電通より発表されている、毎年1年間の広告費で、(1)マスコミ四媒体広告費、(2)インターネット広告費、(3)プロモーションメディア広告費の合計です。
2020年の総広告費は新型コロナの影響により6兆1,594億円(前年比88.8%)に留まったようです。対前年下げ幅の11.2%は、1947年の統計開始以来、リーマン・ショックの影響を受けた2009年の5兆9,222億円(前年比88.5%)の下げ幅11.5%に次ぐ大きなものであったようです。
ちなみに、”マスコミ四媒体広告費”は2兆2,536億円(前年比86.4%)、”インターネット広告費”は2兆2,290億円(前年比105.9%)、“プロモーションメディア広告費”は1兆6,768億円(前年比75.4%)となっていて、プロモーションメディアの広告費の下げ幅が約25%と大きくなっています。インターネット広告比は増加はしていますが、2019年まで6年連続で2桁成長してきていましたが、今回は減少にはならなかったものの1桁成長に留まりました。
電通のニュースリリース(2021.2.25)のサイトは、https://www.dentsu.co.jp/news/release/2021/0225-010340.htmlです。
電通報の解説記事(2021.2.25)のサイトは、https://dentsu-ho.com/articles/7665です。