南無煩悩大菩薩

今日是好日也

じゃんけんほい。

2010-01-08 | つれづれの風景。

グーよりパーが好き。
パーよりチョキが好き。
でもチョキよりグーが好き。

これを三すくみという。

帰納的には辻褄が合わない。

つまり、A君よりB君が好き、B君よりC君が好き、ならば僕よりC君が好きだろうと、A君はあきらめる。だが、実際にはC君よりA君が好き、なんてこともある。

世の中は、じゃんけんほい、てなわけにはなかなか。

すくまないで、どこかで突破口を選択する。これ大事。


紫より黄色が好き、黄色より赤が好き、赤より緑が好き。

でもひとつ選ぶとすれば、紫が好き。

そんなこんなが人の気持ちにはある。


世の中はじゃんけんじゃないから、すくまないでいろいろな色は揚げたほうがいい。

同じ色ばかりのアドバルーンは楽しくないじゃないか。


ちなみに僕はじゃんけんではいつも男チョキに決めている。


それでいいじゃんほい。
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念頭所感。

2010-01-07 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

おろかなる 心のひくにまかせても

さてさはいかに つひのおもいは

-西行法師-



長年心がけながらも実行に程遠い命題があります。

「己の長を説(と)くべからず。他人の短を道(い)うべからず。」

大人(たいじん)虎変(こへん)す。
といわれるように、性根を入れ替えなければ、為し得ない終(つい)への思い。

歳を重ねるほどに、一兵卒の気概を自らに励ますことの大事を思います。

心浮浪するを引き止められるよう、念頭に掲げ、また挑むべし。

修行すべし。


さてさぁいかに 遂(つい)の思いは

おろかなる わが心に引かれながらも

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寒中に凛ありて。

2010-01-05 | つれづれの風景。

訥々と飛水 青竹に氷床を生じ

その清明 寒より出で立つ

水落つる音 深々と染み渡り

その凛たる景 眼耳鼻舌心意 透き澄ますが如し


柄杓持つ手はかじかむも


軒端よりしたしるは、氷柱の命


橙は、代々つむぐ福徳の険峻を愛で




見上ぐれば 翠松その鶴翼を頌と拡げる


ああ。寒中に凛ありて。
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夢を観る。

2010-01-02 | 日日是好日。

あけました。


虎(こ)の年や

夢は千里を駆け巡る。


虎は
一日千里を走ると申します。



この国では、植物も生き物も人間も、一年に一度生まれ変わる。



そして、夢を見る。





どうか佳き一年、いやさ、一念、佳きものにしましょうず。

謹み畏み新年の寿ぎ申し上げます。

無山人 拝
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