南無煩悩大菩薩

今日是好日也

立志。

2007-02-27 | なんとなく落書。

人。志を立てて社会に挑む。

志。遂げることかなわずとも、もう帰るところは無い。

私。そこに骨を埋める覚悟がなければ、それは志ではない。

人間。誰にでも、志を立てる場所は、無限にある。

立志の本分を目指したものだけが、生き様を見つけ、人生の価値を得るのだ。


私はこう読む。

立志の唄。


幕末から明治への動乱期にも、数多くの人々が、己の志を立てた。
月性和尚も、格調あるこの唄を作り、己の志に殉じ、短い生涯を閉じた一人だ。


天下国家を憂う志はもてねども。
水がめに落ちた、飯粒(めしつぶ)くらいの志なら、私にも持てる。

飯粒が、飯粒の志を捨てたとき。

帰るべきところはなく、行くべきところも無い。

飯粒が本分を忘れない限り、水がめから拾い上げられる分もあろう。


天地人。
志を立て、その本分を全うしようとするならば、叶わぬまでも、夢は夢として、意味のある生き方となりそうだ。


志をたてよ。
まだ遅くはあるまい。
本分を見失うまい。


少しでも気を許すと、すぐに畜生のように易きに流されてしまう。
この愚禿の、覚書。

コメント (2)
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