この一番はよく頑張って勝ったという相撲に、一番限りの敢闘賞を出とよいと思います。
協会から、つまり入場者からの、その日のご褒美です。
行司軍配の判定や確認だけでなく、審判のプラス思考の物言いです。
審判がこれはと思う取り組みを協議して、即時表彰を勝ち名乗りのときに行司が宣言します。
「本日の敢闘賞にかなう」
この賞は、取り組前には、誰にも予想ができません。
もちろん横綱、大関は対象外、敢闘して当たり前ですから。
負けが見えるとすぐあきらめてしまう気抜け相撲が減ると思うのですが、いかがでしょうか。