ネット(オンラインプラットフォーム)経由で入ってくる(単発の)仕事をこなす形態を指しています。スポット的な需要へ効率的に対応する形態で、最近、アメリカで増えつつあるビジネスモデルのようです。
”gig”はあまり耳慣れない単語ですが、英和辞書によると、「一頭引き二輪馬車」、「軽い狭いボート」、「ジャズ演奏の仕事」などの意味のようです。1970年代に小さなライブハウスでのライブコンサートを”ギグ”と呼んだようです。ギグ・エコノミーにおける”ギグ”とは、「単発の仕事」、「日雇い」などの意味として使用されているようです。
ギグ・エコノミーの事例として、以下のようなものが知られています。
・ウーバー:オンデマンドのタクシー配車サービスなど
・Postmates:即配と買い物代行サービス
・Amazon Flex:一般人を活用したオンデマンド配送サービス
アメリカでは、法制度(例:個人年金制度や健康保険制度)をどう摺り合わせしてゆくか、ということが政治の争点になりつつあるようです。