話しかけられると、AI(人工知能)が音声の内容を分析し人間のように回答を返してくれる機器です。一種のIoT機器とも言えます。
マイクを内蔵しており、音声をキャッチしそれをインターネット経由でAIシステムへ送るようにようになっています。話しかけるだけで、様々なことができるようになっています。天気予報やニュースといった情報を得たり、ネット通販に注文をしてもらったり、タクシー配車を依頼したり、家電のスイッチ操作をしてもらったり、等々です。
米国では進んでいるようですが、日本でも、今後、音声を用いたこのような機器が普及しそです。年内には日米IT企業が相次いでこの市場へ参入するようです。
2017年8月にはLINEの「クローバウェーブ(Clova WAVE)」が、10月にはGoogleの「グーグルホーム(Google Home)」が、それぞれ販売され、また年内にはamazonの「エコー(Echo)」、SONYの「LF-S50G」が販売されるようです。
スピーカーとユーザとのやり取りの内容は、AIシステムにビッグデータとして蓄積され、機械学習により自然な会話に近づけるようになるとのことです。