小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

ポルトガル旅行 その5 最終日

2019-02-03 19:43:59 | 旅行
ポルトガル旅行 その5

リスボン

リスボンの市内観光はジェロニモス修道院からはじまる。大航海時代の立役者、エンリケ航海王子が建てたと言われる、ポルトガル全盛時代がここに集約している。歴代の王やヴァスコ・ダ・ガマの墓がある。当然、必見の世界遺産。といっても連日の修道院で、ツアー旅行のグループ行動を脱走して、全日の自由行動を選択した人が3人。我々はここまできたら最後までツアーに行動を託す。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ジェロニモス修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ジェロニモス修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ジェロニモス修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ジェロニモス修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ジェロニモス修道院

エッグタルトの本家、パルティス・デ・ベレンがこの修道院の近くにあり、修道院見学の間にガイドさんが買ってきてくれた。皆でほおばる、さすがに本家はうまかった。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 ベレンの塔

次いで定番コース、テージョ川に面するベレンの塔。ここは大きな河口である。行き交う船を監視し、河口を守る要塞として建てられた見張り塔。

今日は免許を持つ現地ガイド以外に、ポルトガル・るるぶ旅行本の編集者の一人でもあるおばさんが実質的ガイド役をかってでた。ポルトガルは何でも知っているという具合に熱弁をふるう。
何か質問があるか問うから、港はどこにあるのかと聞いたら、何を言っているのか今日は港だらけだ、というバカにしたような返答をいただいた。このツアーの当方のフラストレーションは何も理解されなかった。ここは広大な河口で、遠くに海がやっと見える。河口でも海でもどっちでもいいのだ、当方の望むのは<港>なのだ。るるぶポルトガルのタイトルは<大航海時代の記憶、世界遺産の町を歩く>となっている。これを読めば、ポルトガル旅行は海が全面に出た旅と思うじゃないか。実際は、世界遺産のキリスト教関連建造物の巡礼の旅であった。<大航海時代の記憶、世界遺産の町を歩く>はその通りで文句をいう筋合いではないが、海からみた(海を視点とする)ポルトガルが見たいという、当方の言いたいことが全く理解されない。理解されないことは今に始まったわけではない、 おばさんも一生懸命やっているんだと、この件は心の中で握りつぶす。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


Canon μ 発見のモニュメント


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 発見のモニュメント反対側

先頭のエンリケ航海王子、3番目のヴァスコ・ダ・ガマ、12番目のフランシスコ・ザビエル(うしろで見えない)はこちら側でした。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

ここまではみんなテージョ川に面した公園に存在している。確かにポルトガルの港であり、確かに大航海時代の記憶である。ポルトガルるるぶ・おばさん、文句を言ってすみませんでした。

しかし、こんなもの撮っても写真にならないのだよ。海っぽい本当のポルトガルはどこにあるんだ。あと半日しかない。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ピカのケーブルカー


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ピカのケーブルカー


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

ケーブルカーの上はサン・ペドロ・デ・アルカンタ展望台。海(本当はテージョ川・河口)が遠くに見える。なんとしても海っぽいリスボンの写真が撮りたかったのに、なんでもしっているポルトガルるるぶ・おばさんは教えてくれなかった。

ツアーはここで解散。やっと自由行動の時間となる

ここから直ぐのバイシャ地区、サンタ・ジュスのエレベーターで昇れば、海とリスボンが良く見えたに違いないが、混んでいたのでパスしてしまった。またもやミス。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 焼き栗の風景


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

フィリグリーナ・ペンダントのお店。金(19金)の細い線を使った繊細な工芸品(本物には国の認定があり、どこで買っても値段は同じそうだ)。作り手がいなくなり消滅するかもしれないと現地ガイドに脅かされて、買いに走る。ツアーの方々もこの店に集まって、何人もお買い上げ。テレビ番組のポルトガル旅行案内で、女優常盤貴子が購入したことでひらひら揺れるドロップ形細工を内在するペンダントに人気が集まっている。家内が買ったのは、現地ガイドさんがしていたこれとは違った形のペンダント、最終章で出てきます。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 フィリグリーナ・ペンダントのお店

