Sony α7RII試写 ~その5-2 鎌倉・晩夏の花2015~
瑞泉寺から杉本寺に向かいます。
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道端のスイフヨウ、夕方にはしぼんでしまいます。
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フォクトレンダー ウルトラ・ワイド・ヘリアー12mm
間違えて杉本寺を行き過ぎたことが幸いして、閉門ぎりぎりに報国寺にはいれました。竹林が有名で、寺にむかう若い方がぞろぞろと続く、鎌倉にしては珍しい若者人気のお寺です。
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フォクトレンダー ウルトラ・ワイド・ヘリアー12mm
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フォクトレンダー ウルトラ・ワイド・ヘリアー12mm
男の子がかっこつけて彼女を鎌倉に誘う、そんな時、報国寺の竹林が目玉になるようです。この時も男の子が庭の何かの花を珍しいだろうというと、女の子がうちの田舎では一杯さいているよとにべもなく言っていたことが面白い。報国寺の竹林は確かに立派ですが、単に竹林でしたら、京都周辺には東京の雑木林のごとく、あちこちにいっぱいあるのです。薄っぺらなスマフォ情報で動く若者達、それでもいいですよ、若者が日本文化に興味を持つことはなにはともあれとってもいいことです。
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報国寺の竹林は16時が閉門。16時少し前に出て、あわてて杉本寺に戻ります。杉本寺入口のおばさんは16時15分には閉門しますと、いかにも早く帰りたい雰囲気です。看板には16時30分閉門と書いてあるのに。
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
この苔むした階段は上がれません。脇道を登ります。
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
まあ、登るのが大変なわりには、特に被写体が無いお寺でした。
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
再び鶴岡八幡宮にもどって、なごりのハスを撮り直し。
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フルサイズ、デジタルズームx2で撮ってみました。さらにトリミングしています。
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なんとか見られますかな? いずれにせよ、デジタルズームは緊急対応に使うしろものでしょう。普通に撮って後でトリミングした方が綺麗と思いますが、デジタルズームのいいところは、その場で、ピントも含め、一応の出来上がりの絵をみながらシャッターを切れることにあるのでしょう。
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最後の力を振り絞って、鶴岡八幡宮の参道、若宮大路からちょっと東に入ったところにある妙隆寺にフヨウを撮りに行きました。ここは観光スポットとはいえない普通のお寺さんですが、落ち着いてフヨウの撮影ができます。
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サルスベリをバックにフヨウが撮れました。もう日が陰っているのが残念ですが。
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もう一度若宮大路(現在若宮大路は完全リニューを目指して大工事中で、中央の参道は完全にフェンスに囲まれています)に戻ります。なんと、いまごろになって日がさしてきました。
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いつものように、井上蒲鉾店で紅梅はんぺんと小判揚セット750円、長嶋家で粒あんおはぎと六方焼(この小町通りにはいってすぐの和菓子屋さん、おいしいですよ)を買ってお帰りです。
撮り直しによって、結局 32000歩の旅になってしまいました。帰って、ビールと日本酒を飲んで、その後、発熱はしませんでした。今回のストレス負荷療法は上手くいったようです。チップ入れ忘れというショックでボケた頭がいっぺんに目が覚めて、32000歩がだんだんといつものウォーキング状態に体を戻してきたようです。
さて、Sony α7RIIの試写感想を書きましょう。
