南無煩悩大菩薩

今日是好日也

開放と動員。

2010-11-10 | 有屋無屋の遍路。

平凡がいいことも多いが、平凡ではままならないこともある。

絶えず競争状態を強いられる営利組織などもその一つだ。

平凡でない組織とはいったいどういうものか、ずっとそれを考えている。


組織は目的の為の手段である、だからそれ自身を重要なものと勘違いしてはいけない。
組織の目的は、均整や調和、一貫性ではなく、人間のエネルギーの解放と動員であることは今や明らかである。
人間の仕事ぶりこそ、組織の目標であり、組織の良し悪しを決める判断基準なのである。

こういった考え方が一つのヒントになりそうだ。

手段の為に目的を殺すようなことだけは避けなければいけない。

非凡でなければいけないということは、平凡な認識からは成しえないのだから、認識を変えなくてはと思う。

認識を変えても、事実が変わるわけではないが、事実の意味は変わるのだから。
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