「月が鏡であったなら」というおおむかしのはやり歌をまた思い出しました。
何かの拍子にふと思い出す、そのきっかけは、ほんのちょっとしたことが多いものです。
何だったか、思い出せないと悩んだときは、記憶の幕は厚く重くなります。
形の好みも、食べ物の味と同様、記憶の再起ですから、ときどき変わります。
丸い形がよかったり、角ばった形がよかったりします。
今日あたりは丸いほうに分がありそうです。
というのも、「数字が月に見える」という話を、ラジオで聞いたことを思い出したからです。
数字が月にとは何だ、にくだくだ説明は要りません。
ご覧のとおりです。
視覚を変えれば ⇒ 視覚のもじり ⇒ しかくもじ ⇒ 四角い文字
折角丸い気分でいたものが、もう角型に変わろうとしています。
みなさん、鏡の形は四角と、円と、どちらがお好みでしょうか。