気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“ハイレゾ音源”とは

2015-03-01 23:35:28 | 情報技術・情報処理技術・サービス

ハイレゾとは、High Resolution(高解像度)のことです。即ち、高音質の音源ということになりますが、CDの音質を超える高音質のことを指しているようです。

CD音質の解像度の規格は、サンプリング周波数が「44.1KHz」(即ち、1秒間あたり44100回の頻度で音の記録をとり)、各サンプル値を表現するデータ量が「16ビット」(2進数の16桁、即ち、65536段階のひとつの値)ですが、ハイレゾ音源は、これを上回る細かさで録音された音源ということです。

具体的には、{サンプリング周波数=44.1KHz~96KHz}×{サンプル値を表現するデータ量=16~24ビット}の領域あたりを指しているようです。例えば、イーグルスの「ホテルカリフォルニア」という楽曲(注:全体で6分30秒の曲)の場合、データ量は、CDの場合が66MB(メガバイト)に対し、ハイレゾの場合は140MBなどとなります。

ハイレゾの場合は息づかいまで感じる臨場感や音の立体感まで味わえるようです。ハイレゾ音源は、ハイレゾ音源配信サイトからダウンロード・購入し、それに対応するスマホやイヤホン・ヘッドホンを利用したり、その他、PC経由で各種対応再生機器にコピーしたりして楽しめます。

配信サイトとして以下のようなところが知られており、それぞれ以下のような数の楽曲が提供されているようです。
・e-onkyo music・・・約8万曲
・mora(モーラ)・・・約6万4000曲
・OTOTOY(オトトイ)・・・約2万曲
・VITOR STUDIO HD Music.・・・約1万5000曲

今後、どのように普及していくか、注目されるところです。


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