1、Sony α7RIIの五軸手振れ補正+AFは高画素数と接近マクロ撮影のおけるシビヤーなピントフォーカスを手持ちでも完全に可能にしている。試写その3で示したように手持ちマクロレンズ撮影で極端に拡大しても細部まで解像している。これは驚異的。しかしながら今回の手持ちMF撮影では五軸手振れ補正をもってしても細密なピントを得ることは出来なかった。マクロレンズ撮影で自由なポイントにフォーカスするには、手持ちでフレキシブルポイントAFを使うか、MF+三脚を使うかの2択となる。すなわち、手持ち撮影はAFが必須と思われる。フレキシブルポイントAFは今後トライするが、結局は従来通り、マクロ撮影はMF+三脚に落ち着くのではないかと思っている。オールドレンス中心の撮影では三脚が必須アイテムになるだろう。それくらい高画素数のピントはシビヤーであることと、Sony α7RIIの五軸手振れ補正+AFのコンビネーションがそのシビヤーさをオーバーカムしている点を強調しておく。
2、フォクトレンダー12mmおよび21mmの試写により、Sony α7RIIは明らかに周辺減光および色にじみにおいてSony α7Rの問題点をクレア―した。高画素数でありながら低画素数のSony α7Sと同等あるいはそれ以上に周辺減光および色にじみを回避している。Sony α7RIIはSony α7Sに代わって、オールドレンズの母艦となるであろう。
3、特別に高感度撮影が必要な場合以外は、当方はISO10000まで常用できれば良しとしているために、現状ではSony α7RII一台で、Sony α7RおよびSony α7Sに比して不都合な点は見いだせない。Sony α7RおよびSony α7S 双方を処分してSony α7RII二台体制へ移行することも視野に入ってきた。
4、Sony α7RIIの高感度特性に期待して、Sony α7RIIの露出でM(マニュアル)を選択することが多くなった。シャッター速度と絞りを指定して、ISOで露出を調節する。Sony α7RIIはマニュアル撮影、MF/オールドレンスというマニアックな撮影と純正FEレンズ+AFを駆使した近代的撮影の双方を満足させることができる。
5、以下はタワゴトであるが、Gレンズを使う限りではSony α7RIIの色調は最近のペンタックスの色調に酷似している。ペンタックスの技術者をスカウトしたのではないかとすら疑っている。当方は本来ペンタックスの色調を最も好んでいるのだが、最近のペンタックスの色調は濃厚からライト感覚へシフトしている。Sony α7RIIも傾向としては同じであるが、許容範囲内と思う。今回撮影は曇りに対応して、ビビッドをつかったが、富士フィルムのベルビア・記憶色偏重しすぎのビビッドよりバランスのとれた色調とおもう。
今のところの感想は以上です。
瑞泉寺から杉本寺に向かいます。
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道端のスイフヨウ、夕方にはしぼんでしまいます。
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フォクトレンダー ウルトラ・ワイド・ヘリアー12mm
間違えて杉本寺を行き過ぎたことが幸いして、閉門ぎりぎりに報国寺にはいれました。竹林が有名で、寺にむかう若い方がぞろぞろと続く、鎌倉にしては珍しい若者人気のお寺です。
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フォクトレンダー ウルトラ・ワイド・ヘリアー12mm
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フォクトレンダー ウルトラ・ワイド・ヘリアー12mm
男の子がかっこつけて彼女を鎌倉に誘う、そんな時、報国寺の竹林が目玉になるようです。この時も男の子が庭の何かの花を珍しいだろうというと、女の子がうちの田舎では一杯さいているよとにべもなく言っていたことが面白い。報国寺の竹林は確かに立派ですが、単に竹林でしたら、京都周辺には東京の雑木林のごとく、あちこちにいっぱいあるのです。薄っぺらなスマフォ情報で動く若者達、それでもいいですよ、若者が日本文化に興味を持つことはなにはともあれとってもいいことです。
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報国寺の竹林は16時が閉門。16時少し前に出て、あわてて杉本寺に戻ります。杉本寺入口のおばさんは16時15分には閉門しますと、いかにも早く帰りたい雰囲気です。看板には16時30分閉門と書いてあるのに。
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
この苔むした階段は上がれません。脇道を登ります。
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
まあ、登るのが大変なわりには、特に被写体が無いお寺でした。
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
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フォクトレンダー カラースコパー21mm
再び鶴岡八幡宮にもどって、なごりのハスを撮り直し。
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フルサイズ、デジタルズームx2で撮ってみました。さらにトリミングしています。
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なんとか見られますかな? いずれにせよ、デジタルズームは緊急対応に使うしろものでしょう。普通に撮って後でトリミングした方が綺麗と思いますが、デジタルズームのいいところは、その場で、ピントも含め、一応の出来上がりの絵をみながらシャッターを切れることにあるのでしょう。
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最後の力を振り絞って、鶴岡八幡宮の参道、若宮大路からちょっと東に入ったところにある妙隆寺にフヨウを撮りに行きました。ここは観光スポットとはいえない普通のお寺さんですが、落ち着いてフヨウの撮影ができます。
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もう一度若宮大路(現在若宮大路は完全リニューを目指して大工事中で、中央の参道は完全にフェンスに囲まれています)に戻ります。なんと、いまごろになって日がさしてきました。
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いつものように、井上蒲鉾店で紅梅はんぺんと小判揚セット750円、長嶋家で粒あんおはぎと六方焼(この小町通りにはいってすぐの和菓子屋さん、おいしいですよ)を買ってお帰りです。
撮り直しによって、結局 32000歩の旅になってしまいました。帰って、ビールと日本酒を飲んで、その後、発熱はしませんでした。今回のストレス負荷療法は上手くいったようです。チップ入れ忘れというショックでボケた頭がいっぺんに目が覚めて、32000歩がだんだんといつものウォーキング状態に体を戻してきたようです。
さて、Sony α7RIIの試写感想を書きましょう。
1、Sony α7RIIの五軸手振れ補正+AFは高画素数と接近マクロ撮影のおけるシビヤーなピントフォーカスを手持ちでも完全に可能にしている。試写その3で示したように手持ちマクロレンズ撮影で極端に拡大しても細部まで解像している。これは驚異的。しかしながら今回の手持ちMF撮影では五軸手振れ補正をもってしても細密なピントを得ることは出来なかった。マクロレンズ撮影で自由なポイントにフォーカスするには、手持ちでフレキシブルポイントAFを使うか、MF+三脚を使うかの2択となる。すなわち、手持ち撮影はAFが必須と思われる。フレキシブルポイントAFは今後トライするが、結局は従来通り、マクロ撮影はMF+三脚に落ち着くのではないかと思っている。オールドレンス中心の撮影では三脚が必須アイテムになるだろう。それくらい高画素数のピントはシビヤーであることと、Sony α7RIIの五軸手振れ補正+AFのコンビネーションがそのシビヤーさをオーバーカムしている点を強調しておく。
2、フォクトレンダー12mmおよび21mmの試写により、Sony α7RIIは明らかに周辺減光および色にじみにおいてSony α7Rの問題点をクレア―した。高画素数でありながら低画素数のSony α7Sと同等あるいはそれ以上に周辺減光および色にじみを回避している。Sony α7RIIはSony α7Sに代わって、オールドレンズの母艦となるであろう。
3、特別に高感度撮影が必要な場合以外は、当方はISO10000まで常用できれば良しとしているために、現状ではSony α7RII一台で、Sony α7RおよびSony α7Sに比して不都合な点は見いだせない。Sony α7RおよびSony α7S 双方を処分してSony α7RII二台体制へ移行することも視野に入ってきた。
4、Sony α7RIIの高感度特性に期待して、Sony α7RIIの露出でM(マニュアル)を選択することが多くなった。シャッター速度と絞りを指定して、ISOで露出を調節する。Sony α7RIIはマニュアル撮影、MF/オールドレンスというマニアックな撮影と純正FEレンズ+AFを駆使した近代的撮影の双方を満足させることができる。
5、以下はタワゴトであるが、Gレンズを使う限りではSony α7RIIの色調は最近のペンタックスの色調に酷似している。ペンタックスの技術者をスカウトしたのではないかとすら疑っている。当方は本来ペンタックスの色調を最も好んでいるのだが、最近のペンタックスの色調は濃厚からライト感覚へシフトしている。Sony α7RIIも傾向としては同じであるが、許容範囲内と思う。今回撮影は曇りに対応して、ビビッドをつかったが、富士フィルムのベルビア・記憶色偏重しすぎのビビッドよりバランスのとれた色調とおもう。
今のところの感想は以上です。