世界は日々新たな動きを見せます。
国の行政の中枢では、動きの早い世界の情勢に即応した行動をしてもらわなければなりません。
国民の多くは、信頼できる優れた官僚の方々がその通り行動されているものと念じています。
各省からの情報も、多くの人が常に新しいものに触れられるよう用意されているものと思っていました。
ところが、どうやらこれが錯覚であったようなのです。
各省からは年に一度白書や青書と名付けられた情報集成が発表されます。
そのうちのひとつ「外交青書」を開いてみました。
冒頭の項目がこうなっています。
第1章 2017年の国際情勢と日本外交の展開
あれ、古いのを見てしまったかと、表紙を確かめると2018年版に間違いありません。
なんじゃ、これは、三日前の古新聞という歌の文句を思い出しました。