ソーシャルメディア時代のマーケティングとして、「コミュニティマーケティング」と呼ばれるものがありますが、それを推進する人がこのように呼ばれているようです。
コミュニティマーケティングとは、文字通り、コミュニティを活用するマーケティングのことですが、ある企業やその商品・サービスに共感を抱いているファン同士の集まり(コミュニティ)を活用して行なう販売戦略と言えます。
それを推進するコミュニティマーケッターとは、企業が提供している商品やサービスに魅力を感じるファンを見つけ、ファン同士のコミュティに積極的に参加し、対話やイベントを通して共感度の高いファンを見つけ、その人の口コミで自社の商品やサービスを広めてもらうようにする仕事をする人を指しているようです。
なお、コミュニティマーケッターのように以前には無かった新たな職種が、最近になっていくつか登場してきています。例えば、「カスタマーサクセス」(顧客へ能動的に接触しその目標達成に努力する人)、「ピープルアナリスト」(人事や採用をデータの分析結果に基づいて戦略的に実践する人)、「エバンジェリスト」(自社サービスを社外向けに啓発活動する人)、「データサイエンティスト」(大量データの分析を通して課題の質の向上や解決法を提案する人)、「UI/UXデザイナー」(アプリの見た目や使い勝手の改善に寄与する機能を設計する人)などです。