小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その65 原点回帰その2

2016-06-11 19:44:29 | 日記
自然教育園日記 その65 原点回帰その2

当方の写真の原点は、Zeiss Planar 100mm macro F2と Zeiss Distagon 18mm F3.5 2本のレンズを2台のカメラにつけた2台体制なのです。
最初はPentax K20D, K7, K5とダブらせながら2台体制
次にFujifilm X-E1の2台体制
次にSonyα7Rの2台体制
そして、現在のSony α7RIIの2台体制
途中で、リコーGXRとかNikon D800Eとかが加わっては去ってゆきました。
いずれの時もPlanar 100mm macro とDistagon 18mmが中心となってきました。

Sony α7RIIの2台体制は出来立てのホヤホヤです。今日は原点に戻ってPlanar 100mm macro とDistagon 18mmをSony α7RIIにつけてみましょう。

Distagon 18mmは当初ペンタックス用Kマウントでしたが、Nikon D800Eの時にニコン用Nマウントに切り替えて、そのままです。NマウントからライカMマウント・アダプターさらにMマウントからソニーEマウントへのフォクトレンダー・クローズ・フォーカス・レンズアダプターの2つのアダプターを介してソニーにつないでいるので、本来の最短撮影可能距離30cmmがほとんど被写体に密接するくらいに近寄れるようになりました。このおかげで、Distagon 18mmが生き返りました。 このクローズ・フォーカスがないと、フルサイズではDistagon 18mmでは対象が小さくなりすぎてしまうのです。

2台体制をとると、同じ対象に対して、100mm macro と 18mm超広角接近撮影を同時に撮影できるのです。1台のカメラでいちいちレンズを換えていると、面倒になって、どちらかのレンズでの撮影になってしまいます。 海や雨でレンズを交換するのも避けたいところです。旅の時に1台壊れても、持って行った機材をみな生かして残りの1台で撮影を続けられます。実際に、ロンドンでペンタックK-20Dが、雪の日にSony α7Rが不調になり、もう一台で撮影を続けた経験があります。


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro
Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm

2016-6-8


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro


Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm

アオイロニワゼキショウのような小さな花はマクロの対象であり、広角でとってもあまり効果はありません。広角では当然トリミングしています。小さな花でも集団になっているときパンフォーカスをねらうなら、広角でしょう。自然公園はなかなかこういうパンフォーカスむきの場面が生まれないのです。


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro

動く虫を狙うときは、広角で超接近すると当然逃げますから、やっぱりマクロの世界でしょう。虫を広角で捉えることが出来きたらラッキーです。


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro

たまたま一本ぽつんと咲いていたので撮ってみました。


Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm

こいう大型の花は広角接近撮影の出番です。


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro

これもマクロの世界でしょう。


Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm


Sony α7RII + Zeiss Planar 100mm macro


Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm

これくらいの大きさの花ですと、12mmを使いたい。


Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm

ヤマホタルブクロのような奥行きのある被写体は広角が使いやすい。クロース・フォーカス・アダプターの効果が抜群。

Zeiss Planar 100mm macroは最高のマクロ。しかし遠景に弱い。
Zeiss Distagon18mmは光がないとダルな色になるのが欠点。光があると俄然元気になる。 マクロ一辺倒だと、同じ調子になってしまうが、18mmをいれると変化がつけられる。いつもうまくゆくわけではないが、時々大当たりする。
フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mmはさらにアクセントを生み出すが、画像の精密さではZeiss Distagon18mmが上である。
いろいろなマクロをため込んでいるし、いろいろな広角も持っているからSony α7RII 2台体制は楽しみだな。

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自然教育園日記 その64 原点回帰その1

2016-06-09 18:36:06 | 日記
自然教育園日記 その64 原点回帰その1

ミラーレス・カメラはPCの一種であると思っている。このミラーレスPCソフトともいえる種々の工夫が、日進月歩で進んでいる。当方の興味あるのは、Nikon1/ベスト・モーメント・キャプチャー(BMC)、ペンタックス・オリンパス/ハイレゾリューション、オリンパス/フォーカス・ブラケット、ルミックス・ソニー/4K動画からの写真切り出し、の4つである。

まずルミックス4K動画が脱落、ハイレゾはこれが使えるカメラを持っていないので今のとこ対象外、BMCは断然役に立つのであるが、後述のように問題がある。 最後に残ったフォーカス・ブラケットに向かったのであるが、ここで思わぬ展開となった。

まずはBMCの続き。2016-5-31, 6-2


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC


Nikon1+Nikon1 70-300mm/BMC

2016-6-7
ここで大変なことをご報告しなければなりません。 明日、Olympus OM-D E-M1とお別れです。Sony α7RそしてSony α7Sともお別れです。その代わり、Sony α7RIIがすでに送られてきました。3台のカメラを売って1台のカメラと交換したわけです。それも2台目のSony α7RIIです。このとんでもない転換の心は?

1) 最近、Olympus 60mm macroが壊れて、前々から持っているOlympusメカに対する不信感が再発し、Olympus OM-D E-M1も壊れるのではないかという不安が増大したこと。これまでに、なにもしないのに壊れた4台のカメラ/レンズはすべてOlympusなのである。

2) 鳥撮りの場面はNikon1/Nikon1 70-300mm/BMCがカバーしており、事実上、Olympus OM-D E-M1はほとんど出番がなかったこと。

3) Olympus OM-D E-M1を持ち続けたのは唯一<フォーカス・ブラケット>を使ってみたいというのが理由。しかし、半年以上もぐずぐずしていて最近やっとファームウエア更新で作動できるようになり、フォーカス・ブラケットが使えるようになった。ちょっと使った感じでは、いまのところピントこない。これはうまい使い方を編み出すのに努力を要するようである。メゲたわけではないが面倒くさそう。

4) Sony α7Sは、高い金を出して、その超高感度を手に入れたのだが、四苦八苦その使い方を試みたにもかかわらず、やはり出番が見つからなかった。今度の写真展にSony α7Sの作品を1点出すので、全紙印刷しようとしたら、画素数が足りませんと言われたこと。これはショックだった。結局、押し切って全紙印刷したけれど、Sony α7Sの低画素数にはガックリと嫌気がさしたこと。(白の陰影表現にはいいところがあるのですが、残念です。)

あれやこれや新しいことに手を出したのですが、どれもかなり時間をかけて使い込まないとものにならないようです。

現在、今年の秋までに陶器でハンドメード・マーケットに乗り込もうという目標達成とLifeSeqの新事業準備が最終階に入り、その商売展開が目の前になってきました。いずれもそう簡単ではありません。ちゃんと商売にするにはどうしたらいいのだ!!!!  ようするに、大変なのだ。

これでは、広げに広げまくったカメラを追いきれない。一旦整理しましょう。使わないカメラを置いておいても、二束三文になるだけだ、やりなれたコアの部分だけを充実させましょう。頭を散らかさないように。

本格撮影はフルサイズSony α7RIIの2台体制。気軽撮影はAPS-C Fujifilm X-T10+ Zeiss/touitの2台体制。飛び物は1インチセンサー Nikon1/ Nikon1 70-300mm/Best Moment Capture の3パターンに整理しました。
結局、コアの居場所はSony/full sizeとFujifilm + Zeiss/touitに絞られた。原点回帰です。


Sony α7RII+Sony FE90mm macro


Sony α7RII+フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm


Sony α7RII+フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm

次回は、さらなる原点回帰を述べましょう。
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