クラウチングスタートと、スタンディングスタートの混合スタイル。
しかしなんですな。昆虫類というものは、どれが手でどれが足かわかりませんな。
何本もあって、足手まといにならんのでしょうか。
ムカデの100本足なんてことをいいますから、全部足なんでしょうかね。
ムカデ相手に、靴屋を開いたら、大量販売が可能ですなぁ。
ムカデ屋といえば、足袋やさんですから、命名者はとんちが効いております。
ハエ・カ・アブの類もありゃ全部足なんでしょうかねぇ。
なんやトルコの羊肉の串焼きみたいですな。
シシ・カ・バブ。
イナゴは佃煮で食べられますが、ハエ・カ・アブを食う人はおらんでしょうなぁ。
あたしもよく、昆虫みたいって言われるんですがね。
ありゃあなんですかね。ゴキブリを指しているんでございましょうか。
なんとなく親近感が沸くのはなぜなのでありましょう。
中には、クワガタやカブトムシのようにペットになる虫の仲間もいます。
中には数十万円単位で取引もされるようですなぁ。
こういうものに高い金を払って手に入れる人は、やっぱり大金持ちが多いのでしょうねぇ。
コガネ無視。と申します。
古代のエジプトあたりじゃ、糞コロガシを神の使いにしたりして、なかなか立派な心構えであります。
標準語で考えても、この立派さは、わからんようで、訛りを入れると理解できます。
こげな虫でも、なんとかスカラベ。と申しまして。
人の役に立つものを、益虫。悪さするものを害虫。なぞと勝手に分けてみたりしておりますがね。
居る。ということはです、人の役に立たん言うて、他での働きを無視して人の都合だけで駆除しておったら、後々えらいことになる。
虫(むし)と呼ぶからいかん。チューと呼びなさい。嫌いな人はあんまりおらんようになりませんかね。
さて。愚噺はこれぐらいにして、クラウチングスタートと、スタンディングスタートの混合スタイルで、あたしゃ呑みに行く。
美味い酒に手を染めて、呑みすぎで勇み足。
口八丁手八丁、蛇足の愚禿。
手足違わず、いつまで呑めるや、今生の。
五分の虫にも、一分の魂。
バッタとたおれて、昏中の夢。
葉々清風。虫の息。
ヨーイ・ドン!