南無煩悩大菩薩

今日是好日也

報本反始。

2007-02-19 | なんとなく落書。

16から、18までの学び舎の、校是が、報本反始でありました。


万物の存在は、天に基づく。

人は、祖先に基づく。

その根本の恩に、感謝し、その功を讃える。

-礼記-


その本に報いて、始めに帰る。


ばか者の、若者の折には、なんともうっちゃって過ごしておりましたが、校是だけに、常に目に付き、耳にする言葉でございました。

運動部にいれば、試合のたびに旗が揺らめいていたものでございます。

いわんや、歳を重ね、浮世の波にもてあそばれておりますうちに、これがリフレインする場合がございます。

「私が学んだ筈の校是である。その精神は、へちまの皮ほどでも、私にとって芯となっておる筈である。しがみついてみようではないか。」

何度やり直したことでございましょう。

すべからく、これからも、やり直し続けることでございましょう。


私は想うのでございます。

しがみつける、詞、師、史、を持つことがどれほど助けになるかと。

シッシッシ。とおっぱらってはいけないのでございます。


精神が崩れない限り、人は人でおられるものでございましょう。


ばか者のときに身近に会うものの、功罪を想うのであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする