最近のカメラ事情 その1
10月20日には雨の中ソニービルまで新発売フルサイズミラーレス、ソニーα7/α7Rを見に行きました。カメラに触れるだけでなく、プロカメラマンさんの試写の話が聞けることが嬉しい。α7Rは約3640万画素で、ニコンD800E とほぼ同じ画素数です。作品をソニーの壁一面の巨大液晶パネルに映して、やはり高画素は魅力であると主張していました。驚異的です。高画素の作る絵の違いは当方もD800Eで感じています。密度の作る立体感にアグリーです。 α7Rは重さがD800Eの約半分465g(電池、メモリー込)。これだけで、当方は買いなのです。ニコンD800Eを持ち出すときのあの、なんともしんどい気分から解放されるに違いない、これが全てです。それ以外の性能とか、見た目とかはもう上の空で、壊れさえしなければどうでもいい。ミラーレスは軽くて、ライブビューがしっかりしていさいすればいいのです。
三宅島にはAPS-Cミラーレス、富士フィルムX-E1を買い足して2台とし、さらにフジノン55-200mmとフジノン18-55mmを加えて、富士フィルムX-E1の布陣を固めたのです。新たに15万円くらい投資しました。 動物写真家、小原玲プロさんの勧めに従って富士フィルムX系のミラーレスに資源を集中することにしたのです。Xマウントのツアイスtouit 32mmとシグマ超広角、8-16mmを加えて、超広角から望遠200mmまでを2台のX-E1に振り分けました。付属部品と共にカメラバックに入れて、これに小型の三脚を加えると、実質全重量5.2Kg。これでほとんどのケースに対応できます。レンズ4本、カメラ2台ですから、当然レンズ交換はしますが、あるシチュエーションにおいて2組を選んでセットして、自由に、2組のセットを使ってゆく。これはとっても爽快です。望遠ズームの組み合わせが880gで軽くはありませんが、これで200mmまで撮れれば御の字です。フジノン55-200mmはとてもよいレンズでした。フジノン18-55mmにはきちんとした広角領域を受け持たせるつもりでしたが、フジノンの18mmは広角という使い方においては、シグマ8-16mmの超広角に比べると迫力に欠けて、ほとんど出番が有りませんでした。標準領域ではほとんどツアイスtouit 32mmですんでしまいます。なにしろこちらの組み合わせは510gで、スナップにはちょうどいい重さと取り回しなのです。フジノン18-55mmの組み合わせは610g、わずかしか違わないのですが、ツアイスに比べるとなにか、かさばって面倒くさい。Touit12mmを買い足して、望遠ズームと単焦点2本で事が足りる気がします。当方には標準ズームはいらないようです。
三宅島での撮影の結果はすでにプログにアップしました。3枚選んで、三宅島フォトコンに応募しました。生まれて初めてのフォトコン応募が三宅島とは面白いことになりました。とにかく先方の規格に合わせて、いろいろ準備して応募するというのは面倒なことで、それ故にこれまで応募しないで来たのですが、ひょんなことから応募することになって、これで面倒がらずにフォトコンに応募できそうです。今回の結果は全然期待していませんけれど。何回か応募すればそのうちどうにかなるでしょう。
さて、ソニーα7Rに話をもどしましょう。ボディーだけで最安値20万円弱ですから、いかにお金を工面するか。何かを売って、大半の資金をたたきださないと、ここのところ買い続けていますから、家庭争議になります。ニコンD800Eの代わりにソニーα7Rを買うのですから、D800Eを売れば楽勝なのですが、それが出来ません。なんで、でしょうか? 当方もまだデカくて、重たいメカに一抹の未練をもっているのでしょうか?当方ですらそうなのだから、世の中はそう簡単に一眼レフからミラーレスに移ることが出来ないに違いない。ソニーα7/7Rの一人勝ちにはならないでしょう。同じ防寒性能を持ちながら、重たいコートから軽いコートに変えると何か不安な気持ちになるのと同じです。ソニーα7/7Rはビジネス的によく考えられています。ソニーEレンズにさらに新設計ツアイスレンズを配し、ツアイスといえども値段を抑えています。その分レンズのスペックを下げでいますから、プロはD800Eの代替とはならないと小原玲プロさんはケチをつけています。小原玲プロさんの富士フィルムXマウント至上主義にはソニーα7/7Rは目の上のたんこぶですからね。しかし、新開発のマウントアダプターをつければ、これまでのAマウントを同じAF速度で使えますし、APS-CのEマウントレンズをつけると自動的にAPS-C様式なったり、デジタルズームが組みこまれていて、焦点距離が2倍になったり、ソニーさんらしい、気のまわしようです。ソニーさんはα7Rを完璧なD800Eの代替物としようとせずに、ボディー、レンズ共に軽さを追求して、価格を買いやすい程度に抑え込んでいます。それでこそソニーさんです。ニコンスタンダードなぞ気にすることはないのです。
世の中が付いて行くにはタイムラグがあるでしょうが、一眼レフは遠からずミラーレスに移行してゆくでしょう。EVFがいやだの、シャッタータイムラグだのあれこれ言う方は、どうぞ一眼レフをお使いください。ミラーレスのメリットは軽量だけではないのです。レンズ選択の自由度が各段に上がって、それ故に無数のレンズの個性を楽しめる点にあるのです。お仕着せのズームレンズ2,3本をAFだけで使っている方に、その範囲のなかでAFだのファインダーだのの優劣を議論したって意味ないことです。ソニーα7Rは明らかにそのもう一つのミラーレスのメリットをしっかりと包含しつつ、一眼レフしか使ってこなかったユーザーにも使ってみようと思わせる仕掛けをしているのです。
ニコンやキャノンは一眼レフの軽量路線と更なる高級路線で対抗しつつミラーレスも追わねばならないことになります。当方はしばらく、D800Eとソニーα7Rを並行して使ってみましょう。予想としてはD800E及びニコンズームレンズは売りに出すことになるでしょう。そのときにあまりに下取り値段が下がっていないように、すなわち、皆さんがまだ当分一眼レフにこだわっているように願っているのです。D800Eに付随している、色々な仕掛けやレンズ群は本当のカメラ好きに役立つような、奥深い仕掛けになっていると感じます。しかし、当方のようなアマにとって、高画素フルサイズは中途半端な気がします。その重さと値段に相応した、APS-Cとの違いが出せない。違いを出すには中判以上が必要だ。フルサイズとAPS-Cの差に相応するにはソニーα7/7Rの重さ、性能、価格が妥当なのではないかと思うのです。そのうち、世間が答えをだすでしょう。ということで、明日はソニーα7Rの先行予約にいきましょう。発売は11月15日発売ですから。当面のレンズの布陣もよく考えなくては。泣く泣くペンタックスのデジタル専用レンズを売って資金をつくりましょう。単焦点レンズは苦楽を共にした相棒みたいなもので、手放すのがとってもつらい。遠からず、D800E及びニコンズームレンズは売りに出して、ソニーα7R用のツアイスレンズを買い込むでしょう。新しい単焦点を出さないなら、重たくてもかまわないから、Aマウント、ツアイス135mmと24mmの2本に全てを賭けることになるかもしれません。重たくてもかまわないとは話が矛盾しているではないかとおっしゃいますが、ごついレンズに小さいカメラがへばりついている感じは当方好きなのですよ。カメラ+レンズで1.5kg以下だったらOKです。ごついD800Eにごつい大三元ズームが付いた、2~2.5Kgというその肥満的雰囲気が耐えられない。
富士フィルムX-E1の布陣はどうなるのだ。X-E1を買い足した途端に、X-E2が発売されるとはいかに。AFと画像処理が進歩したようで、そりゃ魅力的ですが、当面そんなことかまっていられない。まずはソニーα7Rの布陣を固めなければ。現在の富士フィルムX-E1の布陣はいい出来だ。ツアイスtouit 12mmを追加すれば完璧だ。ソニーα7Rの布陣を固めつつ、X-E1の処遇を考えよう。
10月20日には雨の中ソニービルまで新発売フルサイズミラーレス、ソニーα7/α7Rを見に行きました。カメラに触れるだけでなく、プロカメラマンさんの試写の話が聞けることが嬉しい。α7Rは約3640万画素で、ニコンD800E とほぼ同じ画素数です。作品をソニーの壁一面の巨大液晶パネルに映して、やはり高画素は魅力であると主張していました。驚異的です。高画素の作る絵の違いは当方もD800Eで感じています。密度の作る立体感にアグリーです。 α7Rは重さがD800Eの約半分465g(電池、メモリー込)。これだけで、当方は買いなのです。ニコンD800Eを持ち出すときのあの、なんともしんどい気分から解放されるに違いない、これが全てです。それ以外の性能とか、見た目とかはもう上の空で、壊れさえしなければどうでもいい。ミラーレスは軽くて、ライブビューがしっかりしていさいすればいいのです。
三宅島にはAPS-Cミラーレス、富士フィルムX-E1を買い足して2台とし、さらにフジノン55-200mmとフジノン18-55mmを加えて、富士フィルムX-E1の布陣を固めたのです。新たに15万円くらい投資しました。 動物写真家、小原玲プロさんの勧めに従って富士フィルムX系のミラーレスに資源を集中することにしたのです。Xマウントのツアイスtouit 32mmとシグマ超広角、8-16mmを加えて、超広角から望遠200mmまでを2台のX-E1に振り分けました。付属部品と共にカメラバックに入れて、これに小型の三脚を加えると、実質全重量5.2Kg。これでほとんどのケースに対応できます。レンズ4本、カメラ2台ですから、当然レンズ交換はしますが、あるシチュエーションにおいて2組を選んでセットして、自由に、2組のセットを使ってゆく。これはとっても爽快です。望遠ズームの組み合わせが880gで軽くはありませんが、これで200mmまで撮れれば御の字です。フジノン55-200mmはとてもよいレンズでした。フジノン18-55mmにはきちんとした広角領域を受け持たせるつもりでしたが、フジノンの18mmは広角という使い方においては、シグマ8-16mmの超広角に比べると迫力に欠けて、ほとんど出番が有りませんでした。標準領域ではほとんどツアイスtouit 32mmですんでしまいます。なにしろこちらの組み合わせは510gで、スナップにはちょうどいい重さと取り回しなのです。フジノン18-55mmの組み合わせは610g、わずかしか違わないのですが、ツアイスに比べるとなにか、かさばって面倒くさい。Touit12mmを買い足して、望遠ズームと単焦点2本で事が足りる気がします。当方には標準ズームはいらないようです。
三宅島での撮影の結果はすでにプログにアップしました。3枚選んで、三宅島フォトコンに応募しました。生まれて初めてのフォトコン応募が三宅島とは面白いことになりました。とにかく先方の規格に合わせて、いろいろ準備して応募するというのは面倒なことで、それ故にこれまで応募しないで来たのですが、ひょんなことから応募することになって、これで面倒がらずにフォトコンに応募できそうです。今回の結果は全然期待していませんけれど。何回か応募すればそのうちどうにかなるでしょう。
さて、ソニーα7Rに話をもどしましょう。ボディーだけで最安値20万円弱ですから、いかにお金を工面するか。何かを売って、大半の資金をたたきださないと、ここのところ買い続けていますから、家庭争議になります。ニコンD800Eの代わりにソニーα7Rを買うのですから、D800Eを売れば楽勝なのですが、それが出来ません。なんで、でしょうか? 当方もまだデカくて、重たいメカに一抹の未練をもっているのでしょうか?当方ですらそうなのだから、世の中はそう簡単に一眼レフからミラーレスに移ることが出来ないに違いない。ソニーα7/7Rの一人勝ちにはならないでしょう。同じ防寒性能を持ちながら、重たいコートから軽いコートに変えると何か不安な気持ちになるのと同じです。ソニーα7/7Rはビジネス的によく考えられています。