「いかに強固な信念でも、それは根拠のないものだという他人の意見がなければ、確かな土台は築けない。」-ジョン・スチュアート・ミル-
人は自分にとって役に立つ、楽しく嬉しいようなことを選んで聞きたがる。
耳の痛い、自分に対して都合の悪い、否定されるようなことは聞いてても耳に入らない癖を持つようだ。
批判を聞きそれを活かそうとするには大切なことがある。
それを真実だといったん受け止めてみることである。
自己否定に繋がりそうでも落ち込む必要は全くない。
それらを、なるほど おもろいやないか と自分の信念を確かめ励ます根拠にしようとするスタンスでいることだろう。
人間社会で生きていこうとすれば、それは間違いなくその個人の信念を問われる場面がある。
たいがいその場面は、自己への批判と言う形で出てくる。
批判がなければ、様々な見解の比較や合意をいくら重ねても、真実に到達する事は出来ないのだ。
と。いうようなことを、ジョンは言いたかったのだろうと思うし、おじぞうさん達は、語りかけてくれているのではないかと思われる。