お客さんお客さん。ここは優先座席です。
お体の具合の悪い人や、身重(みおも)の方、お年寄りの方などの席です。
根性の具合の悪いだけの方や、ただ重い身だけの方、若年寄なだけの方の席ではありません。
禿げにしているだけや頭の寒いだけの方も、普通座席の使用をお願いします。
ということだ。
ただ小生は思うに、通念上の社会福祉感覚からすると、基本的に公共スペースおよび機関の均一料金であるものにおいて、すべては優先されるべき人が優先されるのが当たり前だろう。
わざわざ、優先座席や優先されるべき対象を区切りアナウンスしなければいけない現状こそが、頭の寒い感じがする。
優先すべきは、適時適切適所適応の行き届きであります。
ふとどき者にならぬよう、小生肝に命じておるのであります。