この旅の最大の大物買い物をすませて、ぶらぶら歩いてリベイラ市場を目指す。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リベイラ市場 シーフード

リベイラ市場・シーフードを物色していると、黒人の呼び込みさんが当方を捕まえて、タコが上手いから寄ってけと主張する。こうなったら第六感を信じてOKを出す。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8リベイラ市場 シーフード

確かにこのタコ料理はうまかった。緑ワインを飲みながら、食して大満足。やっと海からみたポルトガルに会った。旅のフラストレーションがすっ飛んだ。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リベイラ市場 シーフード

目の前で、生タコをさばいている。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8リベイラ市場 

リベイラ市場はすでに市場でなく、フードコートに変身している。でも楽しそう。リスボンに何泊もするなら、日参しているに違いない。後でも述べるが、ポルトガル旅行を再びするならリスボンを本拠地として、日帰りフリー旅を組み込んだスケルトン・ツアーに決まりだと思う。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 リベイラ市場の花屋

再び歩いて、中央部のバイシャ地区に戻る。道々、観光そっちのけでお土産を物色する。

観光そっちのけのもう一つの理由は本当のポルトガルを撮りたいから。ここから、歩きながらFujifilm GFX50Sでなんてことない街の風景を撮りまくる。しかし、Fujifilm GFX50Sをもってしても、なんてことない所は、やっぱりなんてことない写真となってしまったのか?? 
最後まで、<本当のポルトガル>と<海から見たポルトガル>は撮れなかった。力及ばず、残念なり。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 リスボン風景


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景

これは日本と全く同じようなアジフライが売っていたので、おもわず撮る。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景

なぜかピンクの道。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景

タイルの道がうれしい。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景

リスボンの繁華街、バイシャ地区


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景

リスボンの繁華街、バイシャ地区


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン風景

粋なトラムのディスプレイ。
ツアーの方々はみなトラム28番に乗って、市内観光に出かけている。我々は何てことなく、本当のポルトガルをさがして街をウロウロしている。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

バイシャ地区の中央、ロシオ広場のカフェで一服。 

ロシオ駅から地下鉄で今日の宿泊ホテルに戻って一休み、その後再びツアーの仲間と合流してアルファマ地区のファドを聞きに行く。有名なカサード・デ・ファド(ファドレストラン)、クルブ・デ・ファドで食事(タコや魚料理を注文)をしながらファドを聞く。ここはいっぱいではいれないと聞いていたが、シーズンでないせいか、余裕で予約できた。演奏は8時半ころから始まり深夜に及ぶ。明日は早いがポルトガル最後の晩であるから、ポトガルに名残を惜しみながらファドを聞く。ファドは本当のポルトガルの一部かもしれない。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8リスボン ファド

これでポルトガル旅行はおしまい。 次回は、お土産戦利品の紹介と、ポルトガルおよびFujifilm GFX50Sの総評を書きましょう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポルトガル旅行 その4

2019-01-31 17:55:29 | 旅行
ポルトガル旅行 その4

色々街の名前が出てくるが、どういう位置関係にあるか調べてみた。旅行に行く前に調べておくのが普通だが、ツアー旅行の場合は、出発するまでの段取りは家内まかせ、当方は行の飛行機内で旅行案内書を斜め読みするだけ、実際は旅行内容を良く理解していない。このような旅行記を書くおかげで、やっと旅行の内容を理解して、なるほどそうだったのかと納得するのである。海外旅行でもフリー旅の時は、前もっていろいろ勉強するのだが、言葉の通じない初めての場所はツアー旅行にたよることになり、今回のようなパターンに陥るのである。



パターリャ

バターリャ修道院、正式名聖母マリア修道院は、カスティーリャ王国軍をジョアン1世が打ち破ったことを聖母マリアに感謝するために建設された。カスティーリャ王国が後にスペインになるわけで、この戦いで、ポルトガルという国がハッキリと確立したことになる。この戦いが1358年で、この修道院は1359年から1517年にとりあえずの完成形となったそうだから150年以上作り続けていたわけだ(未完で終わっている部分もある)。ということで後期ゴシック建築の傑作、当然世界遺産となっている。バターリャとは戦闘という意味だから、 この地域と修道院はポルトガルにとって重要な意味を持つ。
確かに、ものすごい建築物であるが、連日の修道院で頭が混乱して、いくら説明を聞いても右から左へ抜けていってしまう。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8パタ―リア勝利の修道院・身廊


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8パタ―リア勝利の修道院

なぜか、衛兵がいて、その交代場面が見どころとなっている。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8パタ―リア勝利の修道院・王の回廊


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 パタ―リア勝利の修道院・王の回廊

ここのところFujifilm X-T3ばかりのせてました。Fujifilm GFX50Sの絵が入ると、なにか落ちつくよ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8パタ―リア勝利の修道院・未完の礼拝堂


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 パタ―リア勝利の修道院

 
シントラ

リスボンから近くのリゾート観光地。ここはムーア人に占領されていたこともあり、イスラム文化の混じりがうれしい場所である。王宮はムーア人の立てた建物をベースにディニス王が建て、ジョアン1世をはじめその後も改築を続けて現在にいたっている。この王宮はイスラム文化を残し、バロック全盛の建物に比してちょっと変わった建物である。さらにイスラム風のペナ王宮やムーア人の城璧が山の上にある。

というのは、帰ってからわかったことで、当方はこの時は殆どこのシントラの意味を知らなかった。せっかくのイスラム文化融合を探す旅のはずが、自由時間に王宮の内部に入らず町の散策にあててしまった。もともと山の上にはいかないことはわかっていたのだが、王宮にもイスラム文化が残っていることを知らなかった。建物にうんざりしていたから当然町に出たのだが。すべては後の祭り。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 王宮

2本のイスラム的塔が印象的。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 王宮前

立ち込める煙は<焼き栗〉の路上ワゴンから一面に立ちこめる。ポルトガルの風物詩。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8シントラ風景

細い道が山の上に登る。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8シントラ風景

地方の小さな町からシントラに入ると、ちょっと観光地的雰囲気になってくる。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8シントラ風景


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8シントラ風景

なにげなくこの絵をのせているが、陶芸を趣味としている当方には結構ビックリしているのである。魚、おそらくイワシ一本で作品として、このイワシ一本で、国中が商売している。
当方の陶芸は<海からの贈り物>がテーマの半分以上であるから、魚はつねにモチーフの対象である。イワシ一本で商売にするとは大胆不敵。こんな大胆な行き方は考えもしなかった。絵も写真も陶芸も、自分がいいと思うことを、これだ!! どうだ、これがいいだろ!!といって世にぶつけることが出来るかにかかっている。言いきれるかが勝負である。なんと大胆不敵。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8シントラ風景


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8シントラ風景

ロカ岬

ユーラシア大陸の最西端。 最終日の前日にやっと海を見る。ポルトガルの海に会って、ほっとはしたが、しかし、ポルトガルの港町でシーフードを食べるという雰囲気ではない。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8ロカ岬


Canon μ ロカ岬


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8  ロカ岬

たまには、真面目にポートレート撮影しようと撮った写真。Fujifilm GFX50Sの絵がはいると情報伝達でなくて、<絵>という雰囲気になるのが不思議だ。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8  ロカ岬


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8  ロカ岬


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8  ロカ岬


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

沈む夕日を見ながら、リスボンに向かう。明日は最終日、リスボン観光と、待望の半日自由時間。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポルトガル旅行 その3

2019-01-25 16:29:19 | 旅行
ポルトガル旅行 その3 
コインブラ

ポルトからバスで2時間でコインブラに着く。コインブラはポルトガルの最高学府コインブラ大学を中心に、中世の建築物が多数ある古都。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 コインブラ大学


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Canon μ


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

コインブラ大学の展望台からモンディーゴ川沿いの街を見る。同じ場面を撮った次のFujifilm X-T3に比べると、Fuifilm GFX50Sの絵が生っぽいことがよくわかる。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 コインブラ大学・ジョアニナ図書館

コインブラ大学・ジョアニナ図書館は世界遺産に登録された豪華な図書館で、ディズニ―・美女と野獣のなかでこの図書館が場面として使われたとされている。その豪華な30万冊の蔵書がある部屋は撮影禁止。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8コインブラ大学

このコインブラ大学旧校舎内には豪華な装飾のある由緒ある部屋がいくつも存在している。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8コインブラ大学

ポルトガルの澄んだ空には飛行雲がいつも存在している。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8コインブラ大学


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8コインブラ大学


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 コインブラ風景


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8コインブラ風景

なかなか、バラエティーのある色とパターンが存在している。それを配置するセンスはいかにも大学街らしい。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8コインブラ風景

コインブラの街で昼食、鴨の炊き込みご飯。味は忘れた。お土産を物色。 ポルトガルの特産、コルクをつかったキーホルダーを買う。そうそう、コインブラ大学のショップは面白いグッズがいっぱいあって、ポルトガル旅行の先達推薦のショップ。定番学生服であるマント姿のクリップや、コインブラ大・マグカップ、面白い絵で装丁されたノートなどを買う。これらは最終章に登場します。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8コインブラ風景


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


トマール
コインブラから再びバスで1.5時間、トマールに着く。ポルトから少しずつ南下してリスボンに近づいているということである。トマールにはポルトガル最大の修道院、世界遺産キリスト修道院が目当てである。世界遺産といえども、教会や修道院の連続に当方には内心うんざり感が広がっていく。トマールは旅行案内本に出ていない小さな町で、この修道院の詳細もさっぱりわからない(いろいろ説明を聞いたがみな忘れた)。とても古そうで、立派であることは間違いない。改めてポルトガルは根っからのキリスト教の国であると思う。
気を取り直して、調べてみると、この修道院は12世紀にテンプル騎士団が建てたもの。テンプル騎士団は後にキリスト騎士団となりその団長エンリケ航海王子の活躍で、ポルトガル大航海時代が築かれ、その後も歴代の王により改修、増築されて、ロマネスク建築、ゴシック建築、ムデハル様式、マヌエル建築、ルネサンス建築が混在する。いわばポルトガルの繁栄の歴史がぎっしり詰まった修道院である。ポルトガルの歴史をよく知る方には感激の場所にちがいない。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8トマール・修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8トマール・修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8トマール・修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8  トマール・修道院


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8  トマール・修道院


Canon μ  トマール・修道院

日も暮れて、トマールから1時間ばかり海へ向かって西に走り、今日の宿泊地ファティマに着く。添乗員は、通常は海まで出て泊るのですがファティマに泊まるから移動時間が少なくて楽なツアーでいいでしょという。このあたりから、当方は何かこのツアーは当方の思っていたツアーとは違うなと思い始める。 ファティマも山の中、これまで全部山の中(山とは言い過ぎかもしれない、丘っぽい内陸)。全く港町ポルトガルに会えない。こりゃ、全部キリスト教巡礼の旅だ。どうやら、ポルトガル世界遺産の旅とはイコール、キリスト教巡礼の旅となるらしい。

ファティマ
ファティマもキリスト教に全面覆われた町であった。ホテル周辺の店にはクリスマスのディスプレイがならんでいるが、楽し気なクリスマスというよりはキリスト教一色のディスプレイである。日本でいうなら、奈良の高野山の宿坊町のようなもんだ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 大聖堂

町の中心は広大な広場を持つ大聖堂があり、ここでは聖母マリアが現われ、数々の奇跡が起きたとされている。カトリック教会公認の奇跡、奇跡の地であり、最初の聖母の出現のあった5月13日がファティマの記念日に制定され、その記念日にはこの広大な広場が数万人の信者でうめつくされるそうである。

聖母からの啓示は第一次、第二次世界大戦を予言し、長いあいだ封印されてきた第3の啓示は2005年に公表された。しかし、これは本当の内容ではなく、本当は<第三次世界大戦が起きて、世界が滅び、ふりだしに戻る>という<ファティマ第3の予言の原文>がファティマ都市伝説として広まった。

当方にとっては、ただ、幸せにポルトガルの港町でシーフードを食べたいだけなのだが。


Canon μ 大聖堂前広場


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

明日は近くのパターリア、そしてリスボンに近くのシントラという小さな町、そして、ユーラシア大陸最西端ロカ岬を経てリスボンに入ります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポルトガル旅行  その2

2019-01-14 20:12:57 | 旅行
ポルトガル旅行  その2

ちょっと仕事を小休止、やっとこポルトガル旅行その2に入ります。
2018-12-9 ポルト観光
まずは、レロ・イ・イルマオンへ、ここは本屋さん。ハリー・ポッターの発想の元になったとして有名。世界一美しい本屋とか3番目に美しい本屋(これはイギリスの主張)とか言われています。


Fuifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 ポルト風景


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 レロ・イ・イルマオン

朝早くから、ずらりと行列が出来ています。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 レロ・イ・イルマオン


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 レロ・イ・イルマオン


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 レロ・イ・イルマオン

レロ・イ・イルマオンは本屋さんですが、観光客がさっとうし、入場料をとっています。この入場券で本が買えます。観光スポットでなく、あくまで本屋であることを主張しているのです(当然、売り上げは本販売より入場料のほうが儲かっているのだが)。わずかな時間の間に本を見つけてこの券を有効活用したことで、満足げな家内。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

つぎは、アズレージョで有名なサン・ベント駅に向かう。


Canon μ サン・ベント駅

これが、カメラのフル装備。Fujifilm X-T3/Zeiss touit 12mmでスナップ写真を撮りながら、Fujifilm GFX50S/Pentax 645 45mm で絵作りを試みる。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8サン・ベント駅

アズレージョはポルトガルの装飾タイルであるが、ポルトガルのあちこちにあるイスラム文化の影響が、うれしい。複数の文化の接点に生まれるものに当方は魅かれるのである。 本当のところ、こういう青一色のアズレージョ自体は当方の好みではないが、イスラム文化の影響が見える床のタイルパターンやカラフルな陶器パターンはうれしいのである。

当方がポルトガルのパターンに興味を持ったのは、ボストンに1年いた時のことである。バカラ、ラリック、スチューベングラスなどの高級なガラス器に吸い寄せられたのだが、ポルトガル製の普段使いのガラス器のデザインに興味を持ったのである。その時気が付きました、なるほどポルトガルはボストンに一番近いヨーロッパ、対岸だったのだ。

今回のツアーツアー旅行では、このようなポルトガルのデザイン/パターン、とくにイスラム文化との融合形を探し回るといった本当にやりたいこと全くできない。ハリー・ポッターなぞどうでもいいのである。いい写真が撮れない、インプレッシブなデザイン/パターンを見つけられない。イライラをだましながら旅を続けます。

次にドウロ河に面する、ポートワイン・ワイナリー、サンデマンをたずねる。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8ポートワイン・ワイナリー前

この日は、ドウロ河でボートレースが行われていました。せっかくポルトガルらしい風景に出会ったのですが、なかなか会心の作は撮れない。時間が無いというのはただの言い訳か?やっぱり朝夕の光が必要なのか?  


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ポートワイン・ワイナリー


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ポートワイン・ワイナリー

ヴィンテージワインは格子の扉の向こう。奥はこのワイナリーのシンボル、学生マントとソンブレロ。

ポートワインを試飲するが、甘いワインは何を食べながら飲むのかな?? ポルトガルのワインはヴィーニョ・ヴェルデ(若い白ワイン)が気に入った。食事の時はいつも緑ワインといって注文するようになりました。すこし発泡する、アルコール度の低い、水のかわりに飲めるワインで飲み易い。後で気が付いたら、時々家で飲んでいたお気に入りのワインが、猫ちゃんマークGATAOがポルトガル、ヴィーニョ・ヴェルデでした。家に帰ってからも、またGATAOを飲んでしまった。当方は日本酒が専門で、ワインは日本酒の1/10以下の飲酒量。全然ワイン通ではありません。しかし、美味しいお酒は世界中のありとあらゆるお酒何でも好き。



この日の昼食はバカリャウ(乾しタラ)のコロッケ。味はどうころんでも乾しタラのコロッケ。素朴な味です。




午後は、1時間かけて、世界遺産の街、ギマランイスへ。

ギマランイス

1時間半くらいの自由時間があったので、教会見学なぞせずに街をウロウロする。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

