国立劇場の「猿若流家元襲名披露公演」に行ってきました。
知人のお嬢さんが舞台に上がると言う事で、お誘いを受けたのです。
猿若流は時々歌舞伎関連でその名前を聞く程度で、幕間の時間にプログラムの解説を読んでよくわかりました。猿若流は江戸歌舞伎の始祖である、初代猿若勘三郎にその端を発する、歌舞伎に所縁のある流儀だそうです。さらに昭和初め猿若中村宗家の許しを受けて、猿若流として創流されたそうであります。その辺はよくわかりません。
従いまして、清本、長唄、義太夫な、常磐津などの演奏で、物語性の高い踊りが続きました。11時開演でしたが、23演目のうち11演目で午後3時を過ぎ、当初午後8時ごろまでかかると言われていたのが本当だと、その辺で失礼したのであります。
知人のお嬢さんは3番目の演目で「二人禿」の一人でした。まだまだ芸者さんになりたての新人で、うまいと言うより可愛い踊りと表現がぴったりでした。新人登竜門の演目なのかなと思ってみていました。
1演目10分以上、大きな舞台のセットを毎回代えるわけですから、時間がかかるわけです。
家元が三番叟を踊られましたが、好きな車人形の人形三番叟と人間の三番叟の違いがよくわかりました。それはそのあとの「櫓お七」でも同じ様に感じられました。
さて猿若流は、向嶋墨堤組合の専属支障をやっているそうで、お弟子さんの名前の中に「向じま ○○こと 猿若△△」と書かれた方がたくさんいました。知人のお嬢さんはまだ名前をいただいていないの多当然でしょうか、「向じま ○○」で紹介されていました。
お客さんの7割近くは女性でした。3割から4割はお姉さん方で、中にはびっくりするような素敵なきれいな姉さんもおりました。
私の前の二人の年配のお姉さん、その前の少し若いお姉さん3人、手前のお姉さんの方が偉いようなか感じがしました。この五人のお姉さんはおそろいの裾模様の留袖を着ておられどんな関係かと思いましたら、宗家、家本一門の勢揃いのあいさつで女性の皆さん同じ着物でしたので、皆さん名取さんかと思ったのです。
私の隣の年配のお姉さんもかなりえらいお姉さんのようで、若いお姉さんがプログラムを届けに来たり挨拶に来たりと大変でした。
さらに、年配の男性が何人も来られていたのですが、それぞれ大切なお客筋らしく、あちこちで何人ものお姉さんが挨拶(営業?)の入れ代わり立ち代わりです。
まあ、私の知らない別世界を垣間見た気がしました。面白かったです。男にとっては金がないと楽しめない世界ですね。
知人のお嬢さんが舞台に上がると言う事で、お誘いを受けたのです。
猿若流は時々歌舞伎関連でその名前を聞く程度で、幕間の時間にプログラムの解説を読んでよくわかりました。猿若流は江戸歌舞伎の始祖である、初代猿若勘三郎にその端を発する、歌舞伎に所縁のある流儀だそうです。さらに昭和初め猿若中村宗家の許しを受けて、猿若流として創流されたそうであります。その辺はよくわかりません。
従いまして、清本、長唄、義太夫な、常磐津などの演奏で、物語性の高い踊りが続きました。11時開演でしたが、23演目のうち11演目で午後3時を過ぎ、当初午後8時ごろまでかかると言われていたのが本当だと、その辺で失礼したのであります。
知人のお嬢さんは3番目の演目で「二人禿」の一人でした。まだまだ芸者さんになりたての新人で、うまいと言うより可愛い踊りと表現がぴったりでした。新人登竜門の演目なのかなと思ってみていました。
1演目10分以上、大きな舞台のセットを毎回代えるわけですから、時間がかかるわけです。
家元が三番叟を踊られましたが、好きな車人形の人形三番叟と人間の三番叟の違いがよくわかりました。それはそのあとの「櫓お七」でも同じ様に感じられました。
さて猿若流は、向嶋墨堤組合の専属支障をやっているそうで、お弟子さんの名前の中に「向じま ○○こと 猿若△△」と書かれた方がたくさんいました。知人のお嬢さんはまだ名前をいただいていないの多当然でしょうか、「向じま ○○」で紹介されていました。
お客さんの7割近くは女性でした。3割から4割はお姉さん方で、中にはびっくりするような素敵なきれいな姉さんもおりました。
私の前の二人の年配のお姉さん、その前の少し若いお姉さん3人、手前のお姉さんの方が偉いようなか感じがしました。この五人のお姉さんはおそろいの裾模様の留袖を着ておられどんな関係かと思いましたら、宗家、家本一門の勢揃いのあいさつで女性の皆さん同じ着物でしたので、皆さん名取さんかと思ったのです。
私の隣の年配のお姉さんもかなりえらいお姉さんのようで、若いお姉さんがプログラムを届けに来たり挨拶に来たりと大変でした。
さらに、年配の男性が何人も来られていたのですが、それぞれ大切なお客筋らしく、あちこちで何人ものお姉さんが挨拶(営業?)の入れ代わり立ち代わりです。
まあ、私の知らない別世界を垣間見た気がしました。面白かったです。男にとっては金がないと楽しめない世界ですね。