小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その197 2021-自然教育園・春夏写真展のご案内

2021-07-26 16:44:53 | 写真日記
自然教育園日記 その197 2021-自然教育園・春夏写真展のご案内

2021-7-22 白金自然写真クラブの写真展が自然教育園で始まりました。


自然教育園が作ったポスター

当方の写真(新緑色の風景)が下にちょこっと入っています。亀/カワセミは鳥撮り名人の作品。 教育園はもう一種、入れ替え時用のポスターを作ると言っていましたが? ここにも当方の写真(入れ替え用のもう一つの新緑色の風景)を使うと言って持って行きました、どうなるのでしょうか?
当方は3枚の全紙フォトを展示しています。8月半ばで3枚とも入れ替えます。
前半は

春色の風景 シャガ
Fujifilm GFX50S + GF120mm Macro
今年撮影の水滴バージョンです。(ガラスに水滴を作り花の前に置く)


紫陽花色の風景 Fujifilm GFX100S + GF110mm
この写真からGF110mmによる前ボケ写真が始まりました。


新緑色の風景 Fujifilm GFX100S + GF110mm

8月中旬からの入れ替え

Fujifilm GFX50S + GF120mm Macro
ユキワリイチゲの水滴バージョン


紫陽花色の風景 Fujifilm GFX100S + GF110mm
前ボケの2作目


新緑色の風景 Fujifilm GFX50S + GF100-200mm
これは鳥のピントが甘くてびくびくもの。

以下、出展しなかった候補作品

Fujifilm GFX50S + GF120mm Macro
ニリンソウの<リアルを越えるバージョン>


Fujifilm GFX50S + GF120mm Macro
ハナニラの<リアルを越えるバージョン>


Fujifilm GFX100S + GF110mm
紫陽花色の風景のさらなる拡大版、虫を中心とするか、風景を中心とするか。


Fujifilm GFX50S + GF120mm Macro
青蜂(セイボウ)の類(クロバネセイボウかミドリセイボウかオオセイボウか?)<飛ぶ宝石>と呼ばれる結構珍しい蜂。今回の展示会に虫撮り名人が出しています。当方のこの写真は、きれいで出そうと思ったのですが、拡大すると蜂のピントが甘くてだせませんでした。


新緑色の風景 Fujifilm GFX50S + GF100-200mm

写真クラブは総勢14名、今回の展示作品は総数44点(貼り替えは別)。中心課題別では鳥が22点、で50%(その内カワセミが6点で鳥の約1/3)。虫が9点で20%、花が7点で16%。いかに鳥が増えた、カワセミが増えたかが明白です。当方みたいに風景一辺倒の人は14名中約2名になってしまいました。自然教育園の観客で、当方のような風景中心作品に興味を持つ方はまずいない。この理由は超シンプル。ここは国立科学博物館の分園、自然教育園、来園する方は自然をお勉強しに来る。勉強が嫌いな人でも、ここに入ると何か動植物の名前を覚えなくてはいけないという気になるから不思議。 写真展すぐ横に大きな壁一面の園内生物・図鑑写真パネルがありますが、観客の多くはこの写真展をその図鑑者写真の続きと思っている。セイボウ、カワセミ、オオタカ、ルリビタキーーーーなるほど、なるほどときて、風景という題名にぶち当たると、なんだこれ変じゃないかということになる。

展示している撮り手はそれなりに苦労しているのです、見手の皆さんは、少しは撮り手の努力に対するレスペクトの心を持ってじっくり見てほしいと思います。ポイントは、撮影の瞬間に何が起きているかを撮り手の立場に立って<想像する力>です。それは面白いことですよ。相手に合わせて頭を切り替えなくては。切り替えチャンネルを持たない方はそれはそれで、そういう人生なのでしょう。

付け加えるに、当方の興味は風景写真というのではなく、<どこまでも、自然の美しい形と色>なのです。自然を知るには生物の名前を覚えるだけでなく、その美しさを発見することも大事である、それも自然教育園の意義であると当方はずっと主張し続けているつもりです。

それから訳あって予定より早く、ちょっと軽い中判カメラ、Fujifilm GFX50Rを購入しました。 色んなレンズを付けて撮影しています。この試写をご期待ください。
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