この写真はもっと遠景のカフェの光景から、一部をトリミング拡大したもの。このあたりから、Fujifilm GFX50Sの不思議な魅力に注目し始める。もともとFujifilm GFX50Sは生っぽい写真が撮れると思っていたのだが、この生っぽさは、トリミング拡大しても保持されているのだ。フルサイズSony alpha7RIIIも4360万画素あるわけで、5140万画素のFujifilm GFX50Sとかわりない。ガンガンにトリミング拡大できる。フルサイズSony alpha7RIIIにおけるトリミング拡大した絵は単に元の絵が拡大された写真そのものという印象なのに、Fujifilm GFX50Sのトリミング拡大した絵はその場の雰囲気をのぞき込んでいる、自分がその場に飛び込んだような生々しさがあるのだ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

日本のカステラのルーツが食べられるカフェがあるというので、トライする。ありましたよ、おおきな丸いケーキを切ってもらうと、正にカステラです。味は素朴。日本のザラメのついたカステラとはイコールでないけれど感激して食べる。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8ギマランイス クリスマス・マーケット

カステラを食べてから、クリスマスマーケットにいってみる。こちらはドイツやウイーンのクリスマスマーケットに比べると地味なもの。ポルトガルは根っからのクリスチャンなんだなと思う。残り時間が僅かで、数ショットしか撮れなかった。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

1時間半はあっというまに過ぎて、何も撮れずにギマランイスを後にポルトにもどる。

ポルトは食後にスーパーマーケットにいって、いろいろ物色する。バカリャウ(乾しタラ)が山のように売っている。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

当方は魚をみるのが大好き。見慣れた魚とちょっと違った大西洋の魚がいっぱい。スーパーでこれなら、ポルトガルは日本人より魚好きかもしれない。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

イワシの缶詰の種類が半端でない。トマト風味、トマトと唐辛子風味、楽しい限り。お土産にいっぱい買い込む。そういえば昨晩はスーパーで緑ワインを買って、2日で1本飲んでしまった。

明日はコインブラです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポルトガル旅行  その1

2018-12-31 21:11:37 | 旅行
ポルトガル旅行  その1

2018-12-7~14
今回の旅は2つの目的がありました。
1、中判カメラFujifilm GFX50Sの力を知ること。
CP+で以前きいたPentax 645のプレゼンターが、<中判カメラは何気ない風景でも絵にしてしまう、絵ハガキ撮影ポントなど撮ったらアカン>というような趣旨の話をしていたことが頭にこびりついていて、こいつをやってみようと思ったのです。Fujifilm GFX50Sで何気ない風景を撮ってみよう。さて、絵になるか???

2、ポルトガルの印象をもらうこと。
陶芸のネタは、色々な所の色や形、諸々の印象を頭にしみこませ、それらがまじりあって突然、陶芸の色と形になって出てくるのです。ポルトガルから何がもらえるのでしょうか????

結論
1、中判カメラの意義を長い間、外側から探ってきました。外側からでは良くわからなかった。フルサイズに対してほんとうに明確に差が出せるのか???? 
とうとうFujifilm GFX50Sを買って、この重たい機材をなんとポルトガル旅行に持ち出したのです。今回の旅は、数日前まではSony α7RIIIとSony α7RII+Zeiss Batis 45mm F2 とBatis 18mm F2.8のフルサイズ2台体制で行くと決めていたのですが、なんと旅行前日にFujifilm X-T3を買って、 Zeiss touit 12mmを付け、Fujifilm GFX50S+ Pentax 645 FA45mm F2.8のサポートとする中判/APS-Cデカチビ2台体制に急遽変更したのです。これよりSony 2台体制 がぎりぎりのところで蹴落とされて、Fujifilm 2台体制となったことはとっても、とっても大きな意味があります。なぜSonyを離れてFujifilmに移行したのか。

