと行ってみました。もちろん山道の崩落には注意が必要ですから、遠回りして開かれた町場の方から近づきました。
10.10.02日に同じように調節放流の取材をしています。興味がある方は、そちらものぞいてください。

神奈川県西部にある宮ヶ瀬ダムは、副ダムとして下流に石小屋ダムを持っています。宮ヶ瀬ダムの放水をさらに調節する役目を持っています。


石小屋ダムの 自由越流です。宮ヶ瀬ダムの放流水は膨大なエネルギーを持っていますの、石小屋ダムがその勢いを弱める役割も持っています。


自由越流提の上を乗り越えていく水の流れです。これはこれですごい迫力です。谷底に水音が響いています。


宮ヶ瀬ダム本体を望みます。ダム天端まで290メートルあります。
遠景ですが、堰堤中ほどからと、下部との2ヵ所から放流されています。
放水口向かって左側の、白い塔が見学用エレベーターで標高差150mです。当然この日はダム堰堤自体が地響きを立てていましたから、エレベーターに乗った時はスリルがありました。


堰堤下部、第1発電所手前から利水放流されています。洪水調節で下流に放流されます。主放流管は直径2.6メートルあります。
ブリッジ上の人と大きさを比べてください。迫力がすごいです。あの人たちはたぶんびしょ濡れです。


洪水調節を目的とした、高位常用洪水吐設備からの放流です。


放流管は直径3メートルもあります。観光放流の時とは、全く桁違いの迫力があります。

ダムに関する数値や施設の目的などは、相模川水系広域ダム管理事務所発行の「豊かな水と安心につつまれた暮らしのために・宮ヶ瀬ダム放流設備、ダム管理設備」を参考にさせて頂きました。

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