新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

DVD「モンテ・クリスト伯」

2016-04-30 17:26:28 | 芸術鑑賞
さてGWに入りました。どこに行くつもりもなく、ただボーとしていてもと、久しぶりに長編DVDを楽しみました。
2枚組で394分の長編です。

「モンテ・クリスト伯」は世界中で愛されたデュマの長編小説です。あえて物語は書きません。興味があれば調べてください。我々の年代の方はみなさんご存知の小説です。フランスを代表する作家のフランスを代表する小説を、フランス放送界が総力を挙げて映像かしたという映画です。
1998年放送されこう視聴率を取ったということです。

「モンテ・クリスト伯」は読書が第一の趣味の私の、最初の愛読書となった小説です。その後半に出てくるセリフが、私の座右の銘になっています。インタビューでもされればお話しして、かっこいいと言われるでしょうがインタビューされたことがないので静かに眠っております。

リノ・バンチェラとかジャン・ギャバンとかイブ・モンタンなどフランス往年の名優は大好きでしたが、本作の主人公ジェラール・ドバルデューは知りませんでした。
18年投獄されていたにしては体格が良すぎます。伯爵としても野蛮な雰囲気があります。
394分が4話に分かれています。4日に渡って放送されたそうですから。

この有名な小説は何本か映画化されていますが、長編の小説ですから2時間程度の映画ではずたずたになります。購入をじっと我慢をしておりましたら、10年くらい前でしょうかIVCで発売されていたことを知り即買い込んだのです。なんと12800円ですよ。
午前中に2話1巻分、午後から2話1巻分を堪能したのは昨日のことです。
どこからも電話はなく、ゆっくり楽しめました。



さて、もう1話長編DVDがあります。こちらもイギリス映画界が総力を挙げて製作した301分の長編映画です。
これも5時間です、近日中に挑戦します。こちらもIVC発売の作品です。
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GWのとっても地味な楽しみ方

2016-04-28 18:02:15 | 読書
GWは毎年遠出をしないことにしています。そして近くのショッピングセンターにも出かけないことにしています。
何故かと言いますと道路が混むからです。駐車場も混むからです。GWにしかお休みの取れない方に、空間をお譲りしているのです。

ではGWを何をするかと言いますと、今年の地味な楽しみ方を見つけたのです。
昔、大変若いころ一度楽しんだことがあるものです。
大昔、河出書房新社の「人間の文学」全巻をそろえておりましたが、しばらくしてそのうちの1巻が発禁処分になったのです。その後新刊が再発売され、全集保持者として当然買い揃えたのです。
で、どこが発禁処分になったのか新旧の比較をしたのです。そのころは蛍光サインペンもなく色鉛筆でやった記憶があります。全30巻のうちどれだったか忘れました。「南回帰線」か「悪徳の栄え」だったか、それとも他のか忘れました。
「人間の文学」はその後処分しました。

さて最近読んでいる時代小説で、佐伯泰英の「酔いどれ小籐次」があります。全19巻揃えております。が最近そのシリーが出版社を文芸春秋に替えて、決定版が新しく始まったのです。
19巻揃えたものとして、また新しくおなじものが始まるのはちょっと困ります。
作者の説明では、我々年配者だけではなく女性や子供たちにも楽しめる、三代そろって楽しめる物にしたいと書いています。
そうなるとちょっと甘くなるのかとがっかりしましたし、改めて19巻揃えなくてもと安心したりもしたのです。

そんな中先日偶然書店でシリーズ第1巻を購入してしまいました。この決定版は、中々書店になく、無ければ欲しくなる心理が働いたのです。
今日からぼちぼち、旧版と決定版の比較を始めました。作者が、決定版と言うのですからどんな箇所を削除修正加筆したのか、見てみたくなったのです。小説家が自分の作品に手を加える、その心持を覗いてみたくなりました。

ではその一部を、と言ってもとても大変でまだ数頁しかチェックできておりません。
旧 「美味い、甘露にござった」17P
  小籐次は(以下略)
決 「美味い、甘露にござった」
 小籐次は
(と)が削除されているのです。以下同様です。どちらでもいいような気がしますが、作者の判断です。

