みよ息子よ、大きいだろう、なんていう船か知っているかい?
うん、タンカー!
お。しってタンカー。
なんてはなしているのだろうか。
多分親子だろう。児童期の親子のふれあいが多ければ多いほど、ひきこもりになることは少なくなるという調査結果も出ているようだ。
そんなことを聞くと、何気ない親子の風景にも、ん。ええこっちゃ。遊べよ遊べと声をかけてみたくなる。
聞いた話だが、大人になった息子に親父が言ったらしい。
「なぁ、わしも早く孫の顔が見たいもんじゃ」
息子は何を思ったか、
パンツを下げて、「おじいちゃん!」と叫んだ。
もちろん思いっきりしばかれた。
・・・。
事情はどうあれ、楽しい家庭には、おおらかに生きていける何かがはぐくまれるかもしれない。