南無煩悩大菩薩

今日是好日也

そこ。

2008-05-28 | つれづれの風景。

そこが知れない内の、挙動は慎むべきだ。

そこの見え透いた嘘をつくということは、たかがしれているということだ。


容量あるもの、形あるものに限らず、間違いなく基底部なるものがある。

底を垣間見たものだけが、理解できるうわっつらもある。

そういうことだろ。

抽象的なものながら、理にかなった形をしているのが、そこ だ。


麦茶の入った、やかんの底をなめてはいけない。

そここそが、麦茶の入ったやかんのそこなのだ。

ただし。

やかんを見るたびに底をみようとよだれを出すような、パブロフの犬になってもいけない。

中には、美しき魔物が住んでいる。

汚してはいけないものもある。

底の知れない不安にとりつかれる恐れがあるのだ。

どこにいようが、そこここに、そこのところが、気になるのは人情ではあるものの。




何処が面白いの?

そこ のところよ。



コメント
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