南無煩悩大菩薩

今日是好日也

無罫礙。

2010-05-19 | つれづれの風景。

道端の 槿(むくげ)は馬に 食われたり
-詠み人知らず-

馬が食ったのは、新芽の時だろうか、それとも秋の開花の時だったろうか。


無罣礙とは、般若心経に出てくるが、「むけげ」と発音する。

こだわりのない というような意味らしい。

馬の耳に念仏という諺もあるが、こだわらないほうが楽しいときもある。


馬がいつ食おうが、そんなことは知らなくても冒頭の句は、心に残る。

こだわってしまうことで、不毛を呼ぶことだってあるだろう。

槿、無罣礙、無毛々・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする