ビスマルクは、「大国が国際法を守るのは自国に有利な場合である」とし、理念や情念に左右されることのない、現実的な国益判断の必要性を説いたといわれています。
地球上には、大国でもないのに大国のまねをしてみたり、理念、情念のどちらでもなく恨という概念しか持たないように人を育て上げたりする奇妙な国もあります。
利には不利、正には邪という、それぞれの軸上に対立概念を考えるのが通常の脳の働きでしょう。
ところが、恨にはその働きがなく、どちらを向いても恨、とにかく恨が徹底されている模様なのです。
これは、次元が定まらずわけのわからない脳神経のはたらきによるもので、こういう人が政治の中枢にいる国際法も条約も意に介しない国と、通常の人間感覚で何とか交流を図ろうと思うのは"無駄な考え休むに似たり"で、まったく意味を持たないようです。