いわゆる次世代店舗のことで、経済産業省のサイト(※1)によると、”AI、カメラ、電子タグなど様々なツールを用いて流通をデジタル化し、業務効率化やデータ利活用による新たな価値の創造を目指す店舗”との説明がされています。
※1 https://www.meti.go.jp/press/2017/03/20180316002/20180316002.html
似たような構想や店舗の取り組みは、RFID(注:”無線周波識別”と呼ばれ、ID情報の書き込まれた電子タグを電波で読み取りモノを識別する仕組み)が登場して間もない2003年頃から”future store”として知られています(※2)。
※2 ドイツMETROグループの取り組みがあり、下記サイトや動画を参照
・http://www.bfc-con.com/blog/column/metrorfid.shtml
・https://www.youtube.com/watch?v=rBXJ9Razofw&t=40s(動画)
最近では、ディスカウントストアの”トライアルカンパニー(福岡市)”やマイクロソフトなどの取り組みが知られています。
<トライアルカンパニーのスマートストア>
AIカメラやタブレットを装着した”スマートショッピングカート”と大型の”デジタルサイネージ(電子看板)”を店内に配備し、それらを来店客と店舗側との接点とし、店舗内での来店客の買い物行動などのデータを収集し分析を行い、その結果により来店客へ効率的にアプローチし、収益増を図ることを狙った店舗のようです。小売業におけるCPS/IoT化とも言えると思います。グループ内の店舗から導入を開始し、2020年7月からはグループ外である”リテールパートナーズ”の傘下の店舗への導入の取り組みも始め、結果を踏まえ2021年4月より本格的なスマートストアをオープンする予定のようです。関連サイトは以下です。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/watch/00013/01330/
<マイクロソフトのスマートストア>
紹介サイトは、例えば、以下です。
https://www.digital-transformation-real.com/blog/smart-store.html#toc-0