南無煩悩大菩薩

今日是好日也

正しさというもの。

2009-07-14 | 有屋無屋の遍路。

丸い穴が開いている。

まん丸お月様。

どちらも正しい。


月を撮った者としては、それは月にしか見えないが、穴を開けた者にとっては、穴にしか見えない。
互いにそれ以外のものとみる理由はない。


果たして私はこれをどうすればいいのだろう。という問に事実上他人は答えられない。

しないほうがよいことの理由は立てられても、するべきことの理由を見つけてあげるのは難しい。

しらんがな、そんなこと。というのが正直なところである。

しかしそれでは角が立つから、無責任ながら、正しいことをしなさい。という他ない。

思考において大事なのは、正しい答えを見つけようとしてはいけない。
正しい問を探すことだ。といったのは誰であったか。


丸い穴が開いている。

まん丸お月様。

どちらも正しい。

本当はどっちなんだ?という問いは、あんまり正しくないのかもしれない。


ただいえることは、どちらかが正確に間違っている可能性はあるということだ。


コメント
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