Fujifilm GFX50Sを使ったプロが、<これまでの写真を全部Fujifilm GFX50Sで撮りなおしたい>と言っていましたが、その言葉は本当でした。

2、今回は久しぶりのツアー旅行、写真撮影にはツアー旅行は全く向きません。絵葉書ポイントで、さあ皆さん写真を撮りましょうといい、それがすむとサッと次のポイントに移動してゆくのです。14名の参加者ですが、当方はいつも団体さんのしっぽにしがみついて、羊飼いの番犬みたいな添乗員アシスタントに追い立てられながら、必死でそのあたりの写真を撮ったのです。あまりに思ったような写真がとれなくて、最後にはとうとう頭にきて、二度とツアー旅行に行くものかと思ったのです。最終日のリスボンで、やっと得られた半日の自由時間に市場でタコのシーフードを食べて、それだけで、それまでの怒りはすべて消えてしまったのです。

ポルトガルというと ポルトガル→港町→シーフードというイメージだったのですが、このツアーは世界遺産=ゴシック建築、教会/修道院をめぐる巡礼の旅で、とっても勘違いでした。格安ツアーですから、ツアーの企画が悪いというのではなく、単なる当方の思い込みの勘違いでした。

中判カメラの印象と、ポトガルの印象は最後にもっと詳しく書きましょう。

2018-12-8
サンチャゴ・デ・コンポステーラー

Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー
ホテルには昨日の夜遅く着きました。朝、窓から見る風景は北スペインの海からの日の出でした。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー

海といっても深い湾です。寒い気温と温かい海の落差から霧が発生し、ちょっと幻想的風景を見せている中を歓喜の丘(モンテ・ド・ゴゾ)へ向かいます。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー歓喜の丘

歓喜の丘はきれいに整備された公園になっています。各地から訪れる巡礼者は歓喜の丘へ到達して、眼下の最終目的地サンチャゴ・デ・コンポステーラーの町、聖地カテドラルを指さして歓喜に打ち震えるというわけです。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー歓喜の丘

以下、同じような場面をFujifilm GFX50SとFujifilm X-T3の双方で撮っている場面が出てきます。うざいと言わずに比較してみてください。Fujifilm GFX50Sはどちらかというと絵を大事に、Fujifilm X-T3はどちらかというと情報伝達を大事にしています。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー歓喜の丘

カテドラルを指さす像をまねして、みなさんポ―ズをとるのがインスタ映えポイントです。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー歓喜の丘


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー歓喜の丘

これは、おそらく地方から来た方が、地元の石、あるいはここまで来れない方の身代わりの石を像のたもとにおいているシーンです。単なる観光客のポ―ズでなく、ほんとうにここはキリスト教信者の巡礼地であることを感じさせます。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル

最終目的地の聖地カテドラルが見えてきました。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル前広場


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル

ミサが始まり、巨大な香炉が釣りあげられ、思いっきり振り回されます。この風景はそうみられるものでなく、一元さんがみられるのはとってもラッキーなのです。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル

写真ではそう大きくみえませんが、相当大きい香炉です。これが、おそろしい振幅でふりまわされます。長い間風呂にはいらないで到達した巡礼者の匂いを消すために大きな香炉を振り回すようになったと説明されます。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、キンターナ広場


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル前広場


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、キンターナ広場


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8サンチャゴ・デ・コンポステーラー、カテドラル


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 サンチャゴ・デ・コンポステーラー

ポプラでしょうか? この紅葉がきれいだったのですが、ツアーでは時間が無くてよい場面を探すことができません。

ポルト
この日は北スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラー、から3時間半かけてポルトガルのポルトへ入って一泊です。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8ドン・ルイス一世橋

ドウロ河のたもとドン・ルイス一世橋の夜景を散策。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8ドン・ルイス一世橋


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8ドン・ルイス一世橋

夜店に路上パホーマンスとにぎやかです。夕食のモツ煮込みはとっても評判が悪い食事でした。航海にゆく船乗りに肉を上げて、陸のヒトはモツを食べたといういわくのある郷土料理ですから、当時をしのんで食べなければならないのですが、日本のモツ煮込みとは違う特殊なスパイスは日本人につらい。

このくそ忙しい時に頑張ってポルトガル旅行第一報をかきました。

本年は当方のブログをおたずねくださりありがとうございました。それでは良いお年をお迎えください。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする