白金自然写真クラブ写真展(2018秋)が自然教育園で11-9より12-20まで開催されます。
当方の展示は以下の通り。この写真展は自然教育園内での撮影に限定されています。山手
線内の森ですから絶景を期待するのは無理。そこで、当方のよう風景のみで引き付ける絵
を撮ろうとすることは至難の業なのです。当然ながら、この写真展の3/4は鳥、昆虫、珍
しい花が中心となっています。この森は東京周辺で見られる鳥、虫は、皆さんの予想を遥
かに越えて集まっています。また、この写真展にはこの森で今年オオタカが巣立つまでの
ドキュメンタリー写真が展示されています。どうぞ、この写真展をたずねください。
<秋色の競演> Sony alpha7RII + Sony/Zeiss 135mm F1.8
水生植物園を見下ろす自然教育園ビューポイントの一つ、皆さんが撮影する典型的風景ですが、たまには典型的絵もいいかなと思って展示しました。
<嵐の置き土産> 上の入れ替え用写真 Sony alpha7RIII + Sony FE70-300mm
これは、自然教育園に最近行った方でないと何だかわからないと思います。ひょうたん池の奥の岸に立っていた大きな木が今年の台風で倒れてヒョウタンの首の部分をふさいでしまったのです。記念に撮影したものです。予算の関係かなかなか実施されませんが、そのうちに元に戻される予定ですからこの状景は消えてしまう運命です。あまり受けそうにないので、展示しないかもしれません。
<モミジ咲く> Sony alpha7RII + Sony FE70-300mm
水面に浮かんだモミジと写った木を撮影したものですが、実際はこの写真の上下逆です。こちらの方が面白いので、わざわざ逆にしました。これは全紙ノートリです。初めはこんな絵を大きくするのは恥ずかしかったのですが、ひっくり返したら面白いので、まあいいかというところ。
<晩秋残光1> Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
晩秋残光は3種あります。これをまず展示して、気が向いたらあとの2つを入れ替えます。
<晩秋残光2> Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
印刷してみたらレンズのゴミが見立ちすぎで、ボツにするかもしれません。
<晩秋残光3> Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
以下は展示の予定はありませんが、展示候補として選んだいくつかを載せておきます。
<ススキ踊る秋> Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 L
Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8
Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 L
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
ここから下は、当方の本音の撮影指向に合わせた、なんだかわからない写真。本当はこういう絵を展示したい。3番目、4番目は使えるかもしれない。あとはまだまだ全然不十分。
クラブのメンバーや観客全員から無視されること間違いないので、いまのところ本音の写真は展示しません。いつの日か自分で本当に気に入った本音の写真が撮れれば、無視されようが展示します。
いもりの沼 Sony alpha7RII + Sony FE70-300mm
大風に揺れるモミジ Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8
枯草のリズム Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8
水鏡シリーズ Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8
水生植物園の池に降る雪 Sony alpha7RII + Sony FE 90mm F2.8 macro
こうやって振り返って見ると、役立っている機材や撮影方針の本音を見出すことが出来ます。元来、サブカメラとして扱っているFujifilm X-T10とZeiss touit の組み合わせが半分近くえらばれ、FujifilmとZeissのマッチングへの傾倒がわかります。SonyではSony FE70-300mmが思いのほかいい色を出しています。 レンズではZeissが絶対的信頼を集めているのに加えて、Canon Lレンズの色の美しさが新たに発見されました。高速連写を受け持つSony alpha7RIIIよりじっくり撮影を受け持つSony alpha7RIIの方が多く選ばれていることから、やはり動き物は当方に合わないという結果となっています。
当方の撮影の方向は、写真の本来の使命である情報伝達性をぎりぎりまで抑えて、色と形の面白さのみを追いかける、言ってみれば、具象より抽象に向かっています。絵画的写真しかも抽象絵画的であることが本音であることが明白です。時代は具象から抽象へ進展したのだが、現代はまた具象へ揺れ戻っているように思われます。若者の流れとして絵画でも陶芸でも超絶実写が人目を引き、一方、若い人にとって、抽象といえば漫画/イラストでしょう。写真では<インスタ映え>が示すようにコミュニケーション/受け狙いが流れです。しかし、当方は小さいころに染み付いた抽象へのあこがれから逃げることができません。具象のために発達してきた写真で抽象を表現するという矛盾の中で、これからどうしたらいいのでしょうか???
当方の展示は以下の通り。この写真展は自然教育園内での撮影に限定されています。山手
線内の森ですから絶景を期待するのは無理。そこで、当方のよう風景のみで引き付ける絵
を撮ろうとすることは至難の業なのです。当然ながら、この写真展の3/4は鳥、昆虫、珍
しい花が中心となっています。この森は東京周辺で見られる鳥、虫は、皆さんの予想を遥
かに越えて集まっています。また、この写真展にはこの森で今年オオタカが巣立つまでの
ドキュメンタリー写真が展示されています。どうぞ、この写真展をたずねください。
<秋色の競演> Sony alpha7RII + Sony/Zeiss 135mm F1.8
水生植物園を見下ろす自然教育園ビューポイントの一つ、皆さんが撮影する典型的風景ですが、たまには典型的絵もいいかなと思って展示しました。
<嵐の置き土産> 上の入れ替え用写真 Sony alpha7RIII + Sony FE70-300mm
これは、自然教育園に最近行った方でないと何だかわからないと思います。ひょうたん池の奥の岸に立っていた大きな木が今年の台風で倒れてヒョウタンの首の部分をふさいでしまったのです。記念に撮影したものです。予算の関係かなかなか実施されませんが、そのうちに元に戻される予定ですからこの状景は消えてしまう運命です。あまり受けそうにないので、展示しないかもしれません。
<モミジ咲く> Sony alpha7RII + Sony FE70-300mm
水面に浮かんだモミジと写った木を撮影したものですが、実際はこの写真の上下逆です。こちらの方が面白いので、わざわざ逆にしました。これは全紙ノートリです。初めはこんな絵を大きくするのは恥ずかしかったのですが、ひっくり返したら面白いので、まあいいかというところ。
<晩秋残光1> Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
晩秋残光は3種あります。これをまず展示して、気が向いたらあとの2つを入れ替えます。
<晩秋残光2> Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
印刷してみたらレンズのゴミが見立ちすぎで、ボツにするかもしれません。
<晩秋残光3> Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
以下は展示の予定はありませんが、展示候補として選んだいくつかを載せておきます。
<ススキ踊る秋> Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 L
Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8
Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 L
Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8
ここから下は、当方の本音の撮影指向に合わせた、なんだかわからない写真。本当はこういう絵を展示したい。3番目、4番目は使えるかもしれない。あとはまだまだ全然不十分。
クラブのメンバーや観客全員から無視されること間違いないので、いまのところ本音の写真は展示しません。いつの日か自分で本当に気に入った本音の写真が撮れれば、無視されようが展示します。
いもりの沼 Sony alpha7RII + Sony FE70-300mm
大風に揺れるモミジ Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8
枯草のリズム Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8
水鏡シリーズ Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm F2.8
水生植物園の池に降る雪 Sony alpha7RII + Sony FE 90mm F2.8 macro
こうやって振り返って見ると、役立っている機材や撮影方針の本音を見出すことが出来ます。元来、サブカメラとして扱っているFujifilm X-T10とZeiss touit の組み合わせが半分近くえらばれ、FujifilmとZeissのマッチングへの傾倒がわかります。SonyではSony FE70-300mmが思いのほかいい色を出しています。 レンズではZeissが絶対的信頼を集めているのに加えて、Canon Lレンズの色の美しさが新たに発見されました。高速連写を受け持つSony alpha7RIIIよりじっくり撮影を受け持つSony alpha7RIIの方が多く選ばれていることから、やはり動き物は当方に合わないという結果となっています。
当方の撮影の方向は、写真の本来の使命である情報伝達性をぎりぎりまで抑えて、色と形の面白さのみを追いかける、言ってみれば、具象より抽象に向かっています。絵画的写真しかも抽象絵画的であることが本音であることが明白です。時代は具象から抽象へ進展したのだが、現代はまた具象へ揺れ戻っているように思われます。若者の流れとして絵画でも陶芸でも超絶実写が人目を引き、一方、若い人にとって、抽象といえば漫画/イラストでしょう。写真では<インスタ映え>が示すようにコミュニケーション/受け狙いが流れです。しかし、当方は小さいころに染み付いた抽象へのあこがれから逃げることができません。具象のために発達してきた写真で抽象を表現するという矛盾の中で、これからどうしたらいいのでしょうか???