ソニーEレンズにさらに新設計ツアイスレンズを配し、ツアイスといえども値段を抑えています。その分レンズのスペックを下げでいますから、プロはD800Eの代替とはならないと小原玲プロさんはケチをつけています。小原玲プロさんの富士フィルムXマウント至上主義にはソニーα7/7Rは目の上のたんこぶですからね。しかし、新開発のマウントアダプターをつければ、これまでのAマウントを同じAF速度で使えますし、APS-CのEマウントレンズをつけると自動的にAPS-C様式なったり、デジタルズームが組みこまれていて、焦点距離が2倍になったり、ソニーさんらしい、気のまわしようです。ソニーさんはα7Rを完璧なD800Eの代替物としようとせずに、ボディー、レンズ共に軽さを追求して、価格を買いやすい程度に抑え込んでいます。それでこそソニーさんです。ニコンスタンダードなぞ気にすることはないのです。
世の中が付いて行くにはタイムラグがあるでしょうが、一眼レフは遠からずミラーレスに移行してゆくでしょう。EVFがいやだの、シャッタータイムラグだのあれこれ言う方は、どうぞ一眼レフをお使いください。ミラーレスのメリットは軽量だけではないのです。レンズ選択の自由度が各段に上がって、それ故に無数のレンズの個性を楽しめる点にあるのです。お仕着せのズームレンズ2,3本をAFだけで使っている方に、その範囲のなかでAFだのファインダーだのの優劣を議論したって意味ないことです。ソニーα7Rは明らかにそのもう一つのミラーレスのメリットをしっかりと包含しつつ、一眼レフしか使ってこなかったユーザーにも使ってみようと思わせる仕掛けをしているのです。
ニコンやキャノンは一眼レフの軽量路線と更なる高級路線で対抗しつつミラーレスも追わねばならないことになります。当方はしばらく、D800Eとソニーα7Rを並行して使ってみましょう。予想としてはD800E及びニコンズームレンズは売りに出すことになるでしょう。そのときにあまりに下取り値段が下がっていないように、すなわち、皆さんがまだ当分一眼レフにこだわっているように願っているのです。D800Eに付随している、色々な仕掛けやレンズ群は本当のカメラ好きに役立つような、奥深い仕掛けになっていると感じます。しかし、当方のようなアマにとって、高画素フルサイズは中途半端な気がします。その重さと値段に相応した、APS-Cとの違いが出せない。違いを出すには中判以上が必要だ。フルサイズとAPS-Cの差に相応するにはソニーα7/7Rの重さ、性能、価格が妥当なのではないかと思うのです。そのうち、世間が答えをだすでしょう。ということで、明日はソニーα7Rの先行予約にいきましょう。発売は11月15日発売ですから。当面のレンズの布陣もよく考えなくては。泣く泣くペンタックスのデジタル専用レンズを売って資金をつくりましょう。単焦点レンズは苦楽を共にした相棒みたいなもので、手放すのがとってもつらい。遠からず、D800E及びニコンズームレンズは売りに出して、ソニーα7R用のツアイスレンズを買い込むでしょう。新しい単焦点を出さないなら、重たくてもかまわないから、Aマウント、ツアイス135mmと24mmの2本に全てを賭けることになるかもしれません。重たくてもかまわないとは話が矛盾しているではないかとおっしゃいますが、ごついレンズに小さいカメラがへばりついている感じは当方好きなのですよ。カメラ+レンズで1.5kg以下だったらOKです。ごついD800Eにごつい大三元ズームが付いた、2~2.5Kgというその肥満的雰囲気が耐えられない。
富士フィルムX-E1の布陣はどうなるのだ。X-E1を買い足した途端に、X-E2が発売されるとはいかに。AFと画像処理が進歩したようで、そりゃ魅力的ですが、当面そんなことかまっていられない。まずはソニーα7Rの布陣を固めなければ。現在の富士フィルムX-E1の布陣はいい出来だ。ツアイスtouit 12mmを追加すれば完璧だ。ソニーα7Rの布陣を固めつつ、X-E1の処遇を考えよう。