新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

私も見つけた卵のなる木

2009-09-30 18:18:13 | ウオーキング
先日「何これ珍百景」と言う番組で、白い卵のなっている木が紹介されました。当然訳があるのですが。この情景が頭の隅に残っていました。
別の日に墓参りの帰りに小金井公園によりました。鳥は殆んど見かけなかったのですが、木々の梢に遠見している鳥がいないか見ながら歩いているときに、偶然発見しました。
うす茶色ですからこちらのほうがより卵に近いです。ヒマラヤ杉とTVで紹介されていましたが、目の前の木がヒマラヤ杉かどうか確信はありませんでした。でも木の全体の形やその雰囲気からたぶんこれではと判断したのです。

これはヒマラヤ杉の松ボックリだそうです。杉で松ボックリはおかしいなと考えていましたが、ヒマラヤ杉はマツ科だそうです。
ヒマラヤ杉の松ボックリは、木になっているところより、落ちた所謂松ボックリのほうが有名だそうです。シーダーローズと言いまして、バラの花のように松ボックリが開くそうです。良かったらネットで調べてください。

TVなどでちょこっと紹介された変な物・面白い物を見つけるのが大好きな私でした。

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DVD「デクスター」

2009-09-29 18:34:35 | 芸術鑑賞
アメリカの話題のTVドラマだそうです。日本でも評判がとてもよいようです。
鑑識官が連続殺人鬼だと言う設定です。残念ながら、このドラマを知りませんでした。先週の週刊文春で第2位に選ばれたので見てみました。

マイアミ警察の血痕飛沫専門鑑識官が、逮捕されない世の中の悪人を裏で殺していく話です。一方、現実の社会では「冷凍車キラー」と呼ばれる連続殺人犯が、毎回売春婦を切断して死体を残していくのを、マイアミ警察が捜査をしていきます。

彼が何故殺人鬼になったかの設定が、アメリカらしい設定になっています。里子として警察官の家に引き取られた主人公の、デクスター・モウガンが少年の頃から異常に血痕に関心があることを父親は見抜きます。
その衝動を抑えられないと判断した警察官の父親は、警察で逮捕できない悪人を殺すことを勧めます。彼が最初に殺したのは、ガンの父親を薬で安楽死させようとした看護師を、これ以上犯罪を犯さないように殺すことを命令されたからです。
彼は、手術台のようなテーブルの上で被害者をナイフで刻んでいきます。最初の一滴の血液をプレパラートに着けてコレクションしています。

日本の仕置き人シリーズなどと根本的に違う点は、被害者達が日本の場合びた銭一枚でも持って、報復を依頼することです。つまり、根底には敵討ちの思想があるのでしょう。「デクスター」では、彼が悪いと思ったらそれで殺人が始まります。じっくり被害者が悪人であるとの説明はありますが、デクスターの判断で簡単に殺します。

デクスターも「冷凍車キラー」も殺人方法が残酷でむごいです。アメリカではドラマの殺人方法も、どぎつくしないともうドラマにならないのでしょう。それとも現実がモット酷い殺人が行われているのでしょうか。
例えば、「冷蔵車キラー」が被害者の守衛を捕まえます。彼の右手を切断捨てます。その次に右足首を捨てます。鑑識鑑定で両方とも生存中に切断されたことが判明されます。被害者が生きていることのなります。その後、右ひざから下が発見され、その後守衛は生きたまま発見されます。何故犯人がこんな事をするのか、今のところ説明されていません。

壁中に飛び散った血痕から、被害者と犯人の動きを再現する方法など興味深いものがありますが、それ以外、どぎつい場面が続きます。またマイアミの土地柄、キューバ移民や其の他多くの人種問題や、麻薬や性犯罪など盛りだくさんのえげつなさです。

3巻まで借りましたが、もういいです。何故大絶賛なのか良く分かりません。私は選ぶなら「BONES」側に立ちたいです。10月に「BONES」の次のシリーズがレンタルされるそうです。それまで待ちます。
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IC免許証の更新で・・・

