高岡から富山の岩瀬へ。
ここは伝統的家屋で町並みを再生した地区。明治初期の歴史的建造物を中心に風情ある町並みが残っている。
岩瀬は、かって北前船の寄港地として栄え、その代表的回船問屋が森家。国の重要文化財にも指定されています。
入館時間が過ぎており、中を見学できませんでしたが、さすが豪商、森家が明治11年(1878年)に建造した町屋。格式の高さを漂わせています。
で、この近辺を歩いていると、妙な建物が目に留まり、裏通りに出てみると、驚いた。
この森家の裏玄関?であった。
にしん倉庫も別棟に備えた母屋は、樹木の手入れがやや行き届いていないものの、その広大な敷地とともにかっての繁栄ぶりを充分に伝えてくれます。
写真を撮っていると、一台の車が静かに近付いてきて、屋敷の中へ消えて行った。その風貌からして、何代目かの御当主さんと思いますね。
いつの間にか、6時を過ぎ、さぁ、今回の富山遠征もフィナーレです。
そこで、最後に、岩瀬の海岸に出てみました。
オォー、!!!
薄暮の中、うっすらと残雪の立山連峰が眼の前に広がったのです。その雄大にして美しい景色に暫し、時も忘れて眺めていた。
いつの日か、空気が澄んだ時期に、また訪れてみたいですね。
ふと、振り返ると、
富山湾のサンセット、うぅーん、お見事!