旧 江戸在府 17P
決 参勤下番
  正しくは、こう表現するのでしょうか。

18頁目には4ヶ所の修正加筆がありました。言葉遣いに気になったのでしょうか。
以下ポツリポツリと修正が入っています。一つひとつ書き出していくのも意味がありませんのでやめます。
今のところ旧版で55頁まで見ましたが、くたびれました。
ひとつ気が付いたは、小籐次の勤めた豊後森藩の石高が12000石から12500石に500石増えていることです。その理由にどこかで気が付ければいいのですが。

ま、GWの暇つぶしが見つかり、安心している所です。
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空に舞う機体「コブラ」

2016-04-27 18:02:06 | 航空機
「ツバメチドリ」の撮影中に上空を通過したヘリです。


AH-1S 攻撃ヘリ コブラ
いつもなら機体番号を解説するのですが、迷彩ではっきり判明しません。
場所と飛行方向からから想像するに、木更津駐屯地所属のヘリではないでしょうか。
前席が射撃手、功績が操縦手のタンデム式コックピットになっております。

私の住んでいる所では、近くの横田基地の米国空軍、厚木基地の米国海軍、海上自衛隊、座間基地の米国陸軍の航空機をよく見かけるのですが、陸上自衛隊のヘリは比較的珍しいです。と言うより前述の航空機の方が断然多いのです。
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初見「ツバメチドリ」のつづき

2016-04-26 18:02:05 | 水辺の鳥
さて「PCぎ木」の柵の間からの撮影の続きです。


こんな具合にこちらを見ております。黒い縁取りがよく分かります。


ウトウト休憩にはいった

のでしょうか。窪みに場所を決めました。体を沈めていきます。


この情景にびっくりです。身を隠すものもない畑で彼らが考えてきた行動です。
体の灰褐色は上空から見ればまったく畑の乾いた土に同化して、姿を消すことが出来るでしょう。
スナイパーのカモフラージュのようです。

彼の背景の菜っ葉を見てください。同じ場所ですから。
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書籍の敵だ!!

2016-04-25 18:02:14 | 読書
私の長年の第一の趣味は読書であると、折に触れ書いてまいりました。
したがって本はとても大切に思っております。変な言い方ですが他人に本を貸したことがありません。どんな状態で読まれるか気になってしまいます。
返してくれないかもしれません。頁に折り目を付けられるかもしれません。指に唾をつけて捲っているかもしれないですから。
勿論本の万引きは許せません。正当な対価を払って買ってほしいです。その本を愛してほしいです。

さて本日、ターミナルの一番大きな書店に寄ってみました。通常欲しい本の候補があってあればチェックして買うかどうか決めます。
今日は武田双雲の書道の本を探してみました。この本は以前見かけたのですが、最近どこの書店にもないのです。都心の大型書店しかないかとも思っています。
書道の本は趣味のコーナーにあり、広い書店の隅の方にあります。付近を探していると、スマホのシャッター音が聞こえました。何度も聞こえますので辺りを見回しますと、手芸コーナーで床に膝をつき平積み台に本を広げて撮影している女性がいます。本と言いましてもよくある手芸関連のA4サイズくらいの手引き本です。ちらりと開いた頁から型紙寸法図が見えました。自分の作りたいものを購入しないで、撮影して盗んでいるのです。

しばらくして女店員が近づいてきてなにか言っています。『おやめください』とでも言っているのでしょうか。
店員は立ち去りました。その女性は、普通ならそそくさと立ち去るのですが、まだ未練がましくその本を見ているのです。
ひょっとすると時間をいてまた撮影するのかもしれません。

その付近のお客さんは私一人です。私に気付いて切れられても怖いのでその場を立ち去りましたが、本を愛する私としては我慢できません。
離れた棚で書籍を整理している男性店員にすれ違いざまに、『スマホで手芸の本を撮影している人がいる』ささやいてやりました。
その店員が立ち上がってその場を去りましたが、手芸本のコーナーに行ったかは私は確認しておりません。

古本屋で書籍のネット価格をスマホで調べて、安い価格の古本を買い物籠にいっぱい入れている男を何度か見ますが、手芸の寸法図をスマホで撮影している女性を見たのは初めてです。

本はお金を払って買ってあげてください。
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初見「ツバメチドリ」苦労して

2016-04-24 17:17:14 | 水辺の鳥
私が情報を掴んでから約3週間、珍しい「ツバメチドリ」が来ているとうわさになっていました。
ただ御多分に漏れず、大勢のCMが駆けつけたため周辺の農作業の方とトラブルが発生しており、警察が出動することになったと聞いておりました。
そういうところには行きたくないので延び延びにしておりました。その後雨が降ったり南風が吹いたりして抜けたのかもしれないけれど、多少は静かになったかなと先日出かけてみました。

圃場整備が行われた1枚が大変広い畑が続いております。後で測りますと、縦100m横30メートルあります。それが縦に2枚続いて1ブロックにになっています。勿論横は10枚近く並んでおります。
現地に着きますと既に20人近いCMがフェンスに並んでおりました。隣の畑はキャベツの収穫で作業がされておりました。先着のCMは農家とのトラブルの情報を知っているようで、車は別のところに於いているようでした。私はバスでしたが。

案の定後から来た年配のCMがキャベツ畑の前の農道に車を置いてしまい、農家の方に怒鳴りあげられていました。まったくマナーがなっていない人が無くならないのです。

さて噂の「ツバメチドリ」を探したのですがなかなか見つかりません。100メートル先の畑の端にツグミたちの混じって1羽いたのですが、刈り残された菜の花に交じって、目を離すと見失ってしまいます。私の場合手持ちカメラですから、目付を放すとしばらく探すのに苦労しました。

取敢えずその状態を1枚です。後半の画像が取れたので、1000枚の画像は証拠写真を残して没にします。100メートル離れますと、原寸にするとピントは全く合っておりませんから。


こんな状態ですが、ファインダーではもっと小さく見えます。
三脚のCMは固定していますので、狙いは楽なようです。
いつかは手前に近づいてくれるだろうと、朝の9時前から3時間、1000を超える撮影をしてしまいました。フェンスに並んだCMと我慢比べで、だれも動かずただ連写のシャッター音が畑に響きます。

11時になって大きく飛び立ったツバメチドリが向こう側の畑に下りて、戻ってきません。しばらくすると帰ってくるだろうと考えるCMと、向こうの畑に移動しようとするCMと、二手に分かれました。
私は折角ですから向こうの畑の状況も知ろうと移動しました。

先の述べましたがここは圃場整備された広大な畑です。ブロックごとに水路は張り巡らされています。
メインの水路には、コンクリート製の木製デザインの立派な柵(キジを書き上げた後で、正式の製品名をやっと見つけました。「PCギ木」と言うそうです)が張り巡らされています。たぶん農機具が大きな水路に落ちないように頑丈に作ってあるのでしょう。

その柵の隙間からツバメチドリがみえます。こんな風にです。


で、今回は堂々と柵の影から切り取るトリミングをしてみました。


西日本の干拓地などで少数が繁殖するが、その他ではまれと図鑑にはありました。
沖縄地方のブログではよく登場するのでうらやましく思っておりました。
大風に乗って飛来したのでしょうか。

「PCギ木」勉強になります。
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予備バッテリーの買い替え

2016-04-23 18:02:29 | 閑居閑語
FZ18を丸四年使いその後FZ150が四年目に入っております。昨年末発売のFZ300も気になります。
さらに最近登場の知人が近ごろP900を購入したものですから、ますます購入欲が燃えていました。
そんな時です。予備に購入していたバッテリーが2個、立て続けにへたって使用不可になりました。純正1個で綱渡りをしておりました。

カメラ本体をいつ買い替えるかは別にして、緊急に予備を2個買い換えました。18と150でそれぞれ予備を2個づつ購入しておりました、大阪の輸入代理店からの購入です。


向かって左奥が純正です。手前左右が新規購入バッテリーです。
巻いてあるゴム輪は、充電済みか使用済みかの区別用です。常時2個を予備として持参しますので、現場で2個目の交換時に空っぽかどうか一目でわかるようにしております。
現在手前左がカメラに内蔵されていることになります。

購入してから右は1回目のフル使用の後充電済みです。左は現在第1回目の使用中です。2個ともフル充電フル使用を3回ほど経てから、通常ローテーションに入ります。
さすが純正はこれらに比較して、まったく正常に作動してます。

