救済か倒産か。
見極めなければいけないときがある。
看護か治療か。
判断しなければいけないときがある。
病状や病巣についての、診断をどうおこなうか。
診断の難しさは、
疾病の証拠なし。というのはあっても、疾病なしの証拠。なんていうものはないところにある。
水に濡れただけのトイレットペーパーは、乾かせばまた使える。
しかし、運子を拭いたあとのそれは、ちぎって捨てるより他はない。
ほっとけばその臭いは全体にまわる。
経過観察を続けるか、手術に踏み切るか。
何事も一律の進歩や発展はなく、いつかは収束の時がきて、また違う形で息吹く。
全体にとって、少しでもよりよい選択は何か。
現状において迫られる意思決定の数々。
あなたなら、どうする?