我が家には「猫」がいる。この猫、どうも我輩を一番下に見ている。
なでなですると引っ掻かいて逃げる。気が向くと喧嘩を売りにくる。
いつも自分が中心、擬人化するとこんな以下の調子の猫を我輩の家では飼っている。
なにか発言すると、黙って聞いてよと怒られる。
黙っていると、なんとも思わないのと怒られる。
忘れていると、ちゃんとしてよと怒られる。
忘れずにいると、しつこいわねと怒られる。
色々聞くと、なんでもかんでも聞かないでと怒られる。
色々聞かないと、勝手にしないでと怒られる。
その通りと賛成すると、適当なこと言わないでと怒られる。
そうじゃないと反対すると、わかってないわねと怒られる。
酔っ払っていると、どうせ覚えてないんでしょと怒られる。
酔っ払っていないと、酔っ払いのほうがまだましと怒られる。
早く帰れば、何でこんなに早く帰るのと怒られる。
遅く帰れば、何でこんなに遅く帰るのと怒られる。
我が家には「猫」がいる。
こんなわけで、我輩は家ではいつも「あちょおお」の生活を余儀なくされている。
・・・しかし、もし「猫」がこれを読んだりしたら、我輩はただではすまない事に気付く。
「猫」にジョークは通じるだろうか。
あちょおお!