先日、左側の予備バッテリーの1回目の使用で1日で1300枚ほど撮影しましたが、まったく残量計に変化がありません。
どうもこの輸入品は、当たりのようです。

これで2個のバッテリーの代金は、代引き手数料、配送料込で、3,230円はお買い得です。
長く使用できることを願うばかりです。
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唐紙で作る中凧が

2016-04-22 19:14:33 | 閑居閑語
いよいよGWが近づいてきました。
日本各地で大凧上げ祭りが催される頃となりました。
近くに1級河川の相模川があります。特に中流域の河川敷が大変広く普段はサッカー場や野球場が沢山あり大勢の子供たちでにぎわっています。
平日は、広大な草原になりますので、先日お話ししたようにヒバリなどの野鳥の天国になります。

今回大凧の記事を書くに当たり調べてみると、なんと、相模の大凧と座間の大凧と二つのお祭りがあり、さらに相模の大凧は上流から4会場が川に沿って縦列に並ぶそうで、合計大凧の会場が5つ縦に並ぶことになるのです。
この近所ではひまわり祭りも有名ですが、畑の中のひまわり畑ですので当然駐車場の問題があります。大渋滞が大嫌いな私としてはひまわり祭りも大凧祭りも夕方のニュースを見るということで済ませております。

さて先日知人とヒバリの写真を撮った時の事です。桜並木の土手を河川敷におりますと、その草原に凧が置いてあります。骨組みだけ作ってあるのです。大凧ではないと思います。多分中凧ではないかと思料します。うわさに聞いている100畳の大凧ではないと思います。


よく見ると子凧がその上に置かれています。

「コムクドリ」の再々チャレンジの日、駐車場に戻ってきますと、隣接する広大なサッカー場で中凧と思われる凧が2枚並んで揚がっています。(凧は1枚2枚と数えるそうです)


こちらは普通の白い和紙で作られた凧です。


こちらは茶色の渋い凧です。
この色合いが大変気になりました。一人で凧を揚げていた年配の男性に聞いてみました。

私『渋い良い色の凧ですね。特殊な紙を使っているのですか?』
男性『唐紙です』
私『え、唐紙ですか』
男性『古い家のいらなくなったから紙を頂いて作っています』
私『なるほど、それで渋い色になっているのですね、無地が多い中、これは武者絵が描かれていますね』
男性『これは、青森のねぶた系の武者絵です』

大変こだわりを持った凧のようです。造語のようなこじつけた文字が書かれた凧が多い中、異彩を放っている凧でした。
うっかりして寸法を聞きのを忘れてしまいました。残念。多分中凧になるのではないでしょうか。
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「ヒバリ」三昧

2016-04-20 18:02:07 | 里の鳥
同行の知人に何か草原の鳥を見せようと、広大な河川敷の草原に下りたのです。
タイミングが悪く、ホバリングして囀っているヒバリは見かけなかったのですが、広い草原にはあちこちにヒバリの姿がありました。
たまたま見つけた2羽のヒバリを撮影することにしました。
知人は「ヒバリ」が初見で、熱心に撮影しておりました。私はどうしようかなと思っておりましたが、ヒバリの姿を見ているうちに、気が付いたら夢中で撮影しておりました。


初めはこんな草が少ないところにいたのですが、我々に気が付いて段々草が混んでいる方に移動していきました。



冠羽が立っているので雄ですね。下の画像では冠羽の後ろ側がよく分かります。


ヒバリは雌雄同色ですから時間が経つと区別が付かなくなりますが、この個体は前後の画像ですべて冠羽を立てていませんから、たぶん彼女でしょう。

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「コムクドリ」ばっかりの続き

2016-04-19 18:02:08 | 里の鳥
連日の「コムクドリ」の報告ですが、どうも気に入りません。
この季節折角ですから桜の枝がらみ画像が欲しいのです。でまたまた挑戦。


桜並木の向かいにある木です。木の名前は知りません。私がこの木にコムクドリがいるのを見つけました。待機していたCMが駆けつけたのは常の風景です。雌です。


桜の木の先端にいる雄です。


こんな感じが狙いです。桜のピンクの花模様との絡みがいいです。雄です。
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