2009-09-28 17:43:39 | ドライブ
「柳家小三治一門会」の日に、あと二つネタがありますと書きましたが、今日がその最後の日です。

両国の「柳家小三治一門会」は夜、その前に中野にアンティーク万華鏡を買いに行く、そうすると午前中が空いてしまいます。丁度免許証の更新期間でしたので朝一で出かけました。
最近更新された方はお持ちでしょうけど、免許証がICチップが封入されています。偽造防止とプライバシー保護の観点から本籍住所が消されています。ICチップは2段階でオープンできるように設定されています。1ステップで顔写真と本籍以外所情報が見られます。2ステップで本籍顔写真も見ることが出来ます。

つまり2ステップ用に4桁の暗証番号を2セット設定する必要があります。試験場ではキャッシュカード等で使用している暗証番号は使うなと呼びかけていました。キャッシュカードの暗証番号を使うなという注意は、当日会場で知りました。
現在ネットを使っている人は、会員登録やネットバンキングで色々パスワードを要求されています。相手ごとに設定し別けるのはとても無理で、最小配列に絞り込むことになります。
さらにそれとは別の暗証番号をさらに設定し記憶することは現実には無理でしょう。年配の方々は、誕生日を暗証番号にしているから変更してくれと、金融機関でずっと呼びかけています。

IC免許証が解読しやすいから暗証番号を別にするのか、それともキャッシュカードが解読しやすいから暗証番号を別にするのか、さてどちらでしょう。
これだけ免許証の情報がデジタル化してくると、情報漏えいとか情報転売とか心配です。この前、陸上自衛隊の全職員の情報を売った職員がいました。そんなことが起こらねば良いのですが。

話は変わりますが、免許更新にはあらゆる階層の人が集まりますね。競馬に行けばそれなりの、落語会に行けばそれなりに、セミナーに行けばそれなりに、墓参りに行けばそれなりの人々が集まります。
免許証更新だけです。色々な人が一同に集まらなければならないのは。5人掛けの机で講習の時間中、ずっと隣の男が貧乏ゆすりをしていました。小太りで柄の悪い男で他人の注意を待っていそうな様子でした。考えてみれば、不思議な空間です。
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久し振りにアンティーク万華鏡入手!

2009-09-27 17:17:17 | 万華鏡
万華鏡製作のかたわら、アンティークの万華鏡をポツリポツリと集めてきました。もっぱら骨董市での購入が主です。ですが近年のインフルエンザ騒動であの雑踏の中買いに行くのを躊躇せざるを得なくなりました。

一昨日、「柳家小三治一門会」両国まで出かけることとなり、久し振りに(3年ぶり)中野のアンティークショップに寄ってみました。

現在16本所有していますので、店の商品にも何本か同じものがありました。
そこで見つけたのが下の万華鏡です。この万華鏡は結構有名なもので、チェンバーと言いますか先のパーツが取り替えられるようになっております。普通は3個付属しております、ですからこれは2個多いです。コレクターのHPではこれに箱が付いております。本品には箱はありませんでした。

前述のHPでは1950~70年ごろの商品で、アメリカへ輸出されていたようです。商標は<CI>と印刷されています。ミラーは3ミラーです。ガラスに煤をつけたりブリキの場合が多いのですが、これは本物の鏡でした。
また本体の金属はさびが無く、大変いい状態です。ただ、チェンバー部分には金属リングは無く、ちぐはぐさを多少感じます。チェンバー部分は表がすりガラスで裏がフロートガラスです。

チェンバーに入っているオブジェクトですがお粗末なもので、工場裏の焼け跡から拾ってきたようなガラスのかけらが入っていました。なにか終戦後を感じさせます。またミラーにはうっすらホコリが付いています。分解掃除は出来ませんので古色と思ってあきらめました。



所有物の中で最も高い25000円したディズニーの同じ万華鏡がありました。9000円くらいでしたか、あまりに安いので見せてもらうと、錆びだらけでミラーもまったく汚れていて良く見えません。安いのも当然かと安心したのでした。
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柳家小三治一門会報告

2009-09-26 17:17:17 | 芸術鑑賞
「柳家小三治一門会」へ行ってきました。『サライ』と言う雑誌の懸賞に応募して、忘れた頃当選したのでした。

場所は江戸東京博物館大ホールです。たまたま『サライ』の担当者と知り合いになり、彼曰く『完売です』と言う説明。当日指定席券を当選通知葉書と交換したのですが、それがチケットぴあの本物の5000円のチケットでした。指定席ですが指定の席は指定できません。しかし何時ものことですが交換開始の4時の30分前に行くと、17番目でした。ですから私の席はG列17番。私の好みは通路側ですが、このG列17番がとてもいい席で、舞台の上の台の上に演者が座ると丁度正面になります。前から7列目、最高でした。開演が6時でしたので待つ間が大変でした。
落語のチケットも入手困難になりました。地方都市の市民会館の公演をこまめにチェックしなければなりません。

出演者と演目は下記の通りです。
①柳亭こみち 『黄金の大黒』
 小三治の孫弟子の二ッ目の女性落語家。一生懸命熱演していました。

②柳家三三  『道具屋』
 若手落語家の中で実力・人気がトップクラスということですが残念ながら知りませんでした。飄々とした様子で登場し、話し始めると正統派と言いますかきっちりとした噺口でうまい。注目して行きます。

③柳家喜多八 『明烏』
 パンフには〝虚弱体質ぶりは〟とありましたが、どういうことかと思っておりましたら、登場の雰囲気がまったくやる気の無いような態度で座りました。ところが噺が始まると、きっちりとした技術といいましか話術といいますか、安心して噺に引き込まれていきました。
実は今回、パンフに演目は紹介されていなく、始まってから自分で演目を判断してメモをしていたのです。
噺が始まるとなんと『明烏』ではありませんか。文楽の『明烏』が染み付いている私としては比較してしまいましたが、どうしてどうして、いい話になっていました。やはりこれからチェックです。

④柳家小三治 『粗忽の釘』
 昔のバイクを乗っていた頃の小三治に比べて少し年取ったかと思っていましたら、パンフィによると今年70歳。もうそんな年になったいるかと驚きました。 小三治の噺はマクラも大変面白いのですが、本日も塩の話や蜂蜜・オリーブオイルと続き、本題の時間は大丈夫かと壁の時計が気になりました。
さて『粗忽の釘』ですが、最近桂枝雀の『宿替え』をYou Tubeでたっぷり見たところでした。本来上方落語の噺ですまた枝雀が好きで堪能したところでした。
それが江戸落語に移って、なるほどこんな編集されていたのかと思いました。またある意味くどくなりがちなエピソードなども、あっさり処理されている過程も面白かったです。小三治の体調も十分ではないそうです。元気で続けて欲しいものです。
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両国に来ております

2009-09-25 16:43:35 | 芸術鑑賞
柳家小三治一門会に来ております。四時に指定席券に交換しましたがか、なんと五千円でした。あ、会場は、江戸東京博物館です。証拠に国技館前の風景を添付します。タテヨコをがだ理解しておりません。感想はまた後日。今日は、その他大ネタが二つあります。お楽しみに。
開演は、六時です。まだ一時間半あります。それではご機嫌よう。

山荘管理人
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獲物を狙うウミネコ

2009-09-24 18:02:22 | 水辺の鳥
朝早く河口に到着して、慣らし運転ではありませんが適当に撮影を始めました。これが実は大切なことで、調子が出ないうちに通り過ぎてしまうと、後でもう二度と撮影できないことが良くあります。

その日も岸から近くの水面で、「ウミネコ」の若鳥が浮かんでおりました。水深は浅く、仕切りと海中をのぞいておりました。その姿が一生懸命でしたのでいくつか撮影をしました。連射をしてふっと気を抜いた瞬間、彼は水中に頭を入れました。
次いで彼は、カニを咥えて頭を上げました。慌ててシャッターを押したのですが、画像としてはまったく駄目なカットになりました。

その後もしばらく彼を狙ったのですが、だんだん岸から離れて行ってしまいました。
カニを見つけた瞬間です。この後潜りました。真剣な目をしています。



カメラを向けて置けばよかったのですが、外してたため慌ててシャッターを押したので白くなってしまいました。蟹も、「ウミネコ」の彼の舌も写っているのに、まったく残念です。
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クマの出没情報つぎつぎと

2009-09-23 18:02:22 | アウトドア
私が良く通っているフィールドの一つに宮ヶ瀬ダムがあります。以前からクマの出没に注意の情報は掲示されていましたが、先日最新情報として掲示が出ました。その情報は9月7日の「クマ出没情報」」のとおりです。

このダムのビジターセンターでは、「自然情報」として日報が公開され、当日の動植物の情報が訪問した愛好者の報告として記録されております。
私も出かけるときは、前日までの情報を確認するため「自然情報」を閲覧しております。去る19日乗鞍バスターミナルの9名の観光客がツキノワグマに襲われたと言うニュースを見るにつけ、多少の恐怖を感じております。

現在予定は無いのですが、昨日「自然情報」を覗いてみますと、
9月18日 林道に現れた。
9月19日 駐車場(中央駐車場の向かいの駐車場、林道入り口)で糞を発見した。
      ゴミはあさってない様だ。オニグルミの破片があった。
と報告されています。
それでも、連休中の「自然情報」を見ると、この林道に自然観察に入っている人が居ました。私は、当分この林道には入らない様にするつもりですが、山塊全体に数頭のクマが居るのですから、どこに出没してもおかしくなく、検討中です。
中央のコミニケーションンセンターの広場には家族連れが沢山出ており、またお土産屋や食堂も多く、ゴミがありますからそこに出没しないように願うばかりです。

9月7日既報
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干潟のイソシギ

2009-09-22 18:02:22 | 水辺の鳥
シギ類は海岸の干潟に居るものだと思い込んでいました。昨年初めて見かけたのは近くの都市河川です。で最近撮影したイソシギを、「干潟の鳥は干潟でイソシギ」とタイトルをつけるかと考えていました。
念のため「イソシギ」の項を読んでみますと、『川や湖沼に生息し、岸辺を歩き回って昆虫などの小動物を捕らえる。秋冬には干潟、磯浜にも採餌に現れる』とありました。なんだ、川や湖沼が主な住処ではありませんか。でタイトルをあえて「干潟のイソシギ」にしました。

先日の「アオアシシギ」を撮影しているときに、同じところで餌を探していました。雄が雌を追いかける風景も見かけました。

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可愛そうなカラス

2009-09-21 18:02:22 | 里の鳥
気の毒な写真ですので、優しい方は下の写真を見ないでください。

さて、昨日の「アオアシシギ」を撮影した日です。川の先端までいっても干潟には貝採りの人たちが沢山出ていて、鳥達はあまり居ません。遠くの中洲にはサギ類やカワウ達が見えますが、岸から撮影できる距離には鳥達はいませんでした。

しばらく行きますと護岸の下のほうにカラスがいます。「ハシボソガラス」のようですが、何か様子が変です。最初に気がついたのは頭からか肩にかけての茶色の羽です。カラスは光沢のある黒い羽が、いつもいつも光っているのですから。尾羽のほうも長くなく、ボロボロに見えました。逃げる風もなく、また歩く動作も鈍く感じました。念のため撮影しました。

帰宅してモニターに大きく映し出して驚きました。【嘴がよじれています。】下嘴にまとわり付くように、上嘴が左側に回りついています。これでは餌を満足には食べられないでしょう。
たぶんカラスは悪食ですから、何でも、有害物質が入ったものでも食べてしまうでしょう。生まれてから曲がったのではなく、たぶん親の影響でこのままで生まれてきたのでしょう。長くは生きて往けないでしょうし、羽の劣化もその影響かもしれません。淘汰されてしまうでしょう。
猛禽類がこの弱ったカラスを食べるかもしれないと考えると、さらにゾッとします。

可愛そうな鳥を撮影したのは二度目です。08年1月30日の「片足のユリカモメ」です。
遠因は人間でしょうから、謝らずに居られません。

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