気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“SXSWインタラクティブ”とは

2019-04-19 23:38:47 | 情報技術・情報処理技術・サービス

SXSWは「サウス・バイ・サウスウエスト」(South by Southwest)と読みます。毎年3月、米テキサス州オースチンで開催される大規模なイベントで、米SXSW社の主催です。

SXSWは、1987年に音楽祭として始まったようですが、現在では、SXSWミュージック(1987年~)、SXSWフィルム(1994年~)、SXSWインタラクティブ(2007年~)、SXSWコメディ(2017年~)の4部門に分かれて開催されているようです。SXSW2019は、3月8~17日の10日間に亘って開催されたようです。

SXSWの1部門である「SXSWインタラクティブ」は、もともと、インターネット関連の新技術企業の祭典であったようですが、最近は、IT関連企業、スタートアップの新規事業アイデア、プロトタイプ紹介がメインとなっていて、メディアでも大きく取り上げられているようです。

出展されたものの1つに、未来型寿司レストラン「Sushi Singularity」(スシ・シンギュラリティ)というものがあったようです。「OPEN MEALS」という、電通・山形大・3D共創コンソーシアムなどによるグループによるもので、AIが人間の能力を超えるとされる時点の「シンギュラリティ」という言葉をネーミングに使用しているのは、食においても人間を超える日が来ることを示唆しているようです。

実際、「Sushi Singularity」では、3Dプリンターを使って、様々の食材を利用して、自由な形の寿司を作れるようです。自分の好みの寿司を作って食べられる未来を描いた取組みになっています。食の究極的なパーソナライゼーションを可能にしようとしています。実用化も遠くないようで、2020年には、東京に最初のレストランをオープンする計画のようです。

関連の動画は、例えば、https://www.youtube.com/watch?time_continue=81&v=zNcfQrzMVTcです。

 


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