法文は、法律の文、経典の文、法学と文学という意味を持ちます。
読みは「ほうぶん」で、「ほうもん」とは読みません。
「ほうもん」と読むのは法門で、その意味は法文と無関係です。
経文は、正しい読みは「きょうもん」ですが、MS-IMEでは、もとは誤読の「きょうぶん」も変換候補に出てきます。
意味は経典の文で、法文よりぐっと範囲が縮まります。
法文と経文は、どちらも読解しにくい文章でできているという共通点があります。
経文は暗誦か読経ができればよいので、初見から意味がわからなくても構いませんが、法文は意味がわからなくては役に立ちません。
ところが、実在する法文は読解困難意味不明という文章が多すぎます。
なぜでしょうか。
だれにも簡単にわかってしまうと、何か差し支えがあるのでしょう。