仕事やプライベートで、色々な年代の方と話をします。人それぞれ違いはありますが、育った環境というか、その時代というか、物心ついてから20代ぐらいまでの間に影響を受けたことによって、年代による考え方や常識の違いを実感することが多いです。一般的には世代間ギャップとか表現されますが、考え方や常識に違いがあると、話し合っても理解しあえることが難しいと最近思います。
コンディションレベルチェックパックで、お預かりです。
エンジン始動前と始動後の油面です。左は、エンジンを始動する前でオイルが落ち切っている状態でこの油面だと少し少なめです。
ヘッドカバーガスケットは、前後漏れがあります。
ウォーターポンプ下側の穴からは、エンジンオイルの漏れがあります。クーラントの交換時期は不明、量が少ないので、補充しました。
現在、ヤマハのクーラントは、色がブルーなので、種類は不明。エアクリーナーは、ヤマハ純正でした。
ダイヤフラムは、1番及び2番気筒が回転有です。パイロットスクリューは、3番気筒が固着です。
チョークリンクのEリング外れていましたので、修正しました。
プラグコードは、リアバンクの抜けと腐食有です。修正しました。スパークプラグは、純正のNGK製DPR8EA-9でした。
バッテリーは電圧、容量とも平気そうでした。
エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は、平気そうです。
フルードは、交換時期不明です。
ガソリンタンクは、錆びもなく平気そうです。
フロントフォークは、現時点でオイル漏れは無いですが、クリップ部が錆びています。
リアサスはオイル漏れは無いですが、バンプラバー(底付き防止ゴム)が無いです。
前後キャリパーは、要清掃です。
リアキャリパーは、パッド押さえ板が逆でシムが無いです。押え板の方向のみ修正しました。今回は、スパークプラグのみ交換です。(NGK製JR8C)
最終チェックと試乗です。細かい部分は、オーナーに伝えたうえで、納車になりました。破損部分、要整備箇所、要交換部品等ありましたが、調整と修正部分のみ作業を行いました。
2021.09.09 作業担当 ヤダ(矢田)