梅雨用に購入してデスクの脇に置いてあるのが気になってしまい、とうとう本日雨もないのに観てしまいました。
フランシス・コッポラ総監督、ロバート・デニーロ監督出演、マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー出演と聞いただけで見たくなります。
CIA創立期からキューバ危機ごろまでの話です。
物語
イェール大学在学中に大学の秘密結社ボーンズに勧誘された主人公エドワードは卒業後、国の諜報機関で働くこととなった。家庭を顧みずヨーロッパで活躍した彼は、新しく創設されたCIAのメンバーとしてひたむきに状活動にのめりこんでいく。1961年のキューバ武力行使の作戦が、何者かの情報漏えいで失敗する事からその犯人探しが始まる・・・。
まず頻繁にイェール大学の秘密結社ボーンズの総会シーンが出てきますが、調べてみるとこれが実在の秘密結社で、アメリカの政治経済を動かしている団体だそうです。大統領もいたり歴代のCIA長官はこのメンバーだそうです。超エリートが互いに助け合ってアメリカを動かそうというのですから、すごい。
さて映画ですが、大変見ごたえのある映画です。167分ですが全然長くありません。
映像の重厚さやCIA創設の秘話や情報機活動の全く地味な頭脳戦(アクション映画ではありません)は本来こんなものだと思わせる説得力があります。親子関係や夫婦関係を犠牲にする日常が書かれていますが、これだけの仕事をすれば犠牲にせざるを得ないと思わせます。
筋が分りにくいところがままあります。組織の人間なのか友人関係なのか人間がはっきりしないところがあります。
マット・デイモンの苦悩の姿も若い頃の姿では納得できるのですが、出世して責任者の中年になってくると、デイモンの顔が童顔なので老け役に無理を感じてしまいます。またアメリカ映画にありがちな偉大な父の息子に、対照的なひ弱なバカ息子役を設定するのも面白くないです。
でもそんなことは些末なことです。一寸だけ出演するロバート・デニーロの演技は重厚な貫禄ある情報将校の演技がうまいです。
派手な打ち合いやアクションは全くないのですが、情報機関の非常な殺しは何回かあります。
組織内にこれだけスパイがいるとなると、情報部員は何を信じていくのでしょうか。
167分、一度も時計を観ないで楽しめた映画です。
フランシス・コッポラ総監督、ロバート・デニーロ監督出演、マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー出演と聞いただけで見たくなります。
CIA創立期からキューバ危機ごろまでの話です。
物語
イェール大学在学中に大学の秘密結社ボーンズに勧誘された主人公エドワードは卒業後、国の諜報機関で働くこととなった。家庭を顧みずヨーロッパで活躍した彼は、新しく創設されたCIAのメンバーとしてひたむきに状活動にのめりこんでいく。1961年のキューバ武力行使の作戦が、何者かの情報漏えいで失敗する事からその犯人探しが始まる・・・。
まず頻繁にイェール大学の秘密結社ボーンズの総会シーンが出てきますが、調べてみるとこれが実在の秘密結社で、アメリカの政治経済を動かしている団体だそうです。大統領もいたり歴代のCIA長官はこのメンバーだそうです。超エリートが互いに助け合ってアメリカを動かそうというのですから、すごい。
さて映画ですが、大変見ごたえのある映画です。167分ですが全然長くありません。
映像の重厚さやCIA創設の秘話や情報機活動の全く地味な頭脳戦(アクション映画ではありません)は本来こんなものだと思わせる説得力があります。親子関係や夫婦関係を犠牲にする日常が書かれていますが、これだけの仕事をすれば犠牲にせざるを得ないと思わせます。
筋が分りにくいところがままあります。組織の人間なのか友人関係なのか人間がはっきりしないところがあります。
マット・デイモンの苦悩の姿も若い頃の姿では納得できるのですが、出世して責任者の中年になってくると、デイモンの顔が童顔なので老け役に無理を感じてしまいます。またアメリカ映画にありがちな偉大な父の息子に、対照的なひ弱なバカ息子役を設定するのも面白くないです。
でもそんなことは些末なことです。一寸だけ出演するロバート・デニーロの演技は重厚な貫禄ある情報将校の演技がうまいです。
派手な打ち合いやアクションは全くないのですが、情報機関の非常な殺しは何回かあります。
組織内にこれだけスパイがいるとなると、情報部員は何を信じていくのでしょうか。
167分、一度も時計を観ないで楽しめた映画です。