小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

Sony α7RII 試写 ~その1 自然教育園編~

2015-08-10 16:05:39 | 日記
Sony α7RII 試写 ~その1 自然教育園編~

2015-8-9
当方のSony カメラの保有状態の変遷は次の通りです。

2013-11 NIKON D800E + Sonyα7R
(NIKON D800Eは2台目のSonyα7Rの資金源として売却)
2013-12 Sony α7R 2台
2014-7 Sony α7R 2台 + Sony α6000
2015-3 Sony α7R 2台 + Sony α6000 + Sony α7S
(Sony α7R 1台とSony α6000はSony α7RIIの資金源として売却)
2015-8-7 Sony α7R + Sony α7S + Sony α7RII

ということで、現状Sony α7R 、Sony α7S 、Sony α7RII の3台がならんでいるのです。
これをどう使い分けるか?
あるいはどれか必要ないなら売ってしまいましょう。どれがいらないのでしょうか?

一応、適当にスペック概略を書いておきますが、カメラはスペックよりフィーリングと実績ですよ。



Sonyα7シリーズは世界唯一のフルサイズ・ミラーレスです。当方は一眼レフは念頭にありません。ミラーレスの利点は何度も書きましたが、1)軽い 2)連続したライブビュー 3)他社のレンズが皆使える の3点です。3)だけはどうころんでも一眼レフにはできません。ソニーさんにははやいところ中判サイズのミラーレスをお願いします。このあたりは最後にまた議論しましょう。

Sony α7R + Sony α7Sに、Sony α7RIIが加わったからといって、一見、とりたてて大きな飛躍はないように見えます。
スペック的にはSony α7シリーズの中で最上位ですが、47.4万円(ソニーストアー・税込)にみあう、スペック上のセールスポイントを感じるのは難しいでしょう。Sony α7RIIを買う人の大半はおそらく、Sony α7シリーズを経験して、Sony α7RIIの意義を十分承知の人か、あるいは<本体記録できる4K動画>のために買っていると思います。動画に興味ある人は<本体記録できる4K動画>一発で、Sony α7RIIを買うでしょう。当方は<本体記録できる4K動画>に興味が十分ありますが、動画は撮ったことがないので、当面はスチールカメラとしてのSony α7RIIの意義をコツコツ追うことになります。

当方は腰痛が完治していないので、ヒョコタンヒョコタンとやっとこ自然教育園に出向いて、なんとかSony α7RIIのメリットを探します。

まずはフォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5を付けます。









ここまででも、かなり画素数の高さを感じています。色については特に感心することはありません。



しつこく、ミツガシワと入道雲にこだわって撮りつづけています。



次にフォクトレンダー・ウルトラワイドヘリアー・12mm



Sonyα7Rのときの周辺の色にじみが消えています。多少の周辺減光はありますが、Sonyα7Sなみかそれ以上に周辺減光が抑制されています。これはびっくりです。画素数を向上しながら、周辺減光をおさえることができるとは予想していませんでした。







一つ前の画像をトリミングしたものです。上では気が付かなかったアリの存在が主張をもってきました。このように撮った時に気が付かないことが、トリミングで見えてくるというのが、高画素数の存在意義の一つです。ペンタックス645Dの高画素を表現する時に盛んにこの表現が使われました。





次はcoBORGです。仕様をAPS-Cに変更しています。残念ながら、よい被写体が見つからないうちに、自然教育園3周、10000歩が終了してしまいました。





このクロアゲハはかなり暗いところで休んでいました。かなりノイズが抑えられています。
なにかSony α7Sよりノイズが抑えられているような気がします。そんなはずはないのですが。スペック的にはSony α7Sの方が高感度特性がずっと上のはずなのです。

それからシャッター・フィーリングはずいぶんとよくなりました。Sonyα7Rのグチャというガマガエルをふみつけたようなシャッター・フィーリングは、苦心の末やっとこ一枚の絵を切り取ったというような、達成感があって嫌いではなかったのですが、Sonyα7RIIはずっとスマートになりました。無音にもできるようです。

今回はわずかな、試写でしたが、ひいき目なしで、正直なところSonyα7RIIの総合的力を垣間見た感じがします。フォクトレンダーのような他社の広角レンズがSonyα7RIIで使えると言うことは、びっくりの朗報でした。こればかりはやってみないとわからないので、Sonyα7RIIを買おうと思っている方にはこの情報は貴重でしょう。

今回はすべてMFでした。次回はSonyα7RIIのAF能力をテストしてみましょう。お楽しみに。ところで当方 Sony用AFレンズをあまり持っていないのです。最近発売されたSony FEマウント90mm macroがSonyα7RII にもっとも適したSony用AFレンズと思って、これを狙っています。これを買うと当方の昨年のLifeSeq㈱での稼ぎはほぼ底をつきます。さびしい。今年の稼ぎに精を出さねば。
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自然教育園日記 その45 夏の風景その2

2015-08-06 20:22:20 | 日記
自然教育園日記 その45 夏の風景その2

2015-8-5
日曜に陶芸にいって、2時間半の間ずっと同じ姿勢で立体を作っていた後、完全に腰痛になって、日曜の午後、月曜、火曜と寝たきりになってしまいました。テニスを再開したことが、腰に負担を与え、中腰の撮影と陶芸が完全な腰痛を発生させたようです。水曜は、いつまでも寝ていると寝たきり老人になってしまうことをおそれて、自然教育園に向かいました。重たい荷物がもてないので、最小の機材を選びました。それはSony alpha7S + coBORG, フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5+フォクトレンダークロースアダプター+接写リングです。最小の機材として、この組み合わせは、もっとも軽く且つ使える絵が撮れることを考えての布陣です。予備バッテリー、予備チップ、携帯電話、虫よけスプレー全部Sony Body Bagにいれて、実測1.74Kg。

以下に載せるように、飛び物からクローズアップまでをこの布陣でこなすことができています。自然教育園の午前中は常連さんが皆、集まっていました。今日はちょっと風があるので、9時から11時くらいまでは森の中は何とかトレラブルです。


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + coBORG

実は、今時のチョウはよく見るとボロボロなのです。ボロが目立たない角度の写真だけを載せています。クロアゲハなぞ見るもかわいそうなくらいにボロボロです。


Sony alpha7S + coBORG

これはサギの群れだろうか? カラスと行き違う。


Sony alpha7S + coBORG コバギボウシ


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + 接写リング

写真クラブの方が見つけて教えてくれました。道端で10分くらいこの格好で、まったく飛ばずに撮影されていたオニヤンマです。これは奇跡的ですよ。真正面から接写しようと思ったら、さすがに飛び去ってゆきました。

このオニヤンマの眼と翅は魅力的色とパターンを持っているから使えるかもしれない。使えるというのは、<自然からの色とパターンの収集対象>として、陶芸や絵画のモチーフとして使えると言う意味です。

2015-8-6
9時に自然教育園に入ると、まだほとんどヒトがいません。ヒョウタン池にカワセミさんがいました。


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + coBORG


Sony alpha7S + coBORG

このグロアゲハは孵化直後と写真クラブの方はいっていたが、すでにボロボロで飛べずに地面をはっている。


Sony alpha7S + coBORG

またもやオニヤンマ。オニヤンマはいつも池の上を飛んでいると思っていたのですが、結構道端の日蔭の枝で休むようだ。


Sony alpha7S + coBORG コミスジ


Sony alpha7S + coBORG

クロアゲハ、これもボロボロ


Sony alpha7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5  夕暮れに入道雲

これは夕方家から撮ったもの。

今日は10時には自然教育園の森の中でもすでに30℃を越えたようです。それでもまだ森は元気に生きています。心配なのは鳥や虫。虫はまともに動けず、木陰にかくれ、その虫を食べるスズメバチ、トンボはどうやって生きてゆくのだろう。カワセミもコサギも魚がとれるのだろうか? 池にはアオコがびっしりと覆う。 こいつらは動けなくなったら死ぬしかない。 

一方、当方は、腰痛をかかえつつもなんとか10000歩を達成して、11時には家に帰って、朝風呂に入って、ビールを飲む。これ結構、天国です。

明日は予約しておいた、新発売Sonyα7RIIを買いに行きます。どうなることやら。

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自然教育園日記 その44 真夏の風景

2015-08-01 19:31:30 | 日記
自然教育園日記 その44 真夏の風景

この暑さ、お手上げです。


Sony alpha7S + フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.5  フシグロセンノウ


Sony alpha7S + フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.5

今日も昨日に続いて35℃の中、フシグロセンノウだけは撮ろうと自然教育園に向かいました。これだけ暑いとフシグロセンノウはそう長くはもたないと思ったのです。薄暗い木影に一か所だけフシグロセンノウが咲いていて、何かいい考えはないかといろいろ試みてみましたが、結局これ以上撮り様がありません。撮影は3時半から5時のわずかな時間で歩きもせずに、フシグロセンノウだけを相手にしたのですが、その晩の水の飲み方と体温の状態から熱中症気味になっていることがわかりました。さすがに、しばらくは撮影は危険と思わざるをえません。(2015-7-31)


Sony alpha7S + coBORG  ヤブラン


Sony alpha7S + coBORG  キツネノカミソリとヤブラン

春は紫と黄色の花が多い、夏は紫とオレンジの花が多い。これは何故だろう?(2015-7-31)


Sony alpha7S + coBORG  メジロ


Sony alpha7S + coBORG  メジロとシジュウカラ


Sony alpha7S + coBORG  メジロとシジュウカラ

突然、メジロ、シジュウカラ(おそらくコゲラ)が一か所に集まってさわいでいる。集団で水を飲んでいるようである。また、突然、全員消えていました。夏の小鳥たちはいつもこんな具合です。(2015-7-31)


Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm II

コミスジは羽をあまり大きく羽ばたかずに水平にして飛ぶことが多く、ヒンラリヒラリと頼りげないが、春はじっとしていない。初夏の今頃からは暑すぎるのでしょうか、結構止っているコミスジに出会うようになります。(2015-7-26)


Sony alpha7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5  コバギボウシ


Sony alpha7S + coBORG

チョウも暑くてフラフラ、水分を求めて地面に口をつっこみます。近付いても逃げようともしません。(2015-7-24)


Sony alpha7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5

ミツガシワと入道雲。今日は入道雲が出ています。実際に帰りぎわに夕立と雷に襲われました。(2015-7-24)

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