新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

DVD「弾突」スティーブン・セガール

2009-03-31 18:03:15 | 芸術鑑賞
スティーブン・セガールのファンとしては、最近の映画はつまらなく、しばらくはなれておりました。

この「弾突」は彼の芸能生活20周年記念作品と言うことで、久しぶりに見てみました。タイトルの「弾突」を見ただけで、彼の映画と判る人はかなりのセガールファンです。大体こんな日本語はなく、いまこの文章を打っていても往生しています。

さて最近の彼の映画は、中国マフィアや旧東ヨーロッパ系の犯罪組織を相手にして、無理なストーリーと相手を変えれば同じ話的な映画ばかりでした。

初期の作品の「ニコ」や「ケイシー・ライバック」の頃が一番面白かったようです。また格闘も彼が痩せていたので、その技にもキレがありました。最近の彼は太り気味です。

さてこの「弾突」ですが、お決まりの悪徳警官の濡れ衣を着せられて、退職、酒びたりの彼に謎の組織が法の外側にいる犯罪者の殺害を依頼してくるところから、ストーリーが始まります。

良くあるアメリカの警察の組織の闇も絡んで、ストーリーは展開します。
彼の胸のすくような格闘もありますが、廃工場の中で良く見えません。それよりも、メインになっている墓地での銃撃戦は、彼の映画では見ごたえのあるものになっているでしょう。

彼の最近の映画はアメリカでは公開されていないとある解説はありましたが、この作品も同様だそうです。ストーリーにセガールの思想が繁栄されているようで、他の悪徳警察映画とはかなり違った味付けになっており、その辺もアメリカでは人気が落ちているのではないでしょうか。

日本の勧善懲悪のチャンバラと同じで、毎週何十人も将軍吉宗が武士を切っても問題にならないのと同じで、ラストシーンで、十人近い悪徳刑事と墓場で猛烈な銃撃戦を繰り広げ、全員を射殺しても問題にならないのか、ちょっと考えてしまいます。

彼に殺人を依頼する闇組織も良く分かりません。組織の人間の格闘シーンや射撃シーンを見ると、きちんと訓練をされた人間のようにも思えます。そうすると影のシークレットサービスか、CIA職員かとも思いますが、その辺は解明されません。

でも、最近の作品の中では丁寧に作られているほうで、久しぶりにマイコレクションに認定するかもしれません。
「沈黙の断崖」以来でしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DVD[陰謀の戦艦]

2009-03-30 18:05:45 | 芸術鑑賞
40年以上映画を楽しんでいますが、数十年ぶりにまったく外れた映画を見てしまいました。長年の経験で宣伝や、批評やパッケージの解説でも、大体映画の内容はわかるつもりでした。それなのに。

◎「陰謀の戦艦」テロリストが戦艦の中で暴れ、乗組員が虐殺されてた。海軍特殊部隊と学者二人が究明に乗り込むが、不可思議なことがつぎつぎと起こる・・・

これがパッケージの解説でした。「戦艦」から想像するのはライバックシリーズの「沈黙の戦艦」です。また「戦艦」を舞台にした主砲の爆発をテーマにした映画など、面白いものが沢山あります。

ああそれなのに、まず「戦艦」はまったくのでたらめ。しいて分類すれば、武装貨物船です。テロリストを拷問するのですから、CIAか海軍の偽装商船でしょう。ですから船内が普通の貨物船です。

次に特殊部隊が急襲したのが夜ですから、大部分が暗い船内で良く周辺が見えません。まして乗組員が虐殺されていますから船内の明かりが消されています。何がなんだか判りません。隊員も良く見えません。画面が暗いのです。

学者二人が船内に持ち込んだ機械が、「エクトプラズマ検知機」です。この辺から話がおかしくなってきました。戦争アクションかと思ったらこれでは「ゴーストバスター」ではないですか。

とうとうナチの将校の幽霊が出てきます。なんと言っていいのか。唖然。

主人公の特殊部隊の隊長の大佐も、なんと途中で死んでしまいます。亡霊の最後はどう結末をつけるのでしょうか。あきれてしまいますが、そのことは言わないでおきましょう。

タンクトップを着た、胸の大きな女性学者だけが生き残ったことになりますが、それも、彼女が自動車事故かなんかで殺されてしまうだろうと、とてもくさい暗示で、映画が終わります。

無駄な100分を返してくれ。アマゾンにも登録されていないD級映画でした。
最近借りる映画がありません。禁断症状の中借りにいくと、こんな事になっていまいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新刊「砂冥宮」内田康夫著

2009-03-29 18:25:52 | 読書
久しぶりに内田康夫の新刊を紹介することが出来ました。一昨日遅くに見つけましたが、その日は読む時間がなく、昨日伊豆へは重くて持っていけない。帰りに伊東で買って読むかと考えていましたが、駅前の書店ではまだ売っていませんでした。
で、帰宅してから駅で買って帰ったわけです。
今日、F1が始まる前に読了しました。

ミステリーですから、詳しく書けませんが歴史的事件として1952年からの「内灘闘争」が絡んできます。どこかで読んだことがある事件だと思いましたが、今回詳しく知ることが出来ました。

しかし、多くの作家が昔の事件を、事件の原因として取り上げていますから、新しい事件を発掘するのは大変ではないかと考えてしまいます。

あるいは今ほどマスコミが発達していない戦後は、政府や財閥などが事件を闇に葬ってしまって地元の一部の人しか覚えていないなんて事が、まだまだ有るかもしれないなと考えてしまいます。現在でもその力が働いていて、日の目を見させることが出来ない事件もあるかもしれません。

内容については、気のせいか何時もの内田氏の小説の中では、軽く書かれているような印象です。分かりやすいと言うか読みやすいと言うか、難しい情報はなかったようです。

むしろ親子の愛情や青春時代の愛などが良く書かれています。その意味では女性誌に連載されたのかなと、後書きなどを確認してしまいました。

今回の舞台は、三浦半島と金沢周辺です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆急行全線ウオークキング08-2③完歩詳細

2009-03-28 18:02:47 | ウオーキング
本日、伊豆急行全線ウォーキングの三日目、伊豆高原駅から伊東駅終点まで上りルート完歩しました。公式距離20.0キロでした。

実に寒い一日でした。コートは着ていきましたが、汗のことを考え中のシャツを薄くしたのが失敗で、汗はかくがしかし寒いと言った具合でした。

伊豆高原駅は桜祭りの期間中ですが、桜はまだ二分咲き程度、屋台は沢山出ていましたが桜はまだでした。


途中、川奈港の上の道で咲いていた桜です。これが一番咲いていたでしょうか、それでも四分程度でしょうか。


何時も下りルートですが、登りルートで歩くと9回目にして初めて見る景色があります。いつもは左側に見える富戸港の景色に見とれていますが、その反対側の崖の崩壊地です。地形図のも立派に載っている崖崩れです。一瞬恐怖を感じました。


これが伊豆急下田駅から伊東駅まで完歩した証拠です。入場券に検印を受けています。


これが以前から紹介している一駅完歩賞の切手の全セットです。伊東駅でホルダーをあわせていただきました。何度も言いますが、本物の50円切手です。
その他、全線完歩賞として、ロゴ入りの黒のネックウオーマーも貰いました。つまみを調整するとキャップにもなるようです。勿論使わずに記念品箱に保管されるでしょう。

あそれから、以前紹介した伊東の平田屋の焼アゴを、帰りに購入したのは言うまでもありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

F-18編隊飛行訓練

2009-03-27 17:52:01 | その他
本日も偶然撮れた飛行機の写真を。
この日は訓練が多く昨日のE-2CやP3C、そしてこのF-18等そのほか名前の判らない機種もあり、かなり混雑した上空でした。

この編隊は離れた場所で気が付いたものですから、離陸の轟音は聞かずに済みましたが、やはり4機が編隊で上空を通過するときは不愉快な思いがしました。
都市の中にある基地で、我もの顔飛行するのは面白くありませんが、一方で4日以降のミサイル打ち上げには、2隻もイージス艦を派遣してくれているからとも思ってしまいます。

しかし彼らの真の目的は、ついでに、本土に届く可能性のある長距離ミサイルの情報を、出来るだけ収集するためでしょうから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E-2Cホークアイのドーム天板のデザインを見た

2009-03-26 18:01:57 | その他
昨日は都合により開店休業にしました。

さて、季節は冬から春へと転換の季節で、「オシドリ」がいた貯水池には「カワウ」と「コガモ」「カルガモ」しかいません。びっしり鳥がとまっていた波除ブイはがらがらで、貯水池を覗いたとたんに、なにか寂しさを感じました。

里の鳥も何時もの鳥しかおらず、さびしい感じがします。

今日は偶然撮影できた珍しい写真を掲載します。
E-2Cホークアイのレーダードームの天板の写真が取れました。本来機体の上空からしか見えない部分ですから、軍用機マニアの皆さんの写真にも殆んど見かけられません。


CVW-5(第5空母航空団)所属VAW-115(第115空中早期警戒飛行隊リバティー ベルズ)165295です。


ドームの天板のデザインは何かと調べてみましたら、垂直尾翼に書かれた(第115空中早期警戒飛行隊リバティー ベルズ)のマークでした。
私が上空から撮影したのではなく、この機体が急バンクで旋回したためです。

本気の塗装自体が、マニア先輩の写真とまったく違っています。頻繁に塗装しなおすのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伊豆急行全線ウオーキング08-2②詳細

2009-03-24 18:09:30 | ウオーキング
9回同点になったところで、ダルビッシュが力が入っている、駄目かもと出かけてしまい決定的なシーンを見逃しました。

さて昨日の全線ウオーキングですが、稲取から伊豆高原まで歩きました。今回で9回目ですから取り立てて目新しいこともありません。むしろ初めての上りルートですから、前回までに確立されていた下りルートのペース配分がまったく通用せず、そんな意味で大変でした。

特に最初の伊豆稲取から片瀬白田間は、全コースの中で1・2を争う難コースです。きつさでは一番かもしれません。
港にある駅からすぐに上りです。海抜290メートルまで一気に上りです。

稲取高校脇の本格的上り口です。


海抜170メートルで右に折れます。この道もとにかく上りです。


海抜265メートルで南北にだらだら登る道です。この道が峠の295メートルのトンネル入り口まで続きます。

実は稲取を出発すロとき、必ず買わねばならない入場券を買い忘れ片道20分、往復40分無駄にしました。これが精神的にダメージを与え、この上りをきついものにしました。

今回もまたまた、「イソヒヨドリ」に良く会いました。考えてみるに、やはり海岸線を歩いているからでしょうかと納得しています。


これが今回の戦利品です。勿論本物の切手です。
あと、伊豆高原から伊東までが残っています。残りの日もあまりなく、体調と天候の兼ね合いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた伊豆を歩いて

2009-03-23 14:58:47 | ウオーキング
伊豆を歩いています。稲取から伊豆高原までの上りルートを挑戦中です。詳細は明日にでも、報告致します。
管理人でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

玉子かけご飯を久しぶりに

2009-03-22 18:13:23 | グルメ
数年前から「玉子かけご飯」の記事を良く見るようになりました。お米屋さんの経営する専門店や、専用の醤油が紹介されています。

そういえば最近「玉子かけご飯」食べてないなと思いましたが、そのチャンスが中々ありませんでした。

簡単なことなのに何故かと言いますと、まず玉子です。何時も買う食品スーパーの普通の玉子ではちょっとためらいます。どうせなら、ブランド品の、管理もしっかりされていて、旨くて、新鮮なものをと思ってしまいます。良く紹介される色の濃くて、モッコリ膨らんでいて箸でつまめそうな、そんな玉子で食べたいと思っていました。それと玉子は結構長持ちするのですよ。

次に大切なのはご飯です。炊き立てのご飯に玉子をかけたいです。何時もまとめてたきますので、残りは冷凍ご飯になってしまいます。

そんな訳で玉子の買出しと、ご飯の炊き立てとタイミングが合うことが必要です。昨日は玉子を買うとき偶然ブランド玉子を買いました。何時もより3割ほど高い玉子でした。買ってから今日はご飯を炊く日だと思い出し、早速献立を変えました。

ご飯は十八穀米を混ぜているのですが、そこに玉子を割りかけました。赤みの強い大き目の玉子を軽くかき混ぜ、醤油をかけて軽くかき混ぜました。玉子の味が強いので醤油を少し足しました。

久しぶりに日本人の幸せを楽しみました。

知人から「小女子のくぎ煮」が届いておりましたの、結局その日はくぎ煮と味噌汁で十分美味しい夕食になりました。

たまげかけご飯に使う玉子は、買い置きの玉子が何日くらい使えるのでしょうか。それを考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イカルとシメの群れがいた

2009-03-21 17:55:02 | 里の鳥
こつこつ努力をすれば、それなりの褒美があるとこんな事で実感するなんて。

先日、何時もの公園に出かけたときのことです。公園の中央を東西に走る道があります。左右の崖が10メートルほどあり、崖の上から木々がアーケードのように道の上に被さっています。

3メートルほどの幅で仕切られた散策路の脇は、草むらとなっておりそのまま崖に続いています。

何げなく歩いていますと、左右の草むらからパチパチと盛んに音が聞こえました。鳥が木の実を啄ばんでいる音とすぐに判りましたが、何処からか判りません。

探すと草むらに、「シメとイカル」の群れがいました。40羽はいるでしょうか、夢中になって啄ばんでいます。かなり近づいても逃げません。

鳥が群れている写真が図鑑にも紹介されていますが、初めてです。これもウロウロフィールドを歩いている結果かと、一人